消費者金融の金利が高過ぎて返済できない
毎月、返済日が多くて辛い、、
上記のように悩んでいませんか?
大手消費者金融のアコムでもおまとめローンが用意されており、借金をまとめるこができれば、金利は下がり毎月の返済額も抑えられます。
借金地獄から抜け出したい人には、まさにぴったりのローン商品でしょう。
この記事では、アコムのおまとめローンの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
アコムのおまとめローンの利用条件
アコムのおまとめローンの利用条件は、以下のとおりです。
金利 | 7.7%~18.0% |
---|---|
限度額 | 300万円 |
おまとめ対象 | ・消費者金融 ・クレジットカード(キャッシング) |
返済期間(回数) | 最大12年3ヵ月(146回) |
年齢制限 | 20歳以上 |
使用目的 | 他社借入の返済に限る |
アコムのおまとめローンで借りられる金額は、1万〜300万円までとなっています。
また、おまとめの対象なのは、消費者金融とクレジットカードのキャッシングのみです。
そのため、リボ払いや銀行系カードローンなどの借入は、アコムのおまとめローンの対象外なので注意しておきましょう。
消費者金融から借入できる金額は、年収の3分の1以下(総量規制)と貸金業法で制限されています。
しかし、アコムのおまとめローンは総量規制の対象外なので、年収の3分の1を超える借入も認められているのです。
借入額が増えすぎてしまって他社から融資を断られた人でも、アコムのおまとめローンであれば審査に通過できる可能性があります。
アコムのおまとめローンと通常のカードローンの違い
次に、アコムのおまとめローンと通常のカードローンの違いを見ていきましょう。
おまとめローン | 通常のカードローン | |
---|---|---|
金利 | 7.7%~18.0% | 3.0%~18.0% |
限度額 | 300万円 | 800万円 |
使用用途 | 他社借入の返済 | 自由 |
追加の借入 | できない | 限度額の範囲内まで可能 |
毎月の返済額 | 固定 | 最低返済額以上なら自由 |
総量規制 | 対象外 | 対象 |
アコムのおまとめローンと通常のカードローンは、使用用途の制限が最大の違いです。
おまとめローンは他社借入の返済専用であり、契約後にアコムが直接他社の口座に振り込むため、ユーザーの手元にお金が入ることはありません。
通常のカードローンでは、借入金を自由に使用できます。また、おまとめローンの限度額は300万円と、カードローンの800万円と比較して500万円低く、追加借入は不可能です。
しかし、金利の低下や返済負担の軽減といったメリットもあります。
おまとめローンと借り換えローンの違い
おまとめローンと混同されがちな『借り換えローン』は、借入先を変更する専用のローンです。
例えば、高金利のA社からの借入を低金利のB社のローンで完済することで、金利が下がり、支払総額を抑えることができます。
おまとめローンは複数の借入を1つにまとめる商品です。1社のみを変更する場合は借り換えローン、複数を1社にまとめる場合はおまとめローンとなります。
両者は返済負担を軽減する点で共通しています。アコムのおまとめローンは『借換え専用ローン』と称し、複数の借入先をまとめることが可能です。
アコムのおまとめローンのメリット
次に、アコムのおまとめローンを利用するメリットを解説していきます。
- 返済の管理が楽になる
- 金利が下がる可能性がある
- 最大12年3ヵ月かけて返済できる
- 追加借入ができないため完済しやすい
- 勤務先への電話連絡を回避できる
- 総量規制の対象にならない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
返済の管理が楽になる
おまとめローンを利用すれば、借入先をアコムに一本化できます。
返済日や方法の統一により、管理が容易になるのは大きなメリットです。複数の返済日はストレスとなり、返済忘れのリスクを高めます。
返済遅延は遅延損害金の請求や信用情報の悪化を招くため、注意が必要です。アコムの返済日お知らせメールにより、返済管理がより確実になります。
金利が下がる可能性がある
アコムのおまとめローンを利用することで、金利が下がる可能性もあるのです。
3社の消費者金融から借入している場合と、アコムのおまとめローンを利用した場合の返済状況を比較してみました。
3社の消費者金融から借入している場合の返済状況
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
金利 | 16.0% | 17.0% | 18.0% |
借入残高 | 30万円 | 40万円 | 50万円 |
毎月の 返済金額 | 9,000円 | 12,000円 | 15,000円 |
毎月の返済 金額合計 | 36,000円 |
アコムのおまとめローンを利用した場合の返済状況
アコムのおまとめローン | |
---|---|
金利 | 15.0% |
借入残高 | 120万円 |
毎月の返済 金額合計 | 24,000円 |
おまとめ前との差額 | −12,000円 |
上記の例では、金利が下がったことにより、毎月の返済額が1万円以上も軽減されています。
貸金業法の上限金利は、借入額が100万円以上の場合は15.0%です(100万円以下の場合は18.0%〜20.0%)。
つまり、複数の消費者金融から100万円以下の融資を受けている人は、借金を一本化するだけで2.0%〜3.0%ほど金利が下がる可能性があります。
最大12年3ヵ月かけて返済できる
アコムのおまとめローンでは、最大12年3ヵ月の返済期間、146回までの返済回数が設定できます。
一般に、ローンは返済期間が短ければ短いほど、利息が少なくて済み、返済総額も抑えられます。
迅速な完済が推奨されますが、おまとめローンを検討する人の中には生活費に困窮している場合もあります。
このような状況の人は、アコムのおまとめローンで返済期間を長く設定し、月々の負担を軽減するのをおすすめします。
ただし、返済額を過度に少なくすると、長期間にわたる利息の増加に注意してくださいね!
