便利なウォーターサーバーですが雑菌が繁殖しないか心配ですよね。
雑菌対策がされた製品を買ったほうがいいのか迷います。
そこで今回はウォーターサーバーの雑菌問題について解説します。
何もしないでいるとどうなるのか気になる人は、ぜひ参考にしてください。
衛生面で安心のウォーターサーバー5選
雑菌繁殖を防止しやすいウォーターサーバーを5つ紹介します。
アクアクララ AQUA WITH(アクアウィズ)
料金 | ●アクアクララウォーターボトルレギュラー(12L) 2年割プラン1,404円/本(税込) 通常プラン1,512円/本(税込) ●アクアクララウォーターボトルスリム(7L) 2年割プラン1,080円/本(税込) 通常プラン1,188円/本(税込) ●安心サポート料 2年割プラン2,200円/月(税込) 通常プラン3,300円/月(税込) |
水のタイプ | RO水 |
ボトルタイプ | ワンウェイ方式 |
機能 | UV除菌ランプ、Agプレート |
メンテナンス | 無料 |
特徴・おすすめポイント
ネスレと共同開発をして作られたウォーターサーバーであり、まず定期メンテナンスを無料で行っているところですので、サーバーの衛生面はしっかりと管理されています。
またUV除菌ランプという殺菌をしっかり行ってくれるライトが出る機能もありますし、殺菌機能があるAgプレートによって、より衛生面に気を使っています。
ワンウェイボトルで使い捨てでもありますので、使いまわしによる雑菌の繁殖御防ぐことができます。
フレシャス dewo mini(デュオ ミニ)
料金 | 1パック富士(999円・税込)、レンタル料金月550円(税込)3箱以上の場合、無料。 |
水のタイプ | 天然水(富士) |
ボトルタイプ | パック式 |
機能 | UV除菌(UV-LED) |
メンテナンス | 無料(メンテナンスフリー) |
特徴・おすすめポイント
フレシャス dewo mini(デュオ ミニ)は詰め替え部分に関しては、パック式になっている製品ですので、一回で使い切ってそのまま捨ててしまう製品となっていますから、衛生的にもいい方式を採用しています。
また、UV-LEDという機能を搭載しており、天然水をいつでもしっかりと新鮮な状態でキープしているよう状態を保ってくれますので、雑菌が繁殖しにくいようになっています。
メンテナンスも無料と行いやすいところもいいです。
フレシャス SIPHON+(サイフォンプラス)
料金 | 1パック富士(1248円・税込)、1パック木曽(1264円・税込) |
水のタイプ | 天然水(富士、木曽) |
ボトルタイプ | ワンウェイ方式 |
機能 | UV除菌(UV-LED) |
メンテナンス | 無料(メンテナンスフリー) |
特徴・おすすめポイント
フレシャス SIPHON+(サイフォンプラス)も、フレシャス dewo mini(デュオ ミニ)と同様に、UV-LEDという殺菌を行う機能が搭載されているだけではなく、メンテナンス費用も無料になっていますので、サーバー内の衛生環境はしっかりと保たれています。
また、こちらの詰め替え用のパックも使い捨て方式になっていますので、衛生面はしっかりとしているようになっています。
コスモウォーター Smartプラス
料金 | 【1ボトル12L】(2052円税込) |
水のタイプ | 天然水(富士) |
ボトルタイプ | ワンウェイ方式 |
機能 | Wクリーン機能(熱湯除菌+クリーン処理) |
メンテナンス | 無料 |
特徴・おすすめポイント
雑菌対策がしっかりとされている製品であり、雑菌の入りにくいワンウェイ方式を採用しているだけではなく、熱循環によるものとクリーン処理も行えるようになっているWクリーン機能が搭載されていますので、サーバー内部の雑菌対策についてはレベルが高いです。
さらに定期メンテナンスも無料で行っていますので、衛生面は万全の態勢を整えている製品です。
プレミアムウォーター cado×PREMIUM WATER
料金 | 月額約3,974円(12L×2本)、サーバーレンタル代月額1,100円(税込・初月無料) |
水のタイプ | 天然水 |
ボトルタイプ | ワンウェイ方式 |
機能 | 加熱クリーンシステム |
メンテナンス | なし |
特徴・おすすめポイント
衛生面に関しては加熱クリーンシステムというものが搭載されており、温めていた水と冷たい水を循環させることによって、サーバー内の水をしっかりと熱殺菌ができるシステムが構築されています。
