ウォーターサーバーを生活必需品のように感じているかたは少なくありません。
一方で、さまざまな理由で、せっかく導入したものを解約することになるかたもいます。
解約する場合にはどういった手続きが必要になるのか、いざという時のために確認しておきましょう。
ウォーターサーバーを解約する際の流れ
契約しているウォーターサーバー業者に電話やメール、公式HPのマイページなどから解約したい旨を伝えます。もしくは、定期配送してもらっている担当者に、直接解約したいことを伝えても問題ありません。
解約を決めた段階で可能な限り早めに伝えておくと、準備期間にも余裕を持てます。
ウォーターサーバーの解約が決まったら、レンタルしているサーバーを返却する日を決めなければなりません。立ち会う必要があるため注意してください。
次の配送予定日前で、なおかつ、今残っているボトルの水を使いきれるくらいのタイミングがベストでしょう。
ウォーターサーバーは空の状態にして引き渡す必要があるため、タンクから水抜きしてください。設置されているボトルは空の状態にしておかなければなりませんが、使い切りのワンウェイタイプであれば、利用者の判断で処分して構いません。
基本的に、梱包などの大がかかりな作業は業者側が行いますが、利用者側がする場合もあります。
事前に予定していた返却日時に業者がやってきますので、玄関先に置いておいたウォーターサーバーを回収してもらってください。
本体以外にも付属品等、他にレンタルしていたものがあれば、忘れずに持っていってもらうように確認しておきましょう。
ウォーターサーバーを解約した理由一覧
ウォーターサーバーを解約した人の主な理由について、紹介していきます。
- 予想よりも高コストだった
- ボトルが重たくて扱いが困難だった
- 置き場所がなくなってしまった
- 水があまり美味しくなかった
- ウォーターサーバーが壊れてしまった
- ウォーターサーバーの使い勝手が悪かった
- メンテナンスするのが面倒になった
- 衛生的なことが気になってしまった
- ウォーターサーバーを使わなくなった
予想よりも高コストだった
ペットボトルを買うよりも安いかなと思って契約したものの、サーバーのレンタル代とか月々の水ボトル代とかで、思ったよりも費用がかかってしまったからです。
まあウォーターサーバーも電化製品ですからね。わかってはいたんですけれど、電気代とか維持費とかで、継続が難しくなってしまいました。
ボトルが重たくて扱いが困難だった
当然ですが、水ってかなり重たいんですよね。女性でも扱いやすい下置きタイプのサーバーを契約したものの、設置は簡単でも毎回移動させるのにぐったりしちゃってやめちゃいました。
疲れている時に限って重量のあるボトルを交換しなくてはならなくなったり、その作業が億劫でもういいかなと思うようになりました。水の扱い、結構大変です。
置き場所がなくなってしまった
リフォームするため、家の構造的に今まで使っていたサーバーの置き場が確保できずに解約しました。大人数で使うものだと、結構スペース取るんですよね。
どこに置いても動線の邪魔になってしまい、使い勝手が悪いので長続きしなかったです。省スペース用も検討したんですが、どうもしっくりきませんでした。
ウォーターサーバーの置き場所はどこが最適?おすすめの場所と設置で考えるべきこと水があまり美味しくなかった
水道水よりも美味しい水が毎日飲めるからと設置したものの、肝心の水があまり口に合わずにすぐやめてしまったんです。水にもいろいろ種類があるって後から知りました。
ROミネラルウォーターでも十分美味しいと聞いて、手頃な価格だったので導入したのですが、残念ながら口には合いませんでした。天然水は高かったので断念です。
ウォーターサーバーが壊れてしまった
ずっと使用してきたサーバーが故障してしまったので解約しました。修理費が高かったので、金銭的な負担も考えての決断です。まあ、贅沢品なんですよね。
子どもに壊されちゃったので、いいタイミングだからと返却。今後もいたずらされないとは限りませんし、熱湯がかからなくてよかった。
ウォーターサーバーの使い勝手が悪かった
操作が面倒で、うちには馴染みませんでした。ワンタッチ操作でお湯を出せたり便利なことも多かったので、もっと他に合うサーバーがあったかもしれません。
高齢者もいる家庭なので、操作方法を説明してもなかなか理解してもらえず、結局水道水ばかり使っているようなので意味がないかなと解約しました。
メンテナンスするのが面倒になった
定期メンテナンスには来てくれますが、サーバーの掃除も注ぎ口の手入れもこまめにやらないといけないんですよね。清潔に保つのに気を遣いすぎて、ストレスになりました。
業者のかたが洗浄してくれるのはいいのですが、年に何度も来てもらって、そのたびに対応しなければならないのが面倒になってしまいました。
衛生的なことが気になってしまった
サーバーの水は美味しいけれど、雑菌の繁殖しやすいというのが気になってやめたんです。水道水の塩素臭さが嫌だったのですが、逆に言えばそれだけ安全なんですよね。
自動クリーン機能も付いていたのですが、長期間使っているとどうしてもサーバー内にある水が綺麗だとは思えなくなってしまったからです。
ウォーターサーバーを使わなくなった
子どもが大きくなるまでお世話になり、もうミルクを作ることもなくなったため解約です。十分すぎるほどお世話になりましたし満足しています。
都会から田舎に引っ越すことになり、水道水でも美味しい飲み水を確保できるようになったので返却しました。味のみを重視していたので、必要なくなったからです。
ウォーターサーバーの解約について知っておきたいこと
- 解約したい時はどのくらい前に連絡すべきでしょう?
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次の配送予定日前日までに伝えれば、対応してくれる業者がほとんどです。ただ、なるべく早めに伝えておきましょう。
- 余ってしまった水はどうすればいいのでしょうか?
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水は返せませんから解約日までに飲み切るか、各自処分してください。
- 解約金はどのくらいかかるのでしょうか?
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最低契約期間内に解約した場合のみ、10,000円から20,000円程度かかります。
- 残ったボトルの扱いはどうなるのでしょうか?
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リサイクルボトルの場合は空ボトルを回収します。使い捨てボトルは処分して問題ありません。
- ウォーターサーバーの回収はされるのでしょうか?
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買い切りではない限り、レンタル契約したものは解約手続き後に回収されます。
- 解約手続きはどうやって行えばいいですか?
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通常は窓口に電話やメールで連絡すれば、返却方法や解約金について案内してもらえます。
- 解約後にトラブルが起こることはあるのか不安です
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契約の前に契約内容をきちんと理解しておくことが大切です。信頼できる業者を利用してください。
- ウォーターサーバーを返さなかったらどうなりますか?
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契約違反となります。違約金が発生する可能性が高いでしょう。
スムーズに解約できるよう契約内容を確認しておこう
ウォーターサーバーの解約方法は、各業者で基本的な流れは変わりませんが、細々としたルールが異なります。後悔のないように、契約段階からしっかり確認しておくことが大切です。
わからないことがあったら気軽に業者にも相談し、滞りない手続きができるように準備しておいてください。