【2023年最新】おすすめのキャッシュレス決済まとめ!10個のアプリを徹底比較

「キャッシュレス決済はどれがいいの?」

「キャッシュレス決済のおすすめと比較が知りたい」

現金が不要で利用ごとにポイントが付くキャッシュレス決済。お得で便利なことはわかっていても、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわかりにくいですよね。

しかし、わからないからと現金支払いを続けていては、もらえるはずのポイントを捨てていることになります。

この記事ではキャッシュレス決済アプリ10選と組み合わせてお得なクレジットカードを紹介します。キャッシュレス決済を選ぶさいのポイントも合わせて紹介するので、ぜひ一番お得なキャッシュレス決済を見つけてください。

目次

キャッシュレス決済とは?モバイル決済とカード決済

キャッシュレス決済には大まかに分けて、「モバイル(スマホ)決済」と「カード決済」の2種類があります。

モバイル(スマホ)決済とはスマートフォンでできる決済方法で以下の2種類があります。

・バーコード決済

スマートフォンに表示されるバーコード(QRコード)を読み取ってもらう

・非接触決済

店頭の端末にスマートフォンを接触させる

カード決済には以下3種類があります。

・プリペイドカード

・キャッシュカード

・デビットカード

それぞれ以下で詳しく解説します。

モバイル決済

モバイル決済とはスマートフォンを利用した決済方法で、「バーコード決済」と「非接触決済」の2種類があります。

「バーコード決済」

スマートフォンに表示したバーコード(QRコード)を店舗側に読み取ってもらう決済方法です。

・PayPay

・LINE Pay

・d払い

・楽天ペイ

などがあり、キャッシュレス決済の中でも利用者が多く知名度の高い決済方法です。

利用方法もコンビニなら「バーコード決済を選択」、タッチパネルがない店舗でも「paypayで」など、支払い方法を店員に言うだけで伝わるメジャーな決済方法なので、キャッシュレス決済初心者でも利用しやすい決済方法です。

「非接触決済」

店舗側が用意している端末にスマートフォンをかざすだけで決済が完了する、多くの人がイメージする通りのキャッシュレス決済方法です。

・楽天Edy

・おサイフケータイ

・Googlepay

・applepay(ウォレット)

主に上記のような決済方法があります。利用方法は決済方法を店員に伝える、もしくは決済方法をレジのタッチパネルで選択し、アプリを起動した状態で店側が用意した決済端末にスマホをかざします。

カード決済

カード決済には「プリペイドカード」「キャッシュカード」「デビットカード」の3種類があり、それぞれ支払い方法に違いがあります。

「プリペイドカード」

事前に任意の金額をチャージしておく方法のカードです。都度チャージする手間がかかりますが、チャージした金額以上は利用できないので使いすぎを防ぐことができます。

「クレジットカード」

使用金額をクレジットカード会社が一時的に立て替え、月末などクレジットカード会社が決めた日時に指定の口座から引き落とされる決済方法です。ボーナス払いやリボ払いなど、支払いの時期を調整することも可能です。

「デビットカード」

使用毎に指定の口座から利用金額が引き落とされる決済方法です。チャージの手間がなく、口座の預金金額以上に使うことができないプリペイドカードとキャッシュカードの中間のような決済方法です。

キャッシュレス決済の比較ポイント

キャッシュレス決済を決める際のポイントととして、

・ポイントの還元率

・支払い方法、タイミング

・よく利用する店舗

の3つがあります。

ポイント還元率

ポイントの還元率は支払いやチャージするクレジットカード、タイミングによって異なります。

例えば、LINEpayは通常時は付与ポイント0%ですが、Visa LINE Payクレジットカード(+P)でチャージし、LINEpayでバーコード決済した場合の付与ポイントは5%です。

