英語を学びたいなどの理由でイギリスへの留学を考える人も多いと思います。ですが、いざ行動に移すとなると、何から手を付けていいのかわかりませんよね。
そんな時に留学エージェントは頼りになるのかどうか、この記事で解説します。
留学エージェント人気おすすめランキング【2024年】評判の良い大手18社を比較イギリスに留学するメリット
本場の英語が学べる
英語と言えば日本人にとってはアメリカに親しみを感じるかもしれませんが、英語の本場と言えばやはりイギリス。
クイーンズイングリッシュとも呼ばれ、由緒正しい英語とされているのがイギリスで使われている英語です。
アメリカやオーストラリアなどで使われる英語はある意味で方言でもあり、下に見られてしまうこともあります。
本場の正統な英語に触れられるのはメリットと言えるでしょう。
ヨーロッパの文化や歴史が学べる
イギリスが属するヨーロッパと言えば、長い歴史や芸術などの豊かな文化があることでも知られています。
ヨーロッパ圏内であれば国境を超えるのも比較的安価で簡単であることも多く、様々なヨーロッパの国の歴史や文化に触れることができます。
誰もが憧れるヨーロッパに留学して多くのことを学べるチャンスが得られることは、良い経験になるに違いありません。
日本人留学生が多くない
日本人の中で留学先として人気があるのは、まずアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどです。
本格的な英語が学べる割に、ヨーロッパ圏への日本人留学生は他と比べてそれほど多くありません。
有名な観光地などでは日本人観光客も多いですが、普段の生活で周りが日本人ばかりということはまずないでしょう。
せっかく海外留学するならば、多くの外国人の中で生活してみたいという人に向いています。
イギリスに留学する場合の注意点やデメリット
物価は高め
留学を考える人にとって、留学にかかる費用は真剣に考えるべき事柄の一つでしょう。
その中には学費や渡航費ももちろんですが、毎日の生活のために必要な費用も含まれます。
留学先として人気のある他の国々と比べると、イギリスでの生活費はやや高めです。
家賃や交通費なども日本より少し高いくらいなので、ある程度の期間を快適に暮らすとなると、それなりの出費を覚悟しなければなりません。
イギリス英語に慣れるのに時間がかかる
学校の授業なども含め、日本で触れることの多い英語は基本的にアメリカのものです。
同じ英語ではありますが、イギリスで使われている英語は単語や表現にも違いがあり、また同じ単語でも発音が違うものも多くあります。
それらに慣れるには多少の時間がかかり、人によってはかなり苦労してしまうことも。
さらにイギリスの中でも地方によって方言があるので、注意する必要があります。
ビザ所得の難易度が高め
たとえばワーキングホリデーで比べた場合、カナダでは年間で6,500名に対してビザが発行されているのに対し、イギリスでは1,000名に留まります。
留学先として人気の高い他国に比べると狭き門と言えるでしょう。
またオーストラリアやニュージーランドではビザの申請が一年中いつでもできますが、イギリスでその機会は年に2~3回程度に限られています。
学生ビザも英語力や資金が求められるので、難易度は高めとなっています。
イギリス留学はこんな人におすすめ
- 本場の英語を学びたい人
- ヨーロッパの文化に関心のある人
- 日本に近い生活環境で学びたい人
イギリスは英語の本場であり、由緒ある正統な英語を学ぶことができます。
数ある英語圏の中でもイギリス英語は品格が高いともされるので、そうした英語を学びたいという人にはおすすめです。
またイギリスを含むヨーロッパには豊かな歴史と文化があり、現在日本で親しまれている芸術などの本場でもあるため、興味のある人にも向いています。
そしてイギリスの生活水準は日本に近いので、あまり大きく生活環境を変えたくないという人にも合っているでしょう。
イギリス留学に行くならば、どうやってエージェントを選ぶ?
