ウォーターサーバーの置き場所はどこが最適?おすすめの場所と設置で考えるべきこと

ウォーターサーバーの置き場所はどこが最適?おすすめの場所と設置で考えるべきこと

ウォーターサーバーの使用を検討する際に、実際にどの場所に設置したらよいか悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。

ウォーターサーバーには、安全性の確保と利便性の向上を考慮した、おすすめの設置場所があります。

この記事では、そのおすすめの設置場所と、逆に避けるべき設置場所の両方を紹介し、解説しましょう。

目次

ウォーターサーバーの設置場所のおすすめ候補は?

利便性を考えるなら「キッチン」

まず一つ目は、水道や冷蔵庫、調理器具や食器などが近くにあるキッチンに置くのがおすすめです。

キッチンにウォーターサーバーを設置しておくことで、お水を飲みたい時にグラスを取りに行く手間が省けますし、調理に使用する際も、水道や冷蔵庫と近い場所に置いておく事で、利便性が高まります。

ウォーターサーバーを幅広い用途で使用することを想定するのならば、キッチンに設置するのがおすすめです。

家の中心に設置するなら「リビング」

自宅内の中心に設置し、家族がいつでも手軽に飲み水を確保できるようにしたいという点を重視するのであれば、リビングに設置するのもおすすめです。

リビングは、家の中でも最も長い時間を過ごすことが多い場所になります。

そのため、リビングに設置しておくことで、家族の団欒や、来客時でもウォーターサーバーを便利に使用することができるでしょう。

就寝前・起床時に使用するなら「寝室」

ウォーターサーバーの置き場所としては、寝室もおすすめです。

就寝前や起床時にお水を飲みたい時や、普段から就寝前と起床時にお水を飲む習慣があるという方は、寝室に置いておくことによって、お水を飲みに移動する手間を省くことができます。

ウォーターサーバーの用途としてこの点を重視する方であれば、設置場所は寝室にするのがおすすめです。

ウォーターサーバーの置き場所を考える際に重要なポイントとは?

