消費者金融の金利は高い?
消費者金融の金利相場はどのくらい?
上記のように悩んでいませんか?
消費者金融からお金を借りると、借入額に加えて利息の返済が必要です。
消費者金融の利息は、借入額・金利・借入期間の3つの要素によって決まります。
利息の計算を複雑に感じる人も多いですが、利息の仕組みと算出方法を理解すれば、決して難しいことではありません。
また、大手消費者金融が提供している返済シミュレーションを使えば、簡単に返済プランを立てることが可能です。
この記事では、消費者金融の金利の仕組みや計算方法、利息を抑えるポイントについて詳しく解説していきます。
金融機関ごとの金利相場を比較した表も掲載してあるので、自分に適したお金を借りる方法を見つけましょう。
- 消費者金融の金利は3.0%〜18.0%が相場
- 金利は申込者の信用によって異なる
- 銀行系カードローンは低金利だが審査が厳しい
- 利便性は消費者金融が優れている
- 返済シミュレーションを使えばすぐに毎月の返済額がわかる
そもそも消費者金融の「金利」とは?
そもそも金利とは、借りたお金に対して、返済が必要な利息の割合を%で表したものです。
たとえば、10万円を消費者金融に借りて、利息が1万円だった場合、金利は10.0%となります。
金融業界では、金利の計算を1年単位で行うのが一般的で、「年利(1年間の金利)」と呼ばれているケースも珍しくありません。
1年間で利息が1万円なのか、1ヶ月で1万円なのかでは、まったく意味が異なります。
そのため、金融業界では、金利を1年間で計算するものとして統一しています。
金利と「利息」や「年利」の違いは?
金利とよく混同されている言葉に、「利息」「年利」「実質年率」などがありますが、それぞれの違いをまとめたので、確認しておきましょう。
金利・利率 | 借りたお金に発生する利息の割合 |
---|---|
利息・利子 | 借りたお金に加えて返済が必要な金額 |
年利・年率 | 金利を1年間で計算したもの |
実質年率 | 手数料などを考慮して計算した年利 |
消費者金融では、金利を1年間で計算するのが一般的なので、「金利=年利」と考えて問題ありません。
また、借入・返済に手数料がかからないケースも多いため、実質年率と年利が同じになる場合がほとんどです。
つまり、消費者金融を利用するにあたって、覚えておくべき言葉は、「金利」「利息」の2つしかありません。
消費者金融の金利は3.0%〜18.0%が相場
「消費者金融は金利が高い」このようなイメージを抱いている人もいるでしょう。
しかし、消費者金融の金利は貸金業法や出資法、利息制限法などで規制されているため、数十年前のような高金利は禁止されています。
また、消費者金融の初回契約は、上限金利が適用されるケースが多く、どこに申し込んでも金利に大きな差はありません。
消費者金融 | 金利 |
---|---|
プロミス | 4.5%〜17.8% |
アイフル | 3.0%〜18.0% |
アコム | 3.0%〜18.0% |
レイク | 4.5%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%〜18.0% |
ORIX MONEY | 1.5%〜17.8% |
ベルーナノーティス | 4.5%~18.0% |
いつも | 4.8%~18.0% |
セントラル | 4.8%~18.0% |
AZ株式会社 | 7.0%〜18.0% |
ダイレクトワン | 4.9%~18.0% |
貸金業法による上限金利は18.0%(借入額が10〜100万円の場合)になっているため、消費者金融の上限金利は基本的に17.8%〜18.0%に設定されています。
違法な金利を請求してくるヤミ金に要注意
消費者金融や銀行など、個人向けのローン商品を提供している会社は、国からの認可を受ける必要があります。
消費者金融の場合は、営業所等の所在地を管轄する財務局長、または都道府県知事の登録が法律で義務付けられているのです。
もし、無許可で営業していることが発覚すると、営業停止などの処分が下されます。
そのため、国からの認可を受けて営業している消費者金融であれば、高すぎる金利や強引な取り立てに悩まされることはありません。
しかし、消費者金融の中には、国からの認可を受けずに営業している違法業者、いわゆる「ヤミ金」も紛れています。
ヤミ金と呼ばれる違法業者は法律を無視して営業しているため、契約するだけでもトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。
場合によっては犯罪に加担させられるケースもあるため、絶対に利用してはいけません。
消費者金融の金利はどうやって決まっている?
