婚活は一人ひとり異なるもの。だからこそ、それぞれに合った方法で成婚へ導いていきたい。ONE THEORYにはそんな思いが込められています。その特徴は、カウンセラーである芦刈様に大手結婚相談所でもカウンセラー経験があるということ。現在に至るまでの15年間の経験をフル活用して、多くの成婚カップルを生み出しています。成婚した方から受け取った幸せのバトンを次に繋ぐ、その姿勢は地元メディアでも紹介されとても大きな反響を呼びました。
今回は「結婚相談所のベールに包まれている部分を明らかにしたい」という純粋な思いで運営を続ける、ベテランカウンセラー様をご紹介します。
カウンセラー紹介

芦刈 美子(あしかり よしこ)
大手結婚相談所2社で十数年カウンセラーとしての経験を積み、より会員様に近い存在であることを目指して自ら結婚相談所を開業。
現在に至るまで数多くの成婚実績を積み重ね、加盟連盟であるIBJのアワードも数々受賞。「頂いた賞は単なる実績ではなく、会員様の幸せの数。」その思いを胸に、幸せのバトンを繋ぎ続けています。
現在は天神・小倉の2箇所に拠点を構え、日々多くの方のカウンセリングを行っています。
カウンセラー歴15年。“仲人型”に共感するIBJ加盟の相談所。

こちらは芦刈様がお一人で運営されている相談所でしょうか。



厳密にはもう一人サポートしてくださる方がいるのですが主には私がカウンセリングなどのサポートを行っています。



では、この相談所を始められたきっかけをお聞きできますか。



私は元々大手の結婚相談所で10年弱ほどカウンセラーとして勤めていました。後半は管理職としてエリアマネージャーとしてエリアの統括業務を行っていました。ですが、立場が上になればなるほど会員様と遠い存在になってしまいます。婚活カウンセラーなのに担当の会員様を持つことができない、それは自分の中でも理想的な形ではないなと思い、自分で相談所を立ち上げることを決めました。スタートしたきっかけが会員様といつも近い存在でありたいという想いからなので、現在もビジネスではなく社会貢献だと思って活動しています。



ビジネスよりも社会貢献、その思いでやられているからこそ多くの信頼を得られるのですね。



日本での少子高齢化は本当に深刻な問題だと思います。5人に1人が65歳以上という状況の中で行政だけでは解決できない部分を私たち民間の力で少しでも良い方向に持っていければと思っています。私がカウンセラーとしてやりたいことは常に現場で会員様の心に寄り添うことです。成婚者の数を上の立場からコントロールするということは私が本来やりたかったこととは少しズレがありましたから、生涯やりがいを感じられる仕事を、と考え起業しました。



現場でなければ分からないことが必ずありますよね。カウンセラーさん一人ひとりにも思いがありますし、重視したいポイントも違いますよね。



私の婚活カウンセラーとしての考えは大手相談所のマインドよりもIBJにより近いな、と勤務していた頃から感じていました。そういった思いからIBJにも興味がありましたし、その素晴らしいシステムを使ってマッチングを成立させたいと思っていました。