ウォーターサーバーの大きさは必ず事前確認を

ウォーターサーバーの置き場所を考える際に、まず大前提として考えなければならないのが、ウォーターサーバー本体の大きさです。

事前に設置を予定しているスペースに対して本体が大きすぎると、ウォーターサーバー自体がスペースに収まらず、設置できないというトラブルが起こりえます。

また、設置自体はギリギリ可能であったとしても、スペースからはみ出し、自宅内の導線を塞ぐ形になってしまう恐れもありますので、注意が必要です。

そのため、ウォーターサーバーのサイズは事前にきちんと確認しておくようにしましょう。

ワンルームなど狭い部屋で使用する場合は卓上型も候補

ウォーターサーバーの形状にはいくつか種類がありますが、省スペース性を重視するのであれば、卓上型のウォーターサーバーがおすすめです。

卓上型のウォーターサーバーは非常にコンパクトですので、ワンルームで一人暮らしをしている方や、狭いマンションなどで使用する場合でも大きなスペースを必要としません。

これらのような場所への設置を想定しているのであれば、卓上型のウォーターサーバーをチョイスするのも良い選択でしょう。

設置場所の近くにコンセントがあるかどうかは要確認

基本的な注意点になりますが、ウォーターサーバーの設置を予定しているスペースは、近くにコンセントがある場所でなければなりません。

コンセントがウォーターサーバーのコードが届く範囲になければ、本体に電力を供給することが不可能です。

そのため、設置スペースの近くにコンセントがあるかどうかを、事前に必ずチェックしておくようにしましょう。

壁や側面から、10cm程度は必ず離して設置するように

ウォーターサーバーを設置する際に気を付けなければいけないポイントとして、設置する際は壁・側面の両方から本体を10cm程度離しておくようにしましょう。

壁などに密着して設置してしまうと、本体に熱がこもりやすくなり、故障の原因になってしまいます。

また、壁との距離が近すぎると、ウォーターサーバーの動作音が反響しやすくなることで音が大きくなり、うるさく感じてしまう可能性があるので注意が必要です。

飲料水なので、衛生的な場所に置く

ウォーターサーバーは、飲料水という口に入れるものを作る機械ですので、その置き場所も衛生的な場所に設置することを心がけましょう。

特に、カビや雑菌などが繁殖しやすいジメジメとした場所や、汚れの影響を受けやすいコンロの周りなどはおすすめできません。

可能な限り、清潔で風通しの良い場所を設置スペースに選ぶのがおすすめです。

卓上型であれば、キャスター台も必要かどうか検討を

卓上型のウォーターサーバーを使用する場合には、本体を移動させるためのキャスター台が必要かどうかも検討しておきましょう。

卓上型ウォーターサーバーはコンパクトな製品であるとはいえ、その重さは15kg程ありますので、移動の際にはキャスター台を使用する方がおすすめです。

その場合は、強度がしっかりしたキャスター台を使用するようにしましょう。

ボトルの保管スペースも確保しておく

ウォーターサーバーを契約した際に、意外と忘れがちなのがボトルの保管スペースの確保です。

これらを置く場所の準備を事前に行っていないと、実際にボトルが送られてきた時に置き場所が無く困ってしまうという事になりかねません。

そのため、ウォーターサーバーの設置場所と同時にボトルの保管スペースも決めておき、その場所も高温多湿を避けた清潔な場所を選んでおくのがおすすめです。

ウォーターサーバーを設置すべきでない場所とは?

直射日光が当たる場所は必ず避ける

直射日光が当たる場所にウォーターサーバーを設置するのは、本体の不具合や故障を引き起こしてしまう可能性があるので絶対に避けましょう。

また、直射日光に照らされ続けることによって本体内部の水温も上がり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

様々な面で多くのデメリットを引き起こしてしまうので、窓際などの場所に設置するのは避けるようにしましょう。

風通しが悪くジメジメとした多湿の場所

同じような理由で、多湿で風通しが悪い場所もウォーターサーバーの設置場所としておすすめできません。

多湿で風通しの悪いジメジメとした場所は、本体内部や給水口にカビが発生したり、雑菌が繁殖してしまうリスクが高まります。

具体的な場所としては、脱衣所や洗面所などの浴室の近くは湿気が多い場所となっていますので、設置を避けるのが懸命です。

そのため、ウォーターサーバーの設置場所は、風通しの良い場所を想定するのがおすすめです。

床が水平でない場所

床が傾いており水平ではない場所など、ウォーターサーバーを設置した際に本体が安定しないことが想定される場所も、設置を避けるようにしましょう。

ウォーターサーバーを不安定な場所に設置すると、それによって本体が転倒する可能性があり、最悪の場合、大けがをするリスクもあります。

また、転倒による本体の故障や、ボトルがずれることによる漏水なども起こる可能性があるので、設置場所は必ず水平な場所を選ぶようにしましょう。

熱を発する家電などの近くも避ける

熱を発する家電の近くに置くことも避けた方が良いでしょう。

コンロや冷蔵庫などの家電と密着した場所に設置すると、ウォーターサーバー内部に熱がこもることで故障の原因にもなってしまいます。

そのため、熱を発するものからは、ある程度距離をおいた場所に設置するようにしましょう。

扉付近に設置すると、思わぬトラブルの原因に

ドアの付近に設置すると、勢い余って扉をウォーターサーバー本体にぶつけてしまう可能性があります。

扉や本体が傷つく恐れがあるのはもちろん、それによって本体が転倒し大けがに繋がる可能性もあるので注意が必要です。

そのため、ウォーターサーバーの置き場所は、扉から最低でも1m以上は離れた場所に置くことをおすすめします。

まとめ

このように、ウォーターサーバーには利便性が向上するおすすめの設置場所と、リスクやトラブルを避けるために控えるべき設置場所があります。

特に本体の故障や、雑菌が繁殖する可能性のある場所、そして本体が転倒して怪我をしてしまう恐れのある場所に設置するのは避けるようにしましょう。

安心・安全にウォーターサーバーを利用できるようにするため、設置場所は事前にしっかりと検討しておくことをおすすめします。

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