はじめて消費者金融を利用する人は、金利や利息に対して不安なイメージを持っているかもしれません。
しかし、金融庁に登録されている消費者金融であれば、法律の範囲内で貸付を行なっているため、心配する必要はありません。
利用する前に金利の決まり方や、仕組みについて知っておきましょう。
消費者金融の金利は15.0%〜20.0%までと上限が設けられている
消費者金融の金利は、利息制限法と出資法によって上限が定められています。
- 利息制限法:貸付額に応じて上限金利が異なる、上限を超える金利は無効となる
- 出資法:上限金利は20.0%、違反した場合は刑事罰の対象となる
利息制限法が定める上限金利は、以下のとおりです。
貸付額 | 上限金利 |
---|---|
10万円以下 | 20.0% |
10〜100万円 | 18.0% |
100万円以上 | 15.0% |
消費者金融などの貸金業者は、利息制限法で定められた上限金利の範囲内で、融資を行なっています。
利息制限法の上限金利を超える利息を請求された場合は、違法となるため、返済する必要はありません。
また、出資法の上限金利である、20.0%を超える金利で利息が計算されている場合、融資を行なった消費者金融は刑事罰の対象なります。
つまり、借入額に関係なく、20.0%を超える金利は違法です。
プロミスやアイフル、アコムなどの大手消費者金融であれば、心配ありませんが、知名度の低い貸金業者を利用する際は注意しておきましょう。
利用者の限度額によって金利は異なる
消費者金融の金利は、「3.0%〜18.0%」や「4.5%〜17.8%」このように設定されており、上限と下限では大きな差があります。
利用者の借入限度額によって金利が決まるケースが一般的で、限度額が大きいほど金利が下がる傾向が強いです。
たとえば、消費者金融から融資を受ける場合、利用限度額と借入額によって、以下のような金利が適用されることが考えられます。
借入限度額 | 金利 |
---|---|
1〜100万円 | 15.0%〜18.0% |
100〜200万円 | 12.0%〜15.0% |
200〜300万円 | 9.0%〜15.0% |
300〜400万円 | 7.0% |
400〜500万円 | 4.5% |
利用限度額や借入額が同じでも、利用者によって金利が異なるケースもあります。
取引履歴を重ねると金利を引き下げてもらえることがある
消費者金融や銀行などの金利には幅があり、最終的には金融機関の裁量で決定します。
そのため、取引履歴を重ねていけば、金利を引き下げてもらえるケースもあるのです。
毎月、返済日に遅れることなく利用している人は、貸し倒れのリスクが少ないため、消費者金融は積極的に融資をしたいと考えます。
実際に、金利がいくら下がるかは消費者金融の判断によって異なりますが、返済能力に変化がなくても金利を引き下げてもらえる可能性があります。
また、滞りなく返済して、限度額アップの審査に通過すれば、適用される金利も下がるのです。
ただし、延滞していると、取引履歴を重ねても、金利の引き下げには応じてくれません。
初回契約の金利は17.8%〜18.0%になるケースがほとんど
金融機関の金利は上限と下限で大きな差がありますが、初回契約の場合は、17.8%〜18.0%になるケースがほとんどです。
初回契約では年収や勤務先に問題がなくても、「本当に返済してくれるのか?」と消費者金融も疑っています。
そのため、初回契約では100万円以上の高額融資は基本的に不可能で、利用限度額を30万円以下に設定されるケースが一般的です。
限度額が低いと、必然的に上限金利が適用されるため、金利は17.8%〜18.0%になると想定しておきましょう。
金融機関ごとに金利を比較
消費者金融だけに限った話ではありませんが、カードローンの金利は返済総額に大きな影響を与えます。
大手・中小消費者金融や銀行によって金利の相場も異なるため、違いを知っておきましょう。
まずは、大手消費者金融の金利から比較していきます。
大手消費者金融の金利を比較
大手消費者金融5社の金利相場は、以下の通りです。
大手消費者金融 | 金利 |
---|---|
プロミス | 4.5%〜17.8% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
アコム | 3.0%~18.0% |
レイク | 4.5%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
上記表を見てわかるとおり、大手消費者金融の上限金利の差は0.2%ほどです。
初回契約の場合、基本的に上限金利が適用されるため、消費者金融の金利を比較する際は、下限金利を気にする必要はありません。
30万円を借りて1年間で返済した場合、17.8%と18.0%の金利で、利息にいくら違いがあるのか計算してみました。
金利17.8% | 金利18.0% | 差額 | |
---|---|---|---|
借入額 | 30万円 | ー | |
返済期間 | 1年間 | ー | |
毎月の返済額 | 27,503円 | 27,475円 | 28円 |
返済総額 | 330,036円 | 329,700円 | 336円 |
利息の総額 | 30,036円 | 29,700円 | 336円 |