経験があるとはいえご自身で立ち上げられるというのは勇気がいりますよね。大手での活動と個人での活動ではやはり違いは大きいのでしょうか。



一般の方は結婚相談所と聞くと大手でもIBJでも同じようなイメージを持たれていると思います。ですから私は来ていただいた方にまずその違いを説明しています。大手の多くは「マッチング型」で、IBJは「仲人型」の方針を取っています。マッチング型は活動をする=成婚を生み出すために追いかける、というやり方ではありません。自分で条件を絞って検索して、良いと思う方がいれば自分でお見合いを申し込んで、自分で進めていく…そういったやり方の所が多いです。マッチングアプリに近いようなイメージです。仲人型の特徴は活動の最後が婚約だという点です。そこへ向けて1人では作れないものを私たち相談所のカウンセラーが作っていく、チームで婚活をするというイメージです。1対1の男女ではなかなか温度感や相手の気持ちが分からずにすれ違ってしまうということもあります。本当はその方とご縁があったかもしれないのに、その縁が繋がらなくなってしまう可能性があります。IBJであればその2人それぞれにカウンセラーという担当がいますから、2人で解決できないことでも4人で解決できることがあります。4人のチームで一つの成婚に向かってご縁を繋いでいく、1000ピースくらいあるようなパズルを一つ一つはめていくようなイメージです。2人が諦めようとしてもカウンセラーが諦めないこともありますし、一つ一つのパズルのピースを丁寧に扱ってハマる場所を探していきます。



なるほど。目標が成婚であるかそうでないか、というのは相談所を利用する上でも重要ですね。



そうですね。IBJは成婚主義に振り切っていますので入会云々よりも成婚に重きを置いています。そういったところが私のマインドに合っていると思っています。初回カウンセリングに来られた方には、そういった違いを説明してどちらも良い点があるけれどどちらの方が自分に合っているかを考えてほしいと思います。相談所はそれぞれ違いもありますから、最終目的も着地する場所も、そこに至るまでの流れも違うとことを説明しています。大手にいたからこそその違いというものを会員様には感じてほしいと思っています。入会してから違う方向だったとなるとお金も時間も無駄になってしまいますから、カウンセラーもお客様も不幸になりますよね。なので、最初にそこをしっかりと説明するのが私のスタイルです。



これまでの経験がとても活きていますね。大手でのご経験がある方ならではの貴重なお話だと思います。



IBJは現在加盟店が4万3000店舗ほどあり、会員様は9万人以上日本だけでなく海外から入会されている方もいらっしゃいます。連盟としての規模はとても大きいですが、それぞれの加盟店は決して大きな規模ではありません。ですが、そういった小規模で運営している相談所にいながらそれだけの会員様と出会えるチャンスがあるというのは、とても大きなメリットだと思います。北から南まで9万人以上のデータを見られる、これがIBJ加盟店の相談所で活動することの最大の魅力だと思います。大手になるとどうしても社員としてのサポートになりますし、規約や規則もありできる事は限られています。トップダウンの世界で自分が思っていることができない歯がゆさも感じていましたから、会員様と近い場所でサポートできる今の状況はとても自分に合っていると感じています。



会員数が多いのはもちろんですが、それだけ色んな方と出会えるチャンスがあるというのは魅力的ですね!



特に会員様が相談を寄せてくださる時というのは、その時が話したいタイミングです。ですが、大手だと営業時間に制限もありますし店舗休業日もあり連絡がつかないこともあります。私たちのように個人で運営している相談所の良い所はいつでも連絡が取れるという点です。特に人の悩みというのは、日が沈んで夜に向かっていくと共に深くなり「この人と真剣交際を続けて良いの?」「この人のプロポーズを受けて良いの?」という、日中に仕事をしている間には気にならなかったことで悩んでしまうこともあります。そんな時は21時など夜遅い時間から面談することもありますし、電話で話を聞くこともあります。そういった「いつでも対応できる」というのが本当に強みだと思っています。少数精鋭だからこそ、かゆい所にすぐに手が届きます。不安になった時にはすぐに手を差し伸べられる位置にいるので、これは会員様にとってもカウンセラーにとっても良いことだと思います。



両者にとって良い形を目指す、とても誠実な姿勢だと思います。



悩みを聞けるときはいつでも聞いて、「それでいいよ、大丈夫だよ」と声をかけてあげるようにしています。その一言を聞くだけでも安心するという方もいますし、そういった存在になれればと思っています。
豊富な知識と経験を、全国の加盟店へ。



