ウォーターサーバーのうるさい原因を解決!異音、騒音の対処法

ウォーターサーバーのうるさい原因を解決!異音、騒音の対処法

ウォーターサーバーを購入するときは気づかなかった事でも、購入してから失敗したことに気づくのが電源を入れた後の音です。

実際、ウォーターサーバーって意外とうるさい!という口コミをよく見ます。

思いもしなかった騒音で悩まされることがあるので、ここではウォーターサーバーがうるさいと感じる原因と対策方法を解説していきます。

目次

ウォーターサーバーの騒音が気になるときはどんなとき?

ウォーターサーバーに騒音が発生するときは以下の原因が考えられます。

ウォーターサーバーの水冷却・加熱時の騒音

ウォーターサーバーは水を冷却したり加熱したりするので、内部でコンプレッサーが作動することによる騒音が主な原因です。

音の大きさは機種や設置場所などによって異なりますが、稼動してるときの音の大きさをデシベルで表すと、加熱冷却作動時30db後半、通常時だと20db前後が多いです。

最近のは静かな設計になっているのが多いですが、設置場所によって夜中の静かな時間帯だとブーンとファンが回っているような音が響きます。

ウォーターサーバーの水を吸い上げる時の音

機種や設置場所などによって異なるため一概には言えませんが、水が少なくなっていると吸い上げるときに音がすることがあります。

床側に設置する下置きタイプの場合は、水を使った後、使った分だけタンクに水を汲み上げるので、ポンプの動作音が気になり始めます。

その他、ボトルの取り付け位置が正しくなかったり、ズレていたりするといつもとは違った音になるので、故障ではないかと感じることがあります。

水を吸い上げる時の音はそれほど気にはなりませんが、いきなり吸い上げるので慣れていないと、びっくりすることがあります。

寝室やリビング近くなどに設置しているときの音

サーバーを壁や家具に密接させていると、音が壁を伝わってくるのでうるさいと感じることが出てきます。

家具などにサーバーが触れていると振動音がカタカタとすることがあるので、少し離らかせておくと安心です。

ソファ近くに置くと寝ているときに、起こされることがあるので設置場所には十分な注意が必要になってきます。

マットなどを敷かないと遠くまで響くことがあるので、寝室近くにサーバーを設置する場合は振動音が伝わらないようにすることが大事です。

空気が入るとボトル内でどんな音がするのか

リターナブル方式のボトルは空気が入りやすいため、ウォーターサーバーにボトルを設置すると1日に数回「ボコボコ」と空気が入った音が鳴ることがあります。

リターナブル方式とは、空になったボトルをメーカーが回収して再利用する方式のことで、環境に優しくコスト削減にもつながるため、多くのメーカーで採用しています。

利用するときに空気が入る音がするので使わないときは静かです。

振動音は床や壁などにも伝わる

音が伝わりやすい床や壁だと遠くの方まで振動音がすることがあります。

アパートなどの集合住宅だと壁が薄いために振動音が気になってしまうことも出てきます。

ウォーターサーバーを設置する際には、壁から少なくとも10cm以上離した状態で設置をしておくと振動音が気にならなくなります。

床において振動音を発生させる原因としては、サーバーの振動が他の家具や家電と共鳴している可能性があり、ウォーターサーバー本体の振動をさらに増幅させて響かせてしまっている可能性があります。

音がうるさくて気になったときのウォーターサーバーの騒音対策

ウォーターサーバーがうるさく感じたときは、以下の対策法を試してみることをおすすめします。

壁や家具から少し離れらかせて設置する

ウォーターサーバーを壁や家具から離れた場所に設置する場合は、少なくとも10cm以上離した状態で設置してください。

例としては、壁に対して直角に設置する、家具のそばに置くときは指3本分の空間を空けて設置するなど対策すると、直接の振動音を避けることができます。

タンスの隣に置くときは、中が空の状態だと音が伝わりやすくなるので、衣類で詰めておくようにすると振動を抑えられます。

ガラス製の食器棚に近づけた場合でも、ガラスの振動で音が響くことがあるので、なるべく離すようにすることが大切です。

タオルや防音マットを敷いたときの効果

ウォーターサーバーの下には、防振マットを敷くことで振動音を軽減することができます。

防振マットは振動を吸収する素材でできているので、気になる振動音をカットしてくれます。

タオルなどの布を下に敷けば、水漏れ対策にもなって便利ですが、完全に音を防ぐことは難しいです。

もしタオルを敷くのであれば、その下に市販されている防振マットを敷いておくと完璧です。

防振マットは1,500円から3,000円程度で購入することができます。

排水キャップの閉まり具合を確認する

ウォーターサーバーの排水キャップが開いたままになっていると、サーバー内の水が抜けてしまい、空気が入ってしまうことでサーバーから音が出るようになってしまいます。

ウォーターサーバーの水抜き方法

  1. 温水スイッチを切りコンセントを抜く
  2. ボトルを外す
  3. コックから冷水・温水を出す
  4. 排水キャップから水を抜く
  5. 排水キャップを閉める

排水キャップを抜く時はバケツなどを用意すると万が一のときに安心です。

ワンウェイ式サーバーなら空気が入りにくい

ワンウェイ式のウォーターサーバーは、ボトルに空気が入りにくい構造になっているため音がとても静かです。

クリーンエアシステムでボトル内部に空気が入りにくくしてあるため、自動で熱水を循環させ衛生を保つシステムも搭載されているので衛生面においても安心です。

リターナブル方式と比べると、ボトルを返却する必要がないため、手間が省けるというメリットもあります。ワンウェイ式は価格も安いので利用者が多くいます。

ウォーターサーバーは壁や家具から少し離しておく

周りの壁から離すことで、ウォーターサーバーから出る音が遮られにくくなるため、静かに使用することができます。

他にも家具から離しておくことで、ウォーターサーバーの空間ができるため、サーバーの取り替えやメンテナンスがしやすくなるメリットもあります。

少しだけ離らかせるだけでも、ウォーターサーバーから出る熱気が逃げやすくなるため省エネ効果も期待できます。

くつろげる場所から離す

リラックスしているときにウォーターサーバーの音が気になってしまうと、ストレスを溜める原因となってしまいます。

せっかく気分良くくつろいでいるのに、ウォーターサーバーの種類によっては耳障りになることもあるので、なるべく離しておいた方が安心です。

デメリットとしては、設置場所によって配管工事が必要になる場合もあり、サーバーの取り替えやメンテナンスがしにくい場合もあるため、設置場所は慎重に選ぶ必要があります。

なるべく水平な床に置くようにする

床が斜めになっていると騒音が出やすくなることがあるので、できるだけ平らな床におくようにして下さい。

ウォーターサーバーが斜めになっていると水漏れの原因となったり、機能的に支障をきたす可能性があります。

斜めになっている床はボールを置くと転がっていくので、傾いている方向がわかります。

床の傾きはサーバーの足の方で調整することができるのがありますから、しっかりと水平になるように調整することをおすすめします。

まとめ

ウォーターサーバーの騒音は機械そのものが原因の場合と、設置場所によって音が響いてしまう場合があります。

簡単にできる対策としては床に騒音防止のマットを敷く、壁から10センチ以上離すのが効果的です。

サーバーはワンウェイ式を使うと空気による音を防ぐことができますから、うるさいと感じたとき対策してみて下さい。

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