30万円借りた場合でも、0.2%の金利差では、利息に300円程度の違いしかないため、それほど気にする必要はないでしょう。
中小消費者金融の金利を比較
当たり前ですが、中小消費者金融であっても、15.0%〜20.0%の法律で定められた上限金利の範囲内で融資を行なっています。
また、中小消費者金融は、大手よりも金利を高めに設定しているケースが多く、金利だけで比較するなら大手の方がお得です。
中小消費者金融 | 金利 |
---|---|
フタバ | 14.959%~19.945% |
セントラル | 4.8%~18.0% |
いつも | 4.8%~18.0% |
ベルーナノーティス | 4.8%~18.0% |
ダイレクトワン | 4.9%~18.0% |
10万円以下の少額融資であれば、利息制限法の上限である20.0%で、貸付を行なっている中小消費者金融もあります。
中小消費者金融の中には、違法に営業している「ヤミ金」が紛れている場合もあります。ヤミ金を見抜くのは非常に困難なので、カードローンがはじめて人は大手消費者金融がおすすめです。
銀行系カードローンの金利を比較
銀行系カードローンの金利は消費者金融よりも低く、3.5%〜4.5%程度の違いがあります。
銀行系カードローン | 金利 |
---|---|
イオン銀行カードローン | 3.8%~13.8% |
りそな銀行カードローン | 1.99%〜13.5% |
三菱UFJ銀行カードローン 「バンクイック」 | 1.8% 〜14.6 % |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 2.0%〜14.0% |
銀行系カードローンは低金利でローン商品を提供していますが、無利息期間がないケースがほとんどです。
消費者金融の多くは、30日間の無利息期間サービスがあるため、短期間の借入であれば、利息が0円になることもあります。
また、銀行系カードローンは金利が低い反面、厳しい審査基準を設けているのです。
単純に金利だけを比較するのではなく、無利息期間や利便性、審査のハードルなども考慮して申込先を選びましょう。
大手・中小消費者金融や銀行系カードローンの金利相場を比較
大手中小消費者金融や銀行系カードローンには、それぞれに金利相場があります。
金融機関ごとの金利相場を比較したので、確認しておきましょう。
大手消費者金融 | 中小消費者金融 | 銀行系 カードローン | |
---|---|---|---|
金利相場 | 3.0%~18.0% | 3.0%~19.0% | 1.8%~14.6% |
無利息期間 | あり | 一部あり | なし |
融資スピード | 即日融資 | 即日〜2営業日 | 3〜4営業日 |
限度額 | 1〜800万円 | 1〜300万円 | 10〜1,000万円 |
銀行系カードローンの魅力は、他の金融機関よりも金利が低い点です。
しかし、無利息期間がないことや、即日融資に対応していないなど、デメリットもあります。
消費者金融の利息の計算方法
消費者金融で借りたお金は当たり前ですが、返済する必要があります。
また、消費者金融はボランティアで貸付を行なっているわけではないため、借りたお金に加えて利息を支払うことになるのです。
延滞しないためにも、あらかじめ返済プランを立てておきましょう。
消費者金融の利息は、以下の計算式で算出できます。
利用残高×金利÷利用日数×365=利息
たとえば、消費者金融から10〜100万円を借りて、1年間で返済した場合の利息は、以下のようになります。
借入額 | 計算式 | 利息の合計 |
---|---|---|
10万円 | 10万円×0.18÷365×365 | 18,000円 |
20万円 | 20万円×0.18÷365×365 | 36,000円 |
30万円 | 30万円×0.18÷365×365 | 54,000円 |
40万円 | 40万円×0.18÷365×365 | 72,000円 |
50万円 | 50万円×0.18÷365×365 | 90,000円 |
60万円 | 60万円×0.18÷365×365 | 108,000円 |
70万円 | 70万円×0.18÷365×365 | 126,000円 |
80万円 | 80万円×0.18÷365×365 | 144,000円 |
90万円 | 90万円×0.18÷365×365 | 162,000円 |
100万円 | 100万円×0.18÷365×365 | 180,000円 |
利息の計算自体はそれほど難しくありませんが、途中で借入や返済を行うと、再度計算が必要になるため、手間がかかります。
より手軽に返済額や返済期間を知りたい人は、大手消費者金融が提供している返済シミュレーションを活用しましょう。
返済シミュレーションなら返済額がすぐにわかる
大手消費者金融は、気軽に返済プランを立てられるように、返済シミュレーションを無料で公開しているのです。
返済シミュレーションを使えば、借入額や金利を入力するだけで、おおよその返済額や返済回数、利息の総額が簡単にわかります。
入力する項目は、「借入額」「金利」「返済回数」の3つだけです。
消費者金融でお金を借りたことがない人は、申し込み前に必ず確認しておきましょう。
金利だけを重視するなら銀行系カードローンがお得