では、ONE THEORY様の強みはどういった点だと思われますか。



やはり私自身のカウンセラー歴が長いので知識と経験は豊富です。一つのお悩みや相談事に対して「こんなパターンもある」「あんなパターンもあった」というようにアドバイスの引き出しが多いことです。私がこれまで輩出してきた成婚者様は延べ250名ほどいます。その中には成婚退会から数十年経っても私のことを覚えてくださっている方もいます。先日は、ホテルでばったり昔の会員様と会ったのですが何と10年ぶりの再会でした。ですが、その方も「芦刈さん!」と声をかけてくださり、名前と顔を覚えていただけていたことがカウンセラー冥利に尽きるなぁと思い、本当に嬉しかったです。私も10年ぶりだったのですが咄嗟にその方のお名前が出て、それも嬉しかったです。



10年ぶりに会って声をかけていただけるなんて凄いです!芦刈様ご自身はもちろんですが、ONE THEORYという相談所に思い入れがないと起きない出来事だと思いますので、本当にいい関係を築かれていたということですね。



他にも、数年前のことですが博多駅前で声を掛けられたことがありました。その方は10年近く前の会員様だったのですが相談所ではない場所で良い方と出会われて退会されました。私が成婚させたわけではないのですが、そういった外部の方との交際が始まった後も私に相談を寄せてくれていたので、ずっとお話を聞いていました。ただ、悩むことも多く「ほんとにこの人でいいのかな」と言われることがよくありました。ですが、彼女から聞くお相手の方の人物像はとても素敵な人で「あなたにはこの人しかいないよ、本当に素晴らしい人。もしも、明日彼と会えなくなってしまったらどうする?」と聞くと「それは絶対に嫌だ」と言うので、「それが答えだよ」と伝えました。結婚直前になるとマリッジブルーになる方は珍しくありませんが、「ここで飛び込まないと5年・10年先に絶対に後悔するあなたが見えるよ」と話して背中を押しました。その半年後に彼と結婚されたのですが、博多駅前で声をかけて頂いた時にはお子さんが3人いると聞いて驚きでした!その場でLINEを交換して後日お茶を楽しみました。お茶をした時には「あの時私が迷っていたのはおかしかったですよね」と言われましたが、「おかしくないよ、誰でも直前には迷うものだよ。でも結果が良ければ何でもいい。」と話しました。



芦刈様の尽力があればこその結果だったと思いますが、外部の方との交際についても応援していただけるのは嬉しいですね。



私が成婚を作り上げたというよりは一緒に伴走してゴールに辿り着いたという感じです。そういった方たちは、10年や15年も経てば私の名前は忘れているかもしれないけれど、顔くらいは少しなら覚えてくれているかもしれないなと思っています。成婚に導いた方が家族を作り、私はその家族のアルバムに載るわけではないですが家族を作るきっかけになった最初の1ページよりも前、0ページには載っているかもしれないな、という自負はあります。この仕事が病みつきになるのはそういった幸せな瞬間に自分が携わることができるからです。



相談所以外で見つけられた方のサポートも行われているのですね!冒頭でビジネスという感覚では行っていないと仰っていましたが、本当に芦刈様のお気持ち一つで活動されているのがよく分かります。だからこそ実績も多いというわけですね。



IBJは半期に一度全国4300の加盟店について成婚者数や入会者数、コンプライアンスの遵守などについてランキングを発表しIBJアワードというものを発表しています。当相談所は開業以来ずっとそのIBJアワードを受賞していて、プレミアム賞という最も権威ある賞も頂いています。上期ではプレミアム賞は全国の加盟店のうち上位11%ほどの相談所しか頂けないものなので、狭き門です。福岡という地方都市でありながら開業以来途切れずにランキングに食い込んでいるので、成婚率が高い相談所として認識していただていると思います。