また、冷水タンクについては外気が入りにくい構造になっていますので、空気から雑菌が侵入するというようなことを防いでくれるようになっています。最後まで安心して飲むことが可能です。
ウォーターサーバーは雑菌だらけ?研究結果について
結論から言うと、製品により水質の差はあるものの、数ヶ月そのまま利用したウォーターサーバーが危険な雑菌だらけになる可能性は低いです。
「東京都生活文化局消費生活部」が行ったウォーターサーバーの水質調査では5つの検体のうち2つで基準を上回る一般細菌が確認されましたが、残りの製品では設置から58日が経過しても基準内におさまりました。
しかしながら、一般細菌はどこにでも存在しますが、ウォーターサーバーの菌については、健康を害するようなものではなく、正常な範囲内だったと言えます。
実際、飲料メーカーに課せられる品質テストにおいても一般細菌の調査は行われていません。しかし、乳幼児や高齢者のような免疫力が低い状態の人にとっては注意が必要です。
ウォーターサーバーの水は煮沸させてから利用するほうが望ましいでしょう。
ウォーターサーバーと雑菌の発生源と繁殖のメカニズム
ウォーターサーバーは、家庭で飲料水を供給する便利な機器です。
しかし、ウォーターサーバーは雑菌が繁殖しやすい環境でもあります。
雑菌が繁殖すると、水道水よりも汚い水を飲むことになり、健康被害につながる可能性があります。
事実、ある調査では、一定期間メンテナンスがされていないウォーターサーバーでは、1mlあたり5万個以上もの雑菌が見つかったということだが、これは水道水の水質基準を100倍以上こえる数値で、もはや「安全な水」とは程遠い状況になっていたとか。
安全なはずのウォーターサーバーに潜むワナ
ウォーターサーバーに雑菌が繁殖する一般的な問題には、次のようなものがあります。
ウォーターサーバーのボトルから雑菌が侵入する。
ボトルの取り扱いが不適切な場合や、ボトル自体が清潔でない場合、雑菌が侵入する可能性があります。
定期的な清掃と衛生的な取り扱いが必要です。
ウォーターサーバーの給水口から雑菌が繁殖する。
給水口周辺の汚れや水滴が残ることで、雑菌が付着します。
給水口が湿ったまま放置されると、雑菌が繁殖しやすい環境が形成されます。
給水口の定期的な乾燥と清掃が重要です。
ウォーターサーバーのタンクから雑菌が繁殖する。
タンク内の水が長期間放置されると、雑菌が増殖する可能性があります。
タンクの定期的な洗浄と、水の頻繁な交換が求められます。
ウォーターサーバーの雑菌に関する口コミ体験談
ウォーターサーバーの水は衛生的に悪いのは本当か?
ウォーターサーバーが衛生的に問題があるのかについて調べました。
ウォーターサーバーの水そのものは、雑菌が繁殖しやすい面はある
確かに、ウォーターサーバーで使用されているお水というのは、雑菌が繁殖しやすい側面があるのは否定できない事実です。
水道水のように塩素が入っているようなものではありませんので、水分の中の雑菌を殺菌できるような状態ではありません。
ですので、雑菌が繁殖しやすいのではないだろうか?という懸念が出てくるのです。
科学的な知見としては、雑菌の繁殖が危険なレベルで認められていない
ですが、科学的な知見からすれば、ウォーターサーバーを使っているお水の中に雑菌が反証しているのかと言えばそうではありません。
実際に検査してみても、健康を害するような雑菌の繁殖が認められるようなことはなく、雑菌が検出するようなものであっても、身体に危険を及ぼすようなレベルのものは検出されませんでした。
つまり、普通に使用している状態では安全なのです。
雑菌が繁殖しやすいウォーターサーバーについて
ただし、管理方法や製品によってはある程度雑菌が出るようなこともあります。
例えば、何度も繰り返して使うリータナブル型のものだと、雑菌が入り込むようなこともあります。
また、サーバー自体に除菌機能や自動清掃機能などついていないようなケースでも、多少雑菌が繁殖しやすい部分もあります。
ですが、現在、使われているサーバーではそういったところは基本的に対処しているものが多いので、気にするようなことはほとんどないでしょう。
ウォーターサーバーの雑菌の繁殖を防ぐ具体的な方法
サーバーの安全性はしっかりと確保されていますが、それでも雑菌が繁殖するのをすべて防ぎきることはできません。
ウォーターサーバーの雑菌の繁殖を防ぐためには、以下の方法を参考にしてください。