消費者金融は、銀行系カードローンよりもまわりの人にバレづらく、融資スピードも優れています。
また、銀行系カードローンは審査が厳しく、申し込みのハードルも高めです。
しかし、金利だけを重視するなら、銀行系カードローンに軍配が上がります。
カードローンを利用するにあたって、金利は重要なポイントで、最終的に支払う金額が大きく異なるのです。
消費者金融の金利相場 | 3.0%~18.0% |
---|---|
銀行系カードローンの金利相場 | 1.8%~14.6% |
たとえば、消費者金融(金利18.0%)と銀行系カードローン(金利14.6%)で30万円を借りて、1年間で返済した場合だと、利息には以下のような違いがあります。
銀行 (14.6%) | 消費者金融 (18.0%) | 差額 | |
---|---|---|---|
借入額 | 30万円 | ー | |
返済期間 | 1年間 | ー | |
毎月の返済額 | 27,020円 | 27,475円 | 455円 |
返済総額 | 324,240円 | 329,700円 | 5,460円 |
利息の総額 | 24,240円 | 29,700円 | 5,460円 |
上記の表を見てわかるとおり、同じ金額を同じ期間で返済しても、利息には5,000円以上の差があるのです。
毎月の支出を少しでも抑えたい人は、銀行系カードローンに申し込みましょう。
ただし、銀行系カードローンには無利息期間がありません。
そのため、短期間の借入では、消費者金融の方がお得な場合もあります。
消費者金融の利息を抑える方法4つ
「お金を借りたいけど利息はなるべく払いたくない」というのが消費者金融を検討している人の本音でしょう。
ここからは、消費者金融の利息を抑える方法について解説していきます。
- 低金利のカードローンを選ぶ
- 借入額を最小限に抑える
- 借入残高を可能な限り減らす
- 無利息期間のあるカードローンを利用する
場合によっては、タダでお金を借りることも可能です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
低金利のカードローンを選ぶ
基本的なことですが、低金利のカードローンを選ぶことも大切です。
当たり前ですが、金利が低いほど、払う利息は少なくなります。
低金利のカードローンといえば、銀行系カードローンですが、銀行は消費者金融よりも審査項目が多く、審査通過率は決して高くありません。
消費者金融の中では、大手でもっとも金利が低いプロミスがおすすめです。
大手消費者金融 | 金利 |
---|---|
プロミス | 4.5%〜17.8% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
アコム | 3.0%~18.0% |
レイク | 4.5%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
他社と比べて0.2%ほどの違いしかありませんが、長期的に利用すれば、多少の金利差でも利息の金額は大きく異なります。
借入額を最小限に抑える
借入額を最小限に抑えることで、利息の軽減につながります。
利息は借入額に応じて計算されるため、たくさんお金を借りるほど、高額な利息を請求されるのです。
カードローンは全国のコンビニから借入できますし、振り込みであれば数十秒で手続きが完了します。
そのため、「ついうっかり借り過ぎてしまった」「多めに借りてしまった」このようなケースに陥る人も少なくありません。
利便性が高いことはメリットですが、借りた分だけ利息が発生することを、忘れないようにしましょう。
借入残高を可能な限り減らす
借入残高を可能な限り減らすことで、利息を最小限に抑えられます。
カードローンは借入だけでなく、返済も何度でも自由にできるため、余裕のある月はいつでも追加返済が可能です。
追加返済をして借入残高が減ると、発生する利息も少なくなるため、よりお得に利用することができます。
ボーナスの月は多めに返済することはもちろん、毎月の最低返済額よりも少しでも多めに返済することが重要です。
利息を抑えるためにも、積極的に追加返済を行いましょう。
無利息期間のあるカードローンを利用する
カードローンの中には、利息が発生しない「無利息期間」を設けているサービスもあります。
無利息期間は文字とおり、利息が無料となるため、期間内に完済すれば、タダでお金を借りられるのです。
また、期間内に完済しない場合でも、無利息期間の分だけ、最終的に支払う利息は少なくなります。
カードローン | 無利息期間 |
---|---|
プロミス | 最大30日間 |
アイフル | 最大30日間 |
アコム | 最大30日間 |
レイク | 最大180日間(5万円以下) 最大60日間(5万円以上) |
ダイレクトワン | 最大55日間 |
楽天銀行スーパーローン | 最大30日間 |
ベルーナノーティス | 最大14日間 |
いつも | 最大30日間 |
無利息期間は主に消費者金融のサービスですが、一部のネット銀行系カードローンでも無利息期間が利用できます。
短期間で完済できる目処が立っている人は、積極的に無利息期間を活用しましょう。
金利、利息についてよくある質問
最後に、金利や利息に関するよくある質問に回答していきます。
- 消費者金融の金利の相場は何%ですか?