全国の中から上位11%というのはかなり狭いですね。実績を認められた、説得力のある相談所様というイメージに繋がります。



またIBJは各都道府県に1社加盟店のリーダー格となるカウンセラーを置いているのですが、私はその福岡代表カウンセラーをさせていただいています。また、アンバサダークラブというIBJ内のクラブ活動のようなものがあるのですが、その中で全国の加盟店のカウンセラーさんを相手にカウンセラーとして活動していくためのナレッジを教えていく活動があります。現在福岡では2社がその役割を担っているのですが、そのうち1社は私が主催するスタートアップというアンバサダークラブです。参加していただいているのは福岡の相談所様だけではなく、全国からの参加も多いです。



実績と経験がある芦刈様ならではの役割ですね。



なぜ相談所のカウンセラーさんを相手にしているかと言うと、カウンセラー自身のマインドやナレッジが上がっていくことは会員様にとっても良いことですよね。新しく加盟された方も多いですし、他業種からの転身で一度も婚活カウンセラーをしたことがない方はどうしたらいいか分からない部分もあります。そこへ向けて、教育を行い自分が持っているナレッジなどを共有しながら、カウンセラー自身の悩み事などを解決できるよう努めています。



男女を結び付けるということだけでなく、幅広い業務を行われているのですね。



こういった活動は自分の為にも行っています。というのも、誰かに自分の知識などを共有することで自分の中でも整理ができますし相談所のスキルも上がっていきます。成婚される方にはもちろん当相談所の会員様同士の成婚もありますが、別の相談所様とのご縁も作っていく必要があるので、こちらのカウンセラーとお相手のカウンセラー様とで温度差があると上手くチームになれません。なので、そういった目線を合わせる意味でも教育は大切です。4人というチームでの婚活を意識しているので、教育という部分を強化したいと思いIBJからの依頼を受けています。



初めての方は右も左も分からないという方が多いでしょうから、そこを最初にサポートしていただけるのは心強いですね。



IBJは会員様へのサポートが手厚いのはもちろんですが、加盟店に対しての教育も手厚いです。会員数のほとんどは加盟店が持っているので、そこへ向けての教育はとても熱心にフォローしていると思います。



IBJの「良縁を作っていこう」という想いがとても伝わりますね。



そうですね。私もそこに考えがフィットしているので、納得してカウンセラーとしての活動を続けられています。



ただ、相談所での活動はまだ「詳しいことがよく分からない」という方も多いと思います。そういった風潮についてはどう思われますか。



私自身も結婚相談所に入会するというのはとてもハードルが高いことだというイメージがありました。「相談所に入会する自分は何だろう…」というところから始まって、変な人がいるかもしれない、お金を騙し取られないか、そんな不安もあると思います。アプリは多くの方が気軽に利用していますから恥ずかしいことだとは思わない方が多いですが、相談所はまだそこまで辿り着いていないと思います。入会している方でも相談所に入会しているとは言わない方もいます。まだまだ「向こうの世界」に見えている部分が多いと思うので、そこのハードルを乗り越えて入会していただいた方にはしっかりと成婚という幸せを手に入れてほしいと思っています。相談所という重い扉を押して入ってきてくれた方ですし、数ある相談所の中から当相談所を選んできてくれた。一期一会のご縁は、将来のパートナーだけではなく相談所とのご縁もそうだと思うので、その奇跡のような出会いを大切にしたいです。



入会された方に対する真摯な姿勢、縁を大切にするが本当に素敵です。



出会うタイミングも大切で、どれだけご縁がある方でも出会うタイミングが狂うとそのご縁は繋がりません。そこで人生の明暗が分かれてしまうこともありますから、タイミングはよく見極めて活動することが大切です。成婚された方から受け取ったバトンを次の方に繋ぐ、そんな役割を私たちが担っていると思います。縁とタイミングはワンセットですから、どちらかが欠けていてもダメなので、どちらも大切にしてほしいです。
地元テレビ局で9ヶ月間の大特集!1人の女性が繋いだ26人の幸せ。