追加借入ができないため完済しやすい
アコムのおまとめローンは、他社の借入返済専用の特別なローン商品であり、契約後の追加借入は不可能です。
追加借入が不可能な点は、借入残高が増加しないという観点からメリットとも考えられます。
通常のカードローンでは限度額内であれば融資を自由に受けられますが、これが無計画な借入につながることも。
アコムのおまとめローンを利用すれば、追加の借入ができないため、計画的な返済に専念し、完済を目指すことが可能です。
おまとめローンではこのような追加借入ができないため、計画的な返済に集中できる点が大きな利点ですよ!
総量規制の対象にならない
アコムのおまとめローンは、総量規制、すなわち消費者金融からの融資が年収の3分の1までと制限される貸金業法のルール、の対象外です。
総量規制の厳格化により、他社からの借入額が多いと追加融資が受けづらい状況です。
アコムのおまとめローンは借入額の規制から解放されるため、融資を受けやすくなりますよ
アコムのおまとめローンのデメリットと注意点
さまざまなメリットのあるアコムのおまとめローンですが、以下のようなデメリットや注意点があります。
- 返済期間が長引くと利息が増える
- 借入理由は「他社借入の返済」だけで追加融資は受けられない
- すべての借金をまとめられるわけではない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
返済期間が長引くと利息が増える
おまとめローンは借入額が高額になりやすく、返済期間が長引くほど利息が増えてしまうのです。
一般的なローン商品の利息は、返済期間に応じて日割りで発生していきます。
つまり、返済期間が長くなるほど利息が増えるため、最終的な支払い総額は高くなりやすいと言えるでしょう。
返済期間によっては返済総額が増えてしまう点は注意が必要です。
借入理由は「他社借入の返済」だけで追加融資は受けられない
アコムのおまとめローンは「他社借入の返済」にしか使えないため、追加融資は受けられません。
追加でお金を借りるには、アコム以外の消費者金融や銀行と新たに契約し直す必要があります。
ただし、おまとめローン利用後に他社から融資を受けると、再び返済の負担が増えて生活ができなくなるリスクがあるのです。
すべての借金をまとめられるわけではない
勘違いしている人も多いですが、おまとめローンはすべての借金をまとめられるわけではありません。
おまとめローンによっておまとめの対象は異なりますし、リボ払いや銀行系カードローンからの借入は対象外になっているケースがほとんどです。
たとえば、アコムのおまとめローンで一本化できる借入は、「消費者金融からの借入」と「クレジットカードのキャッシング」の2つしかありません。
その他の借入は一本化できないため、注意しておきましょう。
アコムのおまとめローンのデメリットを解決する方法
アコムのおまとめローンには、いくつかのデメリットがありますが、あらかじめ対処しておくことで解決できるかもしれません。
利息を抑える方法は?
「返済期間が長引くと利息が増える」というデメリットは、申し込み前に返済期間や返済金額をシミュレーションしておくことで対処できます。
金利が下がることで、いくら毎月の返済額が少なくなるのか、返済期間が長くなることで、いくら利息の総額が増えるのか、あらかじめ確認しておきましょう。
毎月の返済額を少しでも高くして早期完済を目指すことで、デメリットを軽減できます。
おまとめ後に追加で借入したい場合は?