- 金利・利息・年利の違いは?
- 契約後に金利を引き下げてもらうことは可能ですか?
- 利息はどうやって計算されますか?
疑問を残さないように、最後まで確認しておきましょう。
消費者金融の金利の相場は何%ですか?
消費者金融の金利は、 3.0%~18.0%が相場です。
ただし、金利は金融機関や利用者の限度額、年収などによって異なります。
消費者金融以外の金利相場は、以下のとおりです。
金融機関 | 金利相場 |
---|---|
大手消費者金融 | 3.0%~18.0% |
中小消費者金融 | 3.0%~19.0% |
銀行系カードローン | 1.8%~14.6% |
カードローンの金利は下限と上限で差がありますが、初回契約では基本的に、上限金利が適用されます。
金利・利息・年利の違いは?
金利・利息・年利の違いは、以下の通りです。
金利・利率 | 借りたお金に発生する利息の割合 |
---|---|
利息・利子 | 借りたお金に加えて返済が必要な金額 |
年利・年率 | 金利を1年間で計算したもの |
実質年率 | 手数料などを考慮して計算した年利 |
消費者金融の金利は、1年間で計算するケースが一般的なので、「金利=年利」と覚えておきましょう。
契約後に金利を引き下げてもらうことは可能ですか?
延滞せずに、返済を続けていれば可能です。
消費者金融に限った話ではありませんが、金融機関の金利は契約前の審査のタイミングで決まります。
そのため、利用者の希望によって、金利が下がることは基本的にありません。
しかし、毎月返済を続けて、限度額アップの審査に通過すれば、金利を引き下げてもらえる可能性が高いです。
利息はどうやって計算されますか?
消費者金融の利息は、以下の計算式で算出されます。
利用残高×金利÷利用日数×365=利息
たとえば、10万円を18.0%で借りて、30日間で返済した場合では、以下のような計算になります。
10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円
計算自体は難しくありませんが、借入状況によって計算をし直す必要があるため、手間がかかります。
そのため、利息や返済額を簡単に計算したい人は、大手消費者金融が無料で提供している返済シミュレーションを使いましょう。
まとめ
この記事では、消費者金融の金利の仕組みや計算方法、利息を抑えるポイントについて詳しく解説しました。
消費者金融の金利は3.0%〜18.0%が金利相場で、初回契約の場合は、基本的に上限である18.0%が適用されます。
また、消費者金融ごとの金利に、それほど大きな差はありません。
金融機関で比較すると、銀行系カードローンの方が低金利ですが、消費者金融には無利息期間があります。
そのため、短期間の借入であれば、無利息期間のある消費者金融の方が、お得に融資を受けられるでしょう。
カードローンを検討する人は、つい金利ばかりを比較しがちですが、自分の状況に合っている金融機関を選ぶことが大切です。
大手消費者金融であれば、即日融資にも対応しており、全国のコンビニで24時間365日いつでもお金を借りられます。
低金利のカードローンを選ぶだけでなく、借入額を抑えたり、追加返済をするなど、無駄な金利を最小限に抑えてカードローンを利用してください。