では、これまでの会員様で特に印象に残っている方はいらっしゃいますか。



福岡の方は、本当に福岡が大好きな方が多く福岡を離れたくないという方が多いです。特に女性は入会される方の6~7割ほどがそういう方で、福岡の方と結婚してずっと住み続けたいという方です。ですが、そういった方もいざ活動を始められると物理的な距離よりも、心の距離が繋がっている人を選ばれます。そんなふうにマインドがリセットされていく方に私がよく話すのは「どこに住むかよりも、誰と住むかが大切だよ」ということです。この地域に固執してちょっぴり魅力を感じる人と一生を過ごすのか、遠方だけれど追いかけたくなるくらい大好きな人、どちらを選ぶ方が自分の幸福度が上がるかを考えてほしいです。そうなるとやはり心の距離が近い方と一緒にいることが大切になります。



大切なのは心がどれだけ通っているか、ということですね。



そうです。そんな福岡でお相手を探されていた女性の方のお話です。1年半ほど前に九州朝日放送のKBCというテレビ局があります。九州のテレビ朝日系列の放送局ですが、そのKBCが手掛ける婚活ドキュメンタリー番組で9ヶ月間にわたり当相談所が特集されたことがありました。実は最初、半年間だけの契約だったのですが放送後ネット上でとても話題になり視聴率も非常に良い数字でした。ただ、サブタイトルとして「私、半年で結婚します」というタイトルが付いていたのですが、脚本も台本もないこの相談所の会員様の入会から成婚退会までを追ったドキュメンタリーだったので、半年という着地を書かれてもそのとおりに行くかどうかは未知数でした。ですが始まってしまったものは止められないので、頑張って活動していただいていました。すると回を追うごとに視聴率がどんどんアップして、KBCも番組宣伝に力を入れていました。ただ、やはり半年での成婚退会は叶いませんでした。結果的に9ヶ月目に成婚退会となり番組もフィニッシュとなったのですが、その9ヶ月間ずっと追いかけてもらっていました。冒頭にお話したようにその女性は福岡に住んでいる方を探されていたのですが、何と成婚退会されたお相手の方はフィンランド在住の方でした!



フィンランドですか!?まさかの国外ですか!?



びっくりですよね!あまりにも出来過ぎた話で私もまったく想像していなかったことでした。お相手の方はフィンランド人というわけではなく、フィンランドに駐在している日本人男性だったのですが、成婚退会後はフィンランドに嫁がれて赤ちゃんも生まれました。2024年に一時帰国した際には事務所へも顔を出してくれてみんなでご飯にも行きとても楽しい時間を過ごしました。「芦刈さんの相談所に入って人生が大きく変わった。海外に嫁ぐなんて思ってもみなかったけれど、背中を押してくれたことに感謝したい。人生が良い方向に変わった。」と言ってくれて、本当に嬉しかったです!「でもそれは、あなたが顔を出してドキュメンタリーに出演した、その勇気の結果だよ」とお話して、当時の思い出を振り返りました。



嬉しいお言葉ですね!彼女の勇気が実を結んだ結果ですね。



ドキュメンタリーに出ている間ももちろん良いことばかりではありません。活動を始めてすぐに10人の方にお見合いを断られて落ち込んでいる姿も撮られているので「うわ~…これテレビに出ますよね~…」という姿も放送されています。でも、それだけの勇気を出してテレビに出てくれたこと、その勇気が良縁を運んできてくれたのだと思っています。その方は福岡の人と出会うためにどうすれば…と悩んでいた時に行き着いた先が私の相談所だった、自分と同じように迷っている方の励みになればという思いを持たれていたようです。駐在員の方なので2~3年経つと帰国されるのですが、言葉も環境も違う国によくお嫁に行ったなと、本当に尊敬でした。9ヶ月を迎える頃には10月になっていたのですが、本当に視聴率が良かったのでなんとその年の大晦日に総集編がゴールデンタイムで放送されました!



大晦日のゴールデンに総集編ですか!?とてもすごいことですよね…!