おまとめローンは総量規制の対象外なので関係ありませんが、通常のカードローンは年収の3分の1までしか借入できません。
そのため、おまとめローンで年収の3分の1を超える金額、もしくはそれに近い金額を借りていると消費者金融から追加の融資は受けられないのです。
リボ払いや銀行ローンをまとめたい場合は?
アコムのおまとめローンでは、リボ払いや銀行系カードローンの借入は対象外ですが、消費者金融からの借入は一本化可能です。
このことから、借入先が消費者金融に限られる場合でも、契約数の減少により、返済管理が容易になります。
ただし、アコムだけがおまとめローンを提供するわけではなく、アイフルのようにリボ払いや銀行系カードローンも含めた借入の一本化を提供する業者もあります。
複数の貸金業者から借入れている場合は、アコム以外の選択肢も検討してみてください。
アコムのおまとめローンは審査が厳しい?甘い?
アコムのおまとめローンの審査が通常のカードローンに比べて厳しいと感じる人も多いかもしれません。
実際、おまとめローンは融資額が高くなりがちで、これによる貸し倒れのリスクを考慮して、アコムは審査を慎重に行う可能性があります。
しかし、おまとめローンの目的自体が複数の借入を一本化することにあるため、高額な融資についてはアコムも理解しています。
加えて、おまとめローンは総量規制の対象外であるため、他社からの借入合計額に対する懸念はそれほど必要ありません。
十分な収入があれば、アコムのおまとめローンの利用は現実的な選択肢ですよ!
アコムのおまとめローンで審査に落ちてしまう原因
アコムのおまとめローンで審査に落ちてしまう原因は、以下の4つが挙げられます。
- 過去に金融事故を起こしている
- 他社借入の契約数が多すぎる
- 借入額に対して年収が低い
- 安定した収入を得ていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
過去に金融事故を起こしている
金融事故の経歴がある方は、おまとめローンの審査に通過することが難しい場合があります。
具体的にどのレベルの事故履歴が審査の障壁となるかは明らかにされていませんが、信用情報のチェックは申込み時に必ず行われます。
2〜3ヶ月以上の延滞、強制解約、債務整理などの記録があると、審査で不利になる可能性が高いです。
また、短期間での複数ローン申込みは、財政的な困窮を示唆し、審査通過を困難にします。
頻繁なローン申込みが「申し込みブラック」と見なされ、アコムだけでなく他のおまとめローンの審査にも影響することがありますので、慎重な申込みが求められます。
短期的な申し込みには注意をするようにしましょう。
他社借入の契約数が多すぎる
おまとめローンに申し込んでいる以上は、複数の借入先があるのは当然でしょう。
しかし、おまとめローンであっても、通常のカードローンと同様に「他社借入の契約数」は重要な審査項目の1つです。
他社借入の合計金額も重要ですが、契約数は少ないほど審査は通りやすくなります。
使っていないカードローンがあれば解約して、できるだけ契約数を減らしておきましょう。
目安として契約数が4社以内に抑えられていれば、おまとめローンの審査にそれほど悪い影響を与えません。
借入額に対して年収が低い
おまとめローンは、返済に困っている人の負担を軽減させるためのローン商品です。
しかし、いくらおまとめローンでも、契約後は毎月返済が必要になるため、最低限の収入は欠かせません。
「返済ができるだけの収入があるか」が審査では重要で、借入をまとめたとしても返済は現実的ではない、と判断されると審査には落ちてしまうでしょう。
また、病気などの理由により、休職や離職している場合も無職と判断されるため、アコムのおまとめローンは利用できません。
安定した収入を得ていない
アコムのおまとめローンで確認されるのは、「年収」だけではありません。
おまとめローンは毎月一定額の返済が必要になるため、「安定した収入を得ているか」が重要視されます。
そのため、単に年収が高いだけでは、確実にまとめローンが利用できるとは限りません。
もちろん年収が高い方がアコムからの評価は上がりますが、「○月は収入が少ない」「特定の時期しか収入がない」などの場合は審査に落ちやすいのです。
ただし、アコムでは正社員だけでなく、派遣社員や契約社員、アルバイト、パートでも安定した収入を得ていると認めてくれます。
アコムのおまとめローンに申し込んでから契約、借入までの流れ
アコムのおまとめローンは、以下のような手順で契約、借入を行います。
- Web、自動契約機、電話から申し込む
- 必要書類の提出
- 審査結果の連絡
- 契約
- 借入(アコムが他社に返済する)
アコムのおまとめローンはWeb、自動契約機、電話から申し込むことができますが、Webでの申し込みが最も手間がかからず速いです。
既にアコムの利用者はフリーダイヤルでの相談が必要です。申し込み後、必要書類を提出し、審査結果を待ちます。審査を通過すると、利用条件の確認で契約完了です。
アコムが他社への返済を代行するため、申込者が返済手続きをする必要はありません。
通常のカードローンと流れは同じですが、融資額が大きいため審査時間が長くなることもあります。
アコム以外のおまとめローンはどんな商品がある?