留学エージェントは留学先から現地での生活、ビザ所得など様々な点で留学をサポートしてくれるサービスです。
特に留学をした経験がなく不安が多い人ほど、利用するべきものだと言えます。
もしもエージェントの選択に迷った場合には、以下のようなことに気をつけましょう。
イギリス留学への知識や経験が豊富
まずイギリスに留学するならば、現在のイギリスに関する知識や、これまで留学生を扱ってきた経験が豊富であることは大前提になるでしょう。
エージェントの中には、形式上は可能であっても実際には特定の国への留学には慣れていないといったこともままあります。
また現地の情報もリアルタイムでアップデートされるので、常に最新の情報を持っていることも大切です。
現地でもサポートを受けやすい
留学には渡航前の手続きも多くありますが、現地に到着してからが本番であることは言うまでもありません。
あまり海外の経験がないと行ってみて初めて戸惑うことも少なくなく、そんな時には現地での十分なサポートがあるほうが安心です。
最も良いのはイギリスにも拠点があることですが、それ以外にも24時間受け付けているサポートなどがあると頼りになるでしょう。
変更やキャンセルのデメリットが少ない
コロナ禍以降、国によって対策や制限などは様々で、急な変更によってうまくいかなくなることは日本国内でも痛感させられた人が多いと思います。
日本以外の国であればそれは尚更で、当初の契約と変えざるを得ない事態にもなりかねません。
そんな時に柔軟に、費用などのリスクを少なく対処してくれるエージェントのほうが使いやすいでしょう。
イギリスに留学するならばこの5つがおすすめ!
1位:スマ留
【2024年4月期】留学エージェント10社におけるブランド調査
調査対象:18〜59歳の1,069名
公式サイト:https://smaryu.com/
手数料 | 無料 |
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取り扱いプログラム | 短期留学・語学留学・高校留学・大学留学・ワーホリ等 |
現地オフィス | なし |
サポート内容 | 365日24時間緊急コールサポート(有料)、入学手続き、ビザ所得、ホームステイ・寮、トラブル対応 |
運営会社 | 株式会社リアブロード |
所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目11-17 ラウンドクロス新宿6階 |
現在日本で最も人気の高い留学エージェントの一つです。
手数料が無料であることはもちろん、留学にかかる費用が体系的にシンプルに設定されているので理解がしやすいこともポイントです。
留学前、留学中、留学後の手厚いサポートにも定評があり、キャンペーンも豊富に行われています。
留学エージェントを検討する際の第一の選択としておすすめです。
2位:成功する留学
公式:https://www.studyabroad.co.jp/
手数料 | 無料(有料版もあり) |
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取り扱いプログラム | 短期留学・語学留学・中高留学・社会人留学・海外インターンシップ・ワーホリ等 |
現地オフィス | ロンドン |
サポート内容 | 24時間緊急サポート・英会話レッスン・プラン提案・入学手続き・ビザ申請・航空券手配等 |
運営会社 | GIO CLUB株式会社 |
所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目6-2 日本橋フロント1F ROOM12 |
扱っている留学先が世界中で14ヵ国と、幅広く留学をサポートしているエージェントです。
通常の留学以外にも著名人の生家を訪ねるアクティビティなど、特徴的なオプションが多く用意されている点も魅力です。
24時間体制の緊急サポートの他、現地ロンドンにもオフィスを構えているため、困った時に頼りになるでしょう。
3位:夢カナ留学
公式:https://ryugaku.yume-kana.com
手数料 | なし(一部有料) |
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取り扱いプログラム | 短期留学・長期留学・ワーホリ等 |
現地オフィス | ケンブリッジ・オックスフォード・ロンドン・ブライトン |
サポート内容 | 24時間365日サポート(LINE)・ビザ申請・マンツーマンの英会話レッスン・書類準備等 |
運営会社 | 株式会社Jstyle |
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿6ー27ー30 新宿イーストサイドスクエア11F |
夢カナ留学は「実質0円」を謳う留学エージェントです。
その理由はワーキングホリデーの活用にあり、現地で働きながらお金を稼ぐことで、実質的に学費を賄うことが可能としています。
一人一人に合ったプランの提案をしてもらえるので、細かな要望に応えてもらえるのも特徴的だと言えるでしょう。
割引キャンペーンなども定期的に行われています。
4位:StudyIn
公式:https://studyin.jp/
手数料 | 無料 |
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取り扱いプログラム | 2ヶ国留学・短期留学・長期留学・ワーホリ等 |
現地オフィス | なし |
サポート内容 | 英会話レッスン・留学手続き・24時間サポート(電話・LINE・メール) |
運営会社 | 株式会社ブルード |
所在地 | 〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー7F |
SNSの宣伝に力を入れるなど、若い層から人気の留学エージェントです。
SNSを最大限に利用していることで広告費を削減し、そのぶんをサポートに回すことで質の向上に力を入れているとされています。
英語力の向上を重視しており、現地でも密にLINEなどを使ってサポートを得られるので、安心して留学することができます。
5位:EF
公式:https://www.efjapan.co.jp/
手数料 | 無料 |
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取り扱いプログラム | 語学留学・短期留学・長期留学・ワーホリ等 |
現地オフィス | ロンドン |
サポート内容 | 現地サポート(LINE・電話)・英会話レッスン・ビザサポート・校内サポート |
運営会社 | イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社 |
所在地 | 〒150-0002 渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー27階 |
EFは1965年に設立された、世界中に拠点を持つ語学学校を主とする教育機関です。
厳密には留学エージェントとは異なりますが、日本を含めた留学生のサポートを提供しているという点で実質的な違いはありません。
留学先はどれも直営の語学学校なので、料金や教育体系などもシンプルでわかりやすくなっているのが特徴です。
イギリスへの留学で実際にエージェントを利用した人たちの口コミ・体験談
イギリスの大学院の志望動機書書いたとき、留学エージェントから「学科に関連した活動や学部時代の研究に絞って書いて」と言われたのはこれが理由だったかもです!