しかもそこでもまた視聴率が跳ねました!大晦日だったけれど皆さん見ていただけたようで、その放送後は問い合わせもすごく多かったです。やはりメディアの力は凄いと感じた瞬間でした。また、この放送があったことで「相談所ってどんな所?」とベールに包まれていた部分が明らかになった部分もあり、「放送を見て興味が湧いて問い合わせしました!」という方もいらっしゃいました。失敗しながらも立ち向かっていく姿に感動したという方も多く、入会面談もすごく増えました。彼女が身を挺して相談所のことを知ってほしいとテレビに出てくれたこと、これは本当に奇跡だと思っているので私も彼女に感謝しています。「あなたの放送がきっかけで入会してくれた方も多いよ」と伝えたのですが、実際に彼女をきっかけとして入会して成婚退会に至った方が26名いらっしゃいます!



26名ですか!一人の方をきっかけとして考えると、とても多いですね!



その26人の幸せもあなたが導いた結果だよ、お礼を言うのは私だよと伝えました。正直なところ、彼女がフィンランドへ彼に会いに行ったとき、結果は五分五分だと思っていました。これでもしダメだった時の彼女の心情や彼女がこれからどうやって婚活をしていくのか心配でした。ですが、お相手の方も彼女も頑張った結果トントン拍子に話が進んで成婚となり、それがこれまでの会員様では一番印象的な出来事でした。これをきっかけに福岡だけでなく、近隣県の方にも当相談所の存在を知ってもらえたのが嬉しかったです。彼女を見て婚活をしようと思ってくださる方たちに幸せのバトンが繋がったような気がして、カウンセラーとしての自信にもなりました。



26人にバトンを繋げられた、これはもう立派なインフルエンサーですよね!顔を出してメディアに出る、というのは本当に勇気のいることだと思いますが良縁に恵まれて良かったです。フィンランドへ行かれることもなかなか決断できることではないと思いますので、同じ女性として心から賛辞を贈りたいです!



私も本当に良い経験をさせてもらいました。婚活カウンセラーは良いことばかりではありません。会員様からの悩みの中にはヘビーなものもありそういった話を聞いたときは自分の心もダークになることもあります。どうしたらいいか、どんな言葉を掛けるのが良いか、本当に悩んで背負い過ぎてカウンセラーを辞めてしまう方もいます。私は15年この仕事を続けていますが、楽なことばかりではない中でもやはりこの仕事が病みつきになる仕事だという思いは変わりません。おそらく私は婚活カウンセラーでなかったら働いていないかもしれません。それくらい、大好きな仕事です。元々社会貢献にも興味があり、個人的にもボランティア活動も行っているので、社会貢献と結びつきがあるこの仕事は本当に良い仕事だと感じています。私一人では社会を変えることも、行政を動かすこともできませんが婚活カウンセラーは全国にたくさんいますので、みんなで力を合わせて少しでも少子化解決、晩婚化解決に繋がることができればと思っています。



少子化問題は本当にこの国で一番深刻な問題だと思うので、婚活事業はそこに間違いなく貢献している事業だと思うので、やりがいのあるお仕事ですね。
示すのは、進行方向。決めるのは会員様自身。



芦刈様がカウンセリングをされる上で大切にされている思いについてお聞きできますか。



まず私から「ああしなさい、こうしなさい」と強く伝えることはしていません。あくまで私はカウンセラーという伴走者で人生を決める人間ではないということです。まずは会員様が思うように活動して、感じたままにお相手を選びこの人とは合う・合わない、この人と会ってみるということも自分が感じたとおりに動いていただいています。ただ、人間は自分を俯瞰視するのはなかなか難しいです。何かの媒介を通して見る必要があるときには手を差し伸べて右の道も左の道もあるよ、というようにアドバイスしています。そこを進む・進まないもあなた次第、一度進んでダメだったら戻ってきてもいいよと逃げ道も作り、色々な案を提案しています。ただ、そのいずれもあくまでアドバイスですから実行するかどうかも会員様に決めていただきます。