- ウォーターサーバーのボトルを清潔に保つ。
- ウォーターサーバーの給水口を清潔に保つ。
- ウォーターサーバーのタンクを清潔に保つ。
- ウォーターサーバーを定期的に清掃する。
- ウォーターサーバーを適切に使用する。
外気が触れる部分を定期的に掃除する
給水口や受け皿の部分といったところは、どうしても空気中の細菌などが付きやすい部分でありますので、定期的に掃除することが求められます。
水そのものや内部がきれいな部分が多くても、この部分だけは自動で除菌などできませんので、持ち主がしっかりと処理すべきです。
特に受け皿の部分がお水がこぼれやすかったり、コーヒーなどを入れる際に水が飛んで成分が周囲に付着することがありますので、しっかりと掃除しておきましょう。
水の賞味期限を守る
水についてはしっかりとした殺菌処理や、雑菌が入り込みにくいような状態になっているものですが、それでも水にも賞味期限というものがあります。
一般的な食品と同じように期限内に消費することによって、雑菌から身を守ることができます。
定期メンテナンスや交換を行うところを選択する
メーカーの中には、定期的にサーバーのメンテナンスを行い、サーバーごと交換する業者もあります。
雑菌が繁殖したり、清浄に動いているか確認したりとサーバーの中身をしっかりと確認してくれます。
衛生面を気にしているのであれば、メンテナンスなどを行う業者を選択しましょう。
電源は入れっぱなしでおいておくのがいい
電源を入れておくことによって、雑菌の繁殖を防止することも可能です。
電源を入れていることによって、サーバー内の防菌機能が働いてくれることがありますので、雑菌が繁殖してくるのを防止してくれる機能があります。
しかし、電源がついていないとその機能もしっかりと働かないものですから、常に電源をつけておくことをお勧めします。
雑菌繁殖を防止するウォーターサーバーの最新機能
ウォーターサーバーの中には、より衛生的な面をしっかりと保持するための機能が搭載されているものや、メンテナンスなどによって衛生面をしっかりと守るようなサービスを行っている業者もあります。
具体的なものとしては下記のようなものがあげられます。
自動クリーン機能搭載サーバー
ウォーターサーバーの中には、管理者が掃除をしなくても勝手に掃除をしてくれる機能がついているものもあります。
自動で清掃してくれますので、常にサーバー内の衛生環境が整っているようになります。
また、サーバー内の熱循環によって、温かい水と冷たい水を入れ替えながら、しっかりと殺菌する機能を持っているものもあります。
エアフィルター機能搭載サーバー
外からの空気というものも吸水口などから入り込んできますので、雑菌が入ってくるようなケースもありますが、エアフィルターが搭載されている製品であるのなら外気からの侵入も防ぐことも可能です。
業者によってフィルターの性能や使って居rフィルターも異なるため、中身はしっかりと確認しておくといいでしょう。
UV除菌機能搭載サーバー
UV除菌機能があると、水の中に含まれている雑菌も殺菌してくれる効果があります。
水の中で雑菌がいたとしても、この段階でまた殺菌してくれますので、安全性をより高めることができます。
サーバーの使用中でもしっかりと機能しますので、殺菌のために使えなくなるということがないのでいいところです。
使い捨てボトルだとリスクを減らせる
何度も使っているボトルを採用しているものだと、環境にはいいですが、使用しているうちに雑菌が入り込んでしまうことがどうしても発生します。
一回きりで使いきりタイプのボトルですと、使いまわしによる雑菌が繁殖している危険性を極力抑えることができますので、衛生面が気になるときにはこちらを利用してみましょう。
定期交換やメンテナンスサービスを実施している業者を選ぶ
定期的にサーバーメンテナンスを行うことや、サーバーごと交換してくれる業者も、雑菌についてのリスクをかなり減らすことができます。
新しいものに交換してもらえれば、雑菌が入り込んでいないものをまた使うことができますし、メンテナンスによってしっかりと殺菌した状態で、なおかつ正常に作動するように調整して返却してくれます。
ウォーターサーバーの衛生面はとても安全
ウォーターサーバーについては、雑菌が繁殖しにくいように様々な工夫が施されていますので、とても安全に使用できます。
より衛生的なものを使いたいと思ったときには、衛生的な機能を持っているかどうかをしっかり見て選ぶといいでしょう。