支払い方法、タイミング

キャッシュレス決済は

・事前のチャージ決済

・使用毎の引き落とし

・指定の日時のまとめて引き落とし

など、決済方法によって金銭を支払うタイミングが異なります。 

毎回チャージすることを面倒だと考えるか、決まった金額以上使えないことを安心できると考えるか。考え方は人それぞれです。自分にあった決済方法を選択しましょう。

よく利用する店舗

コンビニ、ネット通販、スーパーなど利用する店舗によって、相性のいい決済方法があります。同じ決済方法でも店舗によって付与されるポイントが異なるからです。

・普段もっともよく利用する店舗と相性の良い支払い方法のみを利用し手間を減らす。

・複数の決済方法を用意し、利用する店舗によって使用する決済方法を変える。

手間を減らすか、できるだけ多くポイントを受け取るか、頻繁に利用する店舗と合った決済方法を利用しましょう。

モバイル決済とクレカを組み合わせてさらにお得

モバイル決済とクレジットカードを紐付けておくことで、さらにお得に利用できます。

例えば、楽天ペイなら支払いに対して1%、楽天カードからチャージすると0.5%、2重にポイント付与されます。さらに、楽天ポイントカード加盟店なら楽天ペイのアプリ内にあるバーコードを提示すると3重でポイントが付与されます。

また、楽天ペイやpaypayは対象のクレジットカードを紐付けておくと、事前にチャージせずに支払いができ、急いで支払いをしたいときに便利です。

おすすめのキャッシュレス決済アプリとクレジットカード

おすすめするキャッシュレス決済アプリは以下の10個です。

PayPay

楽天ペイ

モバイルSuica

d払い

楽天Edy

ファミペイ

nanacoモバイル

au PAY

メルペイ

LINE Pay

それぞれ、特徴やポイント還元率などを紹介します。

PayPay

Yahoo!ショッピング、ソフトバンク、ワイモバイルのスマートフォンなどのサービスを利用している人はお得に利用できるキャッシュレス決済です。

PayPayはYahoo!ショッピングでの利用で、最大7%のポイントが付与されます。また、超PayPay祭りなどのキャンペーンやクーポンの発行も多い点が特徴です。

2023年8月1日からはPayPayカード以外のクレジットカードでのチャージができなくなりました。

ポイント還元率0〜1.5%
付与されるポイントPayPayポイント
付与されるポイントの有効期限なし
おすすめのクレジットカードPayPayカード
個人間の送金可能
利用料無料
申込可能な年齢制限なし

楽天ペイ

楽天ペイは楽天カードから楽天キャッシュをチャージして利用することで、1.5%のポイントが付与されます。

また、楽天ペイのアプリ内に楽天ポイントカードのバーコードもあり、加盟店で提示するとさらにポイントが付与されます。

ポイント還元率1.0〜1.5% 
付与されるポイント楽天ポイント
付与されるポイントの有効期限一部あり
おすすめのクレジットカード楽天カード
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢制限なし

モバイルSuica

モバイルSuicaはJR東日本のサービスで、乗車券としても利用できます。通勤や通学でJR東日本を利用する際に運賃にもポイントが付与されお得に利用できます。

もちろんコンビニやスーパーでも利用でき、2.0%とポイント還元率も高くおすすめのキャッシュレス決済です。

ポイント還元率2.0%
付与されるポイントJREポイント
付与されるポイントの有効期限あり
おすすめのクレジットカード「ビュー・スイカ」カード
個人間の送金不可
利用料なし
申込可能な年齢12歳以上(小学生は除く)

d払い

d払いはドコモの回線契約がある人が利用できるキャッシュレス決済です。携帯料金と合算で支払いができて便利です。

スーパーやコンビニだけではなく、メルカリやAmazonなどネット決済にも多く対応しており、ネット通販をよく利用する人におすすめのキャッシュレス決済です。

ポイント還元率0.5%~2%
付与されるポイントdポイント
付与されるポイントの有効期限あり
おすすめのクレジットカードdカード
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢なし

