子供のうちから英会話をやっていると将来役に立つことは間違いありません。
大手英会話教室でやるECCではECCジュニアとECCキッズと言う2つのコースがあります。
果たしてECCキッズとECCジュニアはどのような違いがあるか紹介します。
ECCジュニアとECCキッズの違い
ECCジュニアとECCキッズは、どちらもECCグループが運営する子供向けの英会話教室ですが、以下のような違いがあります。
– | 対象年齢 | 講師 | 授業料 | 授業時間 | 目指すスキル |
---|---|---|---|---|---|
ECCキッズ | 1歳半~3歳:30分 3歳(年少):40分 4,5歳:50分 小学生:60分 中学生:80分 | 外国人 | 8,800円〜14,300円 | 30分〜80分 | 英会話 |
ECCジュニア | 2~3歳:40分 4~5歳:40分 小学1~3年生:60分 小学4~5年生:60分 中学生:90分 | 日本人 | 6,600円〜8,800円 | 40分〜90分 | 国際レベル |
ECCジュニアは、日本人のホームティーチャーが自宅で行うレッスンで、自宅近くでレッスンを受けることができ、振替制度も利用できます。
また、レッスン内容は幼児向けの基礎英語から、小学生向けの応用英語まで幅広く、子どものレベルに合わせて学習を進めることができます。
ECCキッズは、ECC外語学院の外国人講師によるレッスンでネイティブの英語に触れながら、自然と英語を身につけることができます。
レッスン内容は幼児から小学生までの英語の総合力を育むことを重視しており、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランスよく学ぶことができます。
それでは違いを一つ一つみていきましょう。
①: 対象となる年齢が異なる
ECCキッズとECCジュニアの第一の違いが、対象となる年齢です。
ECCキッズは、中学生までの子どもに特化してるのに対し、ECCジュニアは2歳から中学生がメインではあるものの、高校生以上でも利用可能です。
ECCキッズ:1歳半~中学校3年生
ECCジュニア:2歳~成人
少しでも若い時から英会話に通わせたいならECCキッズを、大人になってもそのまま続けたいのであればECCジュニアを選ぶと良いでしょう。
子供の頃の半年はたかが半年ですが大きく変わってきます。
できるだけ幼いうちから英語の環境に触れさせたいのであればECCキッズの方がよりおすすめかもしれません。
②:講師が異なる
ECCキッズとECCジュニアでは講師も大きく異なります。
ECCキッズではすべてのコースにおいて外国人であり、日本語を一切使わない「オールイングリッシュ」です。
これはかなり徹底されており、教室に掲示されているポスターだけではなく、教室で使うアイテムも全て英語。
日本語が一切ない外国人講師との徹底的なコミュニケーションにより、よりスムーズに英語を身につけることが可能です。
一方、ECCジュニアでは、日本人講師がメインです。
ネイティブに教えてもらう方が英語の習得が早いような気がしますが、不便に感じることもあるでしょう。
日本人講師は日本語でフォローができるため、いざという時には日本語でのやりとりができます。
もちろんECCジュニアも基本的には全て英語で授業が進みますが、課題のやり方や文法の解説などは日本語が混じります。
小さいお子さんならECCジュニアでも十分かもしれません。
③:授業料が異なる
ECCキッズの料金は以下の通りとなっています。
1歳半~小学校6年生まで:8,800円~11,000円
中学生:11,000円~14,300円
教材費:約10,000円〜約20,000円ほど
一方、ECCジュニアの授業料は以下の通りです。
2~3歳:6,600円
4~5歳:7,700円
小学1~3年生:6,600円
小学4~5年生:6,600円
中学生:8,800円
教材費:約17,000円〜約30,000円ほど
全年齢で比較するとECCジュニアの方が少しリーズナブルです。
大きな差はありませんが、毎月かかる費用ですから、少しでも費用を抑えたいならECCジュニアがおすすめです。
とはいえ教材費はECCジュニアよりECCキッズの方がリーズナブルです。
どれだけの期間所属するかにもよりますが、全体的な価格を比較するとそれほど大きな違いはないかもしれません。
④:レッスン時間
ECCキッズのレッスン時間は以下の通りです。
1歳半~3歳:30分
3歳(年少):40分
4,5歳:50分
小学生:60分
中学生:80分
一方、ECCジュニアのレッスン時間は以下の通りです。
2~3歳:40分
4~5歳:40分
小学1~3年生:60分
小学4~5年生:60分
中学生:90分
どの年齢でもECCキッズの方がレッスン時間がは10分ほど短めとなっています。
少しでも長くレッスン時間を確保したいならECCジュニアを選ぶと良いかもしれません。
せっかく英語に触れるのであれば長い時間レッスンしてほしいと思うかもしれませんが、例えば幼稚園に通っている小さな子であれば、30分の授業の間ずっと集中しているのは不可能でしょう。
英語の勉強に対してアレルギーを起こさせないようにするためには、最初は短い時間でチャレンジしてみるのもありですね。
レッスン時間は短いですが、どちらも集中してレッスンできるので、到達具合が大きく変わることはありません。
⑤:レッスンの内容
講師のところでも紹介しましたが、ECCキッズでは、レッスンは外国人講師によるオールイングリッシュ。
一方、ECCジュニアでは基本的に日本人講師がメインです。
ECCキッズでは子供でも抵抗なく英語に触れることができるように、カラフルなポスターや楽しい教材をふんだんに利用しています。
まるで日本語を習得していくように、外国人講師とコミュニケーションをとる中で英語の力がぐんぐん伸びていきます。
集中力がほとんどない1歳半から幼稚園までのレッスンなら英語の歌を歌う、ダンスをするなど、自然に英語を学ぶことができます。
小学生以降になると内容は少し代わり、「聞く・話す・読む・書く」を伸ばし、ちゃんと英語をマスターできるように工夫されています。
一方ECCジュニアは子どもの年齢に応じた長期一貫学習プログラムが設定されています。
コミュニケーションだけではなく、世界標準の英語力を身につけることが目標となっています。
特に小学生低学年では英語の「基礎力」を、高学年からは、英語技能検定にも対応できるようなプログラムとなっています。
ECCキッズとECCジュニアどっちを選ぶべき?
それではECCキッズとECCジュニア、どちらを選ぶべきでしょうか。
どちらを選ぶべきかは一概には言えませんが、どんな人におすすめかを紹介します。
ECCキッズがおすすめの人
- オールイングリッシュで学ばせたい
- 外国人講師によるネイティブな発音を習得させたい
ECCジュニアをおすすめの人
- 大人になっても継続的に通わせたい
- 学校の定期試験や受験対策も期待したい
どちらを選んでも間違いはありませんが、どこをゴールに設定するかによって選ぶのもいいかもしれませんね。
ECCキッズとECCジュニアの違いまとめ
この記事ではECCキッズとECCジュニアの違いについて解説しました。
どちらを選んでもしっかりとした英語力を身につけることができますが、設定するゴールによってベストな選択肢は変わってきます。
将来どうなりたいかまで考えて決定すると良いでしょう。