災害時や停電の際に使えるウォーターサーバー紹介。緊急時でも使えるサーバー機の選び方

災害時や停電の際に使えるウォーターサーバー紹介。緊急時でも使えるサーバー機の選び方

いつでも安全で美味しい水を飲むことのできるウォーターサーバーですが、災害や非常時でも使うことができるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、災害や非常時に比較的強いとされるウォーターサーバーを紹介します。

目次

災害や非常時に強いウォーターサーバー5選!

コスモウォーター

コスモウォーターの特徴の一つとして、ボトルをサーバーの下部に収納できるというものがあります。

基本的にウォーターサーバーは重力を利用して給水するようになっているものが多く、そうしたものはできるだけ高く、上部にボトルを設置します。

それだけにボトル交換の際には力も必要になるのですが、コスモウォーターの場合は持ち上げる必要もないので交換も楽にでき、しかも重心が低くなるので、地震などがあった時でも転倒しにくいといったメリットがあるのです。

コスモウォーターの口コミ・評判!アンケート調査の結果で分かった騙されない心構えとデメリット・メリット

アクアクララ

アクアクララには、2016年の熊本地震の際にとても役に立ったという逸話があります。

アクアクララを提供している会社では水の配送を宅配業者などに委託しておらず、自社による配達網を作り上げています。

そのことが熊本地震においても功を奏し、被災地においてもまず大事となる水の確保のため柔軟に対応することができました。

また水の製造工場も全国各地にあるので、供給が止まってしまう可能性が低いサーバーだと言えます。

アクアクララの口コミ評判!アンケート調査で分かったメリット・デメリット

クリクラ

クリクラも独自の配送経路を確保しており、何か災害などが起きた際でも水の供給が滞りにくいタイプのサーバーです。

また給水方式が電気を使わないコック式なので、停電の時でも給水ができないといったことがありません。

そして底面のサイズがわずかA4用紙一枚分というコンパクトさも特徴の一つで、ウォーターサーバーにありがちな設置のためのスペースの確保に困ることがないという点も高い人気を誇っています。

クリクラの口コミ・評判!アンケート調査で分かったメリット・デメリット

アルピナウォーター

こちらも給水にコック式を採用しているので、停電時でも困ることなく使うことができるのが大きな利点の一つです。

またリターナブル方式なので配送・回収は自社によって行われており、災害時でも独自の配送経路によって水が届けられる可能性は高いです。

他にも、使用している水は北アルプスの天然水をRO膜でろ過するという、超軟水とも言われる水質が特徴で、誰にとってもやさしく飲みやすいと評判のサーバーです。

アルピナウォーターの口コミ!後悔しないためにメリットとデメリットを調査

うるのん

給水方式はボタン式のため停電時に温水を給水することはできませんが、常温の水に関しては停電時でも給水できるのが特徴です。

また別売りのボトルウォーターバルブを使用すればボトルから直接給水することが可能になるので、災害時の備えとしておくこともできます。

使用している富士の天然水は数々の賞を受賞しており、安全性や品質が非常に高い評価を受けていることもポイントです。

外観は非常にスタイリッシュで、ウォーターサーバーの質素なデザインが好みでないという人にもおすすめです。

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災害時に使えるウォーターサーバーとは?

賞味期限が長いRO水を選ぶ

RO水とは水道水や天然水を原料として、ろ過処理などを行うことで品質を高めた水のことを言います。

この処理によって不純物が取り除かれるため、通常の水よりも賞味期限が伸びるというのが一般的です。

災害時にはいつ新しい水が供給されるかわからないため、できるだけ期限は長いほうが安心だと言えるでしょう。

ろ過ではミネラルなども取り除かれるので、風味という点では天然水などに及ばない面もありますが、備蓄する水としては最適だと言えます。

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給水方式はコック式かレバー式で

プッシュボタン式の給水は電動によって水を出す仕組みになっており、軽くワンタッチするだけでできるのが利点ですが、電力を使うため停電時などには給水ができなくなってしまいます。

一方のコック式・レバー式は給水にやや手間はかかるものの、電気は使用しないので、停電でも変わらず使い続けられるのがメリットです。

災害を意識するのであれば、コック式かレバー式を選んでおいたほうが良いと言えるでしょう。

ボトルの回収があるリターナブル方式を意識する

水の配送には大きく分けて「ワンウェイ」と「リターナブル」の二つの方式があります。

ワンウェイとは空きボトルを各家庭で始末する方式で、リターナブルは空きボトルを会社が回収して再利用する方式です。

一般にワンウェイ方式は宅配業者に配送を委託していることが多く、災害時には配送が止まってしまう可能性があります。

リターナブル方式は回収も含めて自社で行っている場合が多いので、災害時でも配送が滞らない可能性は高いのです。

災害時ならばボトルは上置きタイプのほうがメリットは多い

ウォーターサーバーのボトルを設置する位置には、大きく分けて上部に設置するタイプと下部に設置するタイプがあります。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、災害時の給水の面で言えば上部設置型にメリットがあると言えます。

なぜかと言うと、上部設置型は給水に重力を利用するため、電気を使う必要がありません。

電気を使わないということは停電時でも給水できるので、災害時に水が出せずに困るといったことにならない可能性が高いのです。

ボトルは持ち運びに便利な少量サイズのものを

ウォーターサーバーのボトルは、12Lのタイプが一番多く普及しています。

しかし12Lの水と言えば12kgあるわけで、非常時に持ち運ぶことを考えるとかなり重いと言えます。

もしも災害時のことを考えるならば、できるだけコンパクトで持ち運びやすいもののほうが良いでしょう。

一般的なのは12Lですが、他にも7L前後の少量タイプなどもあるので、持ち運びを意識してそちらを選択することも考えてみましょう。

まとめ

日常的に便利なウォーターサーバーを使用していると、使えなくなった時の不便さというものはあまり意識しなくなってしまいますよね。

しかし災害のことも考えると、停電時でも使いやすい選び方というものを意識してみるのも良いかもしれません。

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