楽天Edy

楽天Edyは前払いでチャージして利用するキャッシュレス決済です。チャージ方法が豊富で、利用できる店舗やサービスも多く使いやすいです。

キーホルダータイプの楽天Edyもあり小さい子供でも使いやすく、家族が貯めたポイントを統合することも可能なので、家族での利用におすすめのキャッシュレス決済です。

ポイント還元率0.5%~1%
付与されるポイント一部あり
付与されるポイントの有効期限楽天ポイント
おすすめのクレジットカード楽天カード
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢なし

ファミペイ

ファミペイはファミリーマートをよく利用する人におすすめのキャッシュレス決済です。

ファミリーマートで販売されているお菓子などの無料クーポンが毎週もらえます

ファミリーマートは店舗数の多い大手コンビニチェーンなので誰でもお得に利用できます。

ポイント還元率0.5%
付与されるポイントVポイント、楽天ポイント、dポイント、FamiPayボーナス
付与されるポイントの有効期限一部あり
おすすめのクレジットカードファミマTカード
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢なし

nanacoモバイル

nanacoモバイルはアプリを起動せず、スマートフォンをかざすだけで利用できる便利なキャッシュレス決済です。

セブンカードからのチャージにも0.5%ポイントが付与され、支払いに付与される0.5%と合わせると1%になります。

ポイント還元率0.5%
付与されるポイントnanacoポイント
付与されるポイントの有効期限あり
おすすめのクレジットカードセブンカード
個人間の送金不可
利用料なし
申込可能な年齢16歳以上

au PAY

au PAYは携帯料金だけではなく、公共料金の支払いにも使えるPontaポイントが貯まるキャッシュレス決済です。

決済時にポイントカードを提示するとさらにポイントが付与されるのでお得に利用できます。

ポイント還元率0.5〜1.0%
付与されるポイントPontaポイント
付与されるポイントの有効期限あり
おすすめのクレジットカードau PAYカード
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢なし

メルペイ

メルペイはメルカリの売上金を電子マネーとしてチャージできるメルカリユーザーにおすすめのキャッシュレス決済です。メルカリの売上金は有効期限があるため、期限がない電子マネーにチャージすることで安全に利用できます。

チャージ方法はメルカリの売上金、銀行口座、現金のみでクレジットカードからのチャージはできません。

ポイント還元率なし
付与されるポイントなし
付与されるポイントの有効期限なし
おすすめのクレジットカードなし
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢なし

LINE Pay

LINE PayはLINEユーザーなら規約に同意するだけで利用できるため簡単にはじめられるキャッシュレス決済です。

セキュリティに関する取り組みに力をいれており、不正利用があった場合は最大10万円まで保証してもらえるので安心して利用できます。

ポイント還元率0.5%〜3.0%
付与されるポイントLINEポイント
付与されるポイントの有効期限あり
おすすめのクレジットカードなし
個人間の送金可能
利用料なし
申込可能な年齢制限なし

キャッシュレス決済の始め方とやり方

キャッシュレス決済は高校生や高齢者、初心者でも簡単にはじめられます。

どのキャッシュレス決済を利用するか決めたあとは、公式ホームページからアプリをダウンロード、またはクレジットカードを申し込みます。

アプリをダウンロードした後の設定や、クレジットカードの申し込みなど、始める前は複雑そうで不安に感じるかもしれませんが、実際はアナウンスに従って入力していくだけなので簡単です。入力ページは誰にでもわかりやすいように表示されているので、難しいことはありません。

支払いの際は、店員に利用する決済方法を伝えましょう。

・レジ付近にある機械にスマートフォンをかざす

・スマートフォンにバーコード(QRコード)を表示して、店員に読み取ってもらう

・レジ付近にある、または店員に提示された機械にクレジットカードを読み込ませる

どの決済方法でもすぐに慣れて、小銭を探すよりもスムーズに支払いができるようになります。

キャッシュレス決済のメリットとデメリット

キャッシュレス決済を始める前にメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

・使用履歴の確認が簡単

・現金が不要

・税金の手数料がかからない(スマホアプリ納付のみ)