おまとめローンを提供しているのはアコムだけではありませんし、他の消費者金融や銀行でも取り扱っている場合があります。
おまとめローンも通常のカードローンと同じく、提供している会社によって金利や限度額、返済期間が異なるため、どれがいいのか迷っている人も多いでしょう。
ここからは、消費者金融と銀行のおまとめローンの特徴や違いを解説していきます。
消費者金融のおまとめローンは融資スピードが早く利用しやすい
消費者金融のおまとめローンは、銀行よりも融資までのスピードが早く、最短で当日中に借りられるケースも珍しくありません。
大手消費者金融が提供しているおまとめローンの情報を、以下の表にまとめました。
アコム | プロミス | アイフル | レイク | SMBCモビット | |
---|---|---|---|---|---|
金利 | 7.7%~18.0% | 6.3%~17.8% | 3.0%~17.5% | 6.0%~17.5% | 3.0%~18.0% |
限度額 | 300万円 | 300万円 | 800万円 | 500万円 | 800万円 |
融資スピード | 最短20分 | 最短3分 | 最短20分 | 最短25分 | 最短15分 |
おまとめ対象 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) |
返済期間 (回数) | 最大12年3ヵ月 (146回) | 最大10年 (120回) | 最大10年 (120回) | 最大10年 (120回) | 最大13年4ヶ月 (160回) |
勤務先への連絡 | 原則なし | 原則なし | 原則なし | 原則なし | 原則なし |
年齢制限 | 20歳以上 | 20〜65歳 | 20〜69歳 | 20〜70歳 | 20歳~65歳 |
使用目的 | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る |
返済日 | 好きな日を選べる | 5日、15日、25日、末日 | 銀行により異なる | 契約状況により異なる | 5日、15日、25日、末日 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
※融資のスピードは、お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
消費者金融や銀行系カードローン、クレジットカードのキャッシング、ショッピング(リボ払い)、これらすべてを一本化できるのはアイフルのおまとめローンだけです。
消費者金融以外からも借入している場合、アコムだけでなくアイフルのおまとめローンも検討してみてください。
銀行のおまとめローンは低金利でおまとめ対象を問わない
銀行のおまとめローンは、消費者金融よりも金利が低く設定されているケースが一般的です。
銀行が提供している代表的なおまとめローンを、以下の表にまとめました。
楽天銀行 スーパーローン | auじぶん銀行 カードローン | 横浜銀行 カードローン | 東京スター銀行 | 住信SBI ネット銀行 | |
---|---|---|---|---|---|
金利 | 1.9%~14.5% | 0.98%~12.5% | 1.5%〜14.6% | 9.8%〜14.6% | 3.77%〜12.0% |
限度額 | 800万円 | 800万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
融資スピード | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短即日 | 最短3営業日 | 1週間程度 |
おまとめ対象 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 |
返済期間 | 1年ごとの更新 | 1年ごとの更新 | 1年ごとの更新 | 10年 | 10年 |
勤務先への連絡 | 原則あり | 原則あり | 原則あり | 原則あり | 原則あり |
年齢制限 | 20歳〜62歳 | 20歳〜70歳 | 20歳〜69歳 | 20歳〜65歳 | 20歳〜70歳 |
使用目的 | 問わない | 問わない | 問わない | 他社借入の返済に限る | 問わない |
返済日 | 1日、12日、20日、27日 | 好きな日を選べる | 10日 | 4日 | 5日 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
※融資のスピードは、お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
東京スター銀行のみが「おまとめローン(借り換えローン)」専用商品を提供しています。
他の4社は、目的自由のカードローンを同様に利用可能です。銀行の審査は消費者金融に比べ項目が多く、基準が厳しい傾向にあります。
特に、年収の3分の1を超える借入れや契約数が4社以上の場合、審査に落ちやすいです。年収の3分の1以下の借入で金利負担を減らしたい場合は、銀行のおまとめローンが適しています。