引用元:https://twitter.com/englishforbeg12/status/1732925621561643346
私ももうすぐ渡航で、イギリスとアイルランドのみ取り扱ってる留学エージェントさんとお話ししてたら「YMSはスタンプいらない」って断言されてました!
引用元:https://twitter.com/Lily10722115/status/1714040509294076221
実質無料の留学エージェントをイギリスの出願で使ったけど正直言っていらなかった。初歩的なアドバイスしかもらえなかったし、とにかく返事が遅くてストレスだった。
引用元:https://twitter.com/naokieigo/status/1647874311401918467
僕の場合はイギリスですが、最初は自分で調べて探した学校にコンタクト取ってたんですがレスポンスが悪く話が進まなかったので、イギリス留学を専門にしてる日本のエージェントに相談して別の学校を紹介してもらいました。こちらが払う紹介料等は無料でした。
引用元:https://twitter.com/Yoooorkn/status/1559702950226051072
10年以上前の話ですがご参考までに。
留学は実際に行ってみないと分からないことも多く、細かな点でエージェントのアドバイスが役に立ったという人が多いようです。
ただしエージェントにも良し悪しがあるようで、特に海外に慣れている人はあまりアドバイスに価値を感じなかったという人もいるようですね。
イギリス留学に留学するならこの都市がおすすめ
1位:ロンドン
世界の主要都市の一つとも言えるイギリスの首都です。
それだけに文化・商業施設などの点でも充実しており、暮らしに不満は出ないでしょう。
国際都市でもあるため、様々な国の人たちと交流できるのもポイントです。
2位:オックスフォード
非常に長い歴史を持つイギリス最古の学園都市です。
それだけに教育施設が多く、格調高い建築物も多いのが特徴です。
学生にとっても暮らしやすい落ち着いた街で、イギリスの雰囲気を味わいながら勉強に集中したいという人におすすめです。
3位:ブライトン
南海岸に位置する都市で、雨が多いと言われるイギリスの中では比較的安定した気候が特徴です。
リゾート地としても知られており、観光スポットが多い点も嬉しいところ。
ロンドンからも近いので、ゆったり楽しみながら買い物などにも不便がありません。
4位:ボーンマス
イングランド南西部の海岸にある都市で、高級リゾート地として世界的にも知られています。
イギリス国内でも人気の高い土地で、治安も良いのが特徴です。
広い海岸で自然を満喫しながら勉強できる住みやすい街です。
5位:ケンブリッジ
世界に冠たるケンブリッジ大学を中心とした学園都市で、落ち着いた田園風景と学生の街が融合した土地です。
観光地としても知られており、グルメやショッピングで困ることは無いでしょう。
学生も多いので留学しやすい場所と言えます。
イギリスへ留学する際に気になることQ&A
- イギリスに留学するならどんな学校がいい?
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まずは何を学ぶのか。語学か特定の学問か、そして規模や学生数、学費なども見て検討するのがいいでしょう。
- イギリス留学前は何をしておくべき?
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入学手続き、ビザの申請などの手続きの他、英会話レッスンも受けておくことをおすすめします。
- イギリスへ留学するにはどんなビザが必要?
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基本的には学生ビザです。ただし6か月以内の場合には短期学生ビザか、不要な場合もあります。
- イギリスに留学した場合の生活費はどのくらい?
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一か月で4~8万円ほどが一般的な目安と言われます。ただしロンドンなどの都市部と地方でも異なります。
- イギリス留学に必要なTOEFLやIELTSのスコアは?
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IELTSは6.0~7.5程度が必要とされています。またイギリスの大学においてはTOEIC・TOEFLは使用不可となっています。
イギリス留学エージェントのまとめ
イギリスへの留学は本場の英語が学べたり、歴史や文化に触れられるといったメリットがあります。
しかし一方で物価や難易度などのデメリットもあるので、自分に合うかどうか十分に検討してから留学エージェントにアプローチしてみてください。