・スムーズな支払いができる

デメリット

・災害、停電時に利用できない

・不正利用される危険がある

・ポイントに有効期限がある

キャッシュレス決済は便利でお得なだけではなく、他にもメリットがあり、デメリットも当然あります。以下でそれぞれ詳しく紹介します。

メリット

・使用履歴の確認が簡単

キャッシュレス決済は金銭をなにに利用したのか、使用履歴がスマートフォンやパソコンで簡単に確認できます。不正利用がないかの確認、家計の管理も簡単になります。

・現金が不要

スーパーやコンビニから自動販売機まで、キャッシュレス決済が利用できる場所は、増え続けています。普段のお買い物や近場の外出なら現金を持たず、スマートフォンのみで身軽に外出できます。また、世界保健機関(WHO)は「紙幣が感染症ウイルスを拡散している可能性がある」とし、非接触決済を推奨しています。

・税金の手数料がかからない(スマホアプリ納付のみ)

自動車税など国税の支払いのさい、スマホアプリ納付なら手数料がかからないのでお得です。

・スムーズな支払いができる

小銭を数える必要がなく、支払いがスムーズにできます。

デメリット

・災害、停電時に利用できない

停電時にはカードの読み取りやインターネット回線への接続ができなくなる可能性があります。ただし、停電時でもキャッシュレス決済ができるよう、自家発電システムを導入している店舗、ATMも増えています。

・不正利用される危険がある

クレジットカードやスマートフォンの盗難、QRコード決済の盗撮、ハッキングなどで不正に利用される危険があります。

・ポイントに有効期限がある

現金とは違い有効期限があるポイントもあり、有効期限が過ぎてしまうとポイントは使えなくなります。

2022年のキャッシュレス決済の利用率は36.0%

経済産業省はキャッシュレス決済を推進しています。

キャッシュレス決済の利用率は年々増加しており、2022年の利用率は36.0%です。

キャッシュレス決済の中でもクレジットカード決済の利用が最も多いですが、その他の決済方法も増えています。特にバーコード決済の利用率は数年で大きく増加しており、今後もますます増加するでしょう。

参考:2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました (METI/経済産業省)

マイナポイントにおすすめのキャッシュレス決済

決済サービスによっては2023年9月末まで、マイナポイントの申込が可能です。まだ受け取っていない人は、ぜひこの記事を参考に受け取りましょう。

おすすめのキャッシュレス決済は以下3つです。

・楽天pay

・paypay

・d払い

上記の決済サービスは、知名度が高く、利用可能な店舗やサービスが多いため、キャッシュレス決済を初めて利用する人にもおすすめです。

ただし、マイナポイントは受け取った決済サービスによって

・受け取り方法

・付与のタイミング

・有効期限

・使えるサービス、商品

などが異なります。

一度紐づけた決済サービスは変更できないので、事前にマイナポイント公式サイトで確認しましょう。

出典:https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_list/service_possible

個人事業主におすすめのキャッシュレス決済導入

個人事業主がキャッシュレス決済を導入するためには、以下の2通りの方法があります。

・クレジットカード会社など決済事業者と直接契約する

・決済代行サービスと契約する

決済代行サービスの利用には、もちろん手数料がかかります。しかしキャッシュレス決済に詳しくない場合は決済代行サービスを利用したほうがコストを抑えられる可能性もたかいです。

多くの個人事業主おすすめのキャッシュレス決済は初期費用、月額費用が無料の以下2つです。

・Square

・STORES 決済

しかし、個人事業主がキャッシュレス決済を導入場合は

・実店舗

・ECサイト

・個人事業主

によって、それぞれ向き不向きがあるので、確認する必要があります。

その他にも個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際には注意するべき点が多くあります。少しでも不安に感じる、不明な点がある場合は専門家に確認しましょう。

まとめ

お得で便利なキャッシュレス決済ですが、どのキャッシュレス決済を利用するべきかは人によって異なります

よく利用する店舗、サービスなどからキャッシュレス決済を決めましょう。

また、モバイル決済を利用する場合は、特定のクレジットカードと併用することでさらにお得に利用できます。

ぜひこの記事を参考に、一番お得に利用できるキャッシュレス決済を見つけてください。

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