アコムのおまとめローンの返済方法
アコムのおまとめローンを利用すると、翌月から毎月1回の返済が始まります。
返済不能になると、新たな借入が困難になり、任意整理や自己破産などの債務整理の可能性が高まります。
契約前に返済方法を含め、しっかり理解しておきましょう。
- インターネットバンキング
- ATM
- 銀行振込
- 口座振替(自動引き落とし)
それぞれ詳しく解説していきます。
インターネットバンキング
インターネットバンキングを使っている人は、口座から直接アコムへ振り込むことが可能です。
この方法は他の手段に比べやや手間がかかるものの、慣れれば1回あたり2〜3分で済みます。24時間いつでも、土日祝日も含め30分以内に反映されるため、非常に便利です。
手数料が無料なので、インターネットバンキングを日常的に使用している人にとっては、おすすめの返済方法です。
ATM
アコムの返済に使えるATMは、「アコムATM」とコンビニやショッピングモールにある「提携ATM」の2種類です。
アコムATMは自動契約機がある店舗にあり、どちらのATMも24時間使用可能です。ただし、提携ATMを利用する場合、手数料が110〜220円かかります。
設置台数は提携ATMの方が多いものの、手数料が毎回必要なため、コストを考えるとあまりおすすめではありません。
銀行振込
銀行振込は、アコムの指定する銀行口座に、金融機関の窓口やATMから返済する方法です。
振込先は、利用者ごとに口座番号が異なるため、振込時には注意しておきましょう。
銀行振込の場合は、通帳に「アコムへ入金した」という履歴が残るため、家族に借金を隠している人には向いていません。
また、振込手数料は利用者が負担するため、インターネットバンキングやアコムATM、口座振替の方がお得に利用できます。
口座振替(自動引き落とし)
もっともおすすめな返済方法は、口座振替です。
口座振替であれば、利用者が使っている銀行口座から毎月6日に自動で引き落とされるため、返済を忘れてしまう心配がありません。
三菱UFJ銀行や三井住友銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、楽天銀行、地方銀行など、対応している金融機関も非常に多く、手数料は無料です。
「ついうっかり返済を忘れてしまった、、」こんな経験がある人は口座振替を利用しましょう。
まとめ
この記事では、アコムのおまとめローンの特性、利点、を詳細に説明しました。
アコムのおまとめローンは他社の借入返済専用であり、多くの場合、既存のローンよりも低い金利で提供されるため、毎月の返済額を2〜3万円削減できる可能性があります。
しかし、返済期間が延びるリスクもあるため、慎重な検討が必要です。対象となるのは消費者金融やクレジットカードのキャッシングであり、銀行ローンやクレジットカードのリボ払いは含まれません。
リボ払いや銀行ローンも一本化を希望する場合は、アイフルや銀行提供のおまとめローンを検討することをお勧めします。
アコム | プロミス | アイフル | レイク | SMBCモビット | |
---|---|---|---|---|---|
金利 | 7.7%~18.0% | 6.3%~17.8% | 3.0%~17.5% | 6.0%~17.5% | 3.0%~18.0% |
限度額 | 300万円 | 300万円 | 800万円 | 500万円 | 800万円 |
融資スピード | 最短20分 | 最短3分 | 最短20分 | 最短25分 | 最短15分 |
おまとめ対象 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング、ショッピング) ・銀行 | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) | ・消費者金融 ・クレジットカード (キャッシング) |
返済期間 (回数) | 最大12年3ヵ月 (146回) | 最大10年 (120回) | 最大10年 (120回) | 最大10年 (120回) | 最大13年4ヶ月 (160回) |
勤務先への連絡 | 原則なし | 原則なし | 原則なし | 原則なし | 原則なし |
年齢制限 | 20歳以上 | 20〜65歳 | 20〜69歳 | 20〜70歳 | 20歳~65歳 |
使用目的 | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る | 他社借入の返済に限る |
返済日 | 好きな日を選べる | 5日、15日、25日、末日 | 銀行により異なる | 契約状況により異なる | 5日、15日、25日、末日 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
※融資のスピードは、お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。