あくまでも自分はカウンセラー、大切にしたいのは会員様の思いということですね。



当相談所に来るまでに2~3年婚活をして上手くいっていない、そして自分でその理由を探さずに改善もしなければ、この先2~3年後もきっと変わらないよというお話はします。幸せへの道のりの半分は自分のスタイルを崩さずに、でも入会したら半分は私に分けてほしい、そんなふうにお伝えして2人でローラー作戦のように一緒に走りながらゴールに向かっていこう、そう話しています。



会員様の一つ一つの思いをとても大切にされているのを感じます。皆さん、芦刈様のお人柄に惹かれて入会されるのだと思います。だからこそ10年経って街中でばったり出会っても声をかけていただけるのだと思います。人生の中で大切な方だと記憶されている証拠ですね。



そうだと嬉しいです!どの会員様も本当に頑張ってくれる人ばかりなので、私も応援したくなります!
30年で変わったライフスタイル。男女ともに“自立”がテーマに。



こちらの相談所を立ち上げられてからは6年とお聞きしていますが、この6年間で変わってきたなと思う業界のトレンドはありますか。



結婚相談所というより婚活市場という土俵で考えると、やはりマッチングアプリの台頭は顕著ですね。昔はマッチングアプリにも懐疑的なイメージを持たれている方が多かったと思いますが、今では右も左もやっているという状態なのでそこはこの数年で大きく変わった部分だと思います。ただ、アプリでの活動は「=結婚」に繋がらないことも多いので、最短で結婚したいと思うなら相談所での活動が確実だと思っています。また、10年前と違い男女ともに望むライフスタイルがダブルインカムになってきました。10年前、15年前であれば女性は専業主婦希望の方が多かったのですが、女性もダブルインカムを望む方がとても増えました。また、男性も全体の7~8割ほどの方がプロフィール文にハッキリと、1人暮らしなので料理・洗濯など家事が一通りできることを明記するようになりました。そういったアピールをする=男性が望むのは専業主婦ではなく、働く自立した女性です。ダブルインカムで豊かな収入を得て豊かな暮らしをする、そういった合理的な考え方の方が多いと思います。日中は2人で働き帰ってきたら2人で家事をする、そういった時代を反映しています。



昭和、平成、令和と時代は流れていますが、夫婦のライフスタイルは平成から令和の30数年を見ても本当に変わりましたよね。



昔は男性が働き家事は女性がやってね、という時代でしたが今はそういった男性が結婚できる時代ではありません。家事も育児も均等に分担して2人で協力して暮らしていく、というスタイルが主流です。ただ、今でもたまに「自分の母がそうだったので、私も専業主婦希望です」という方がいます。その気持ちは否定はしませんが、プロフィール文には練り込まない方がいいです。ですが練り込んでしまう方もいて、そういった方はいくら綺麗で若い方でも選んでもらえないことが多いです。



なるほど。確かにそういった女性を望む男性が多い、というイメージはもうありませんね。



男性が女性に求めるものも変わってきていて、昔は家で大人しく待ってくれている女性が奥ゆかしくていい、という風潮もありましたが今の男性が求めているものは、社会で通用する女性です。ご近所さんの噂話をしているような人よりも、自分と同じ社会で戦って社会の常識、交友関係をきっちりと持っている人を望んでいます。社会でのコミュニケーションを取れていることも大切ですし、同じように女性で家事が苦手という人も断られることが多いです。今のカップルはお互いの自立を望んでいますし、1人の時間や趣味の時間も大切にできることを希望条件に入れている方が多いです。お互いの時間を大切にしながら一緒に過ごすべき時は過ごす。本当に賢い生き方だなと思っています。



では、最後にこれから婚活を始めたいと思っている方へのメッセージをお願いします!



自分が動き始めないと何も始まらない、これを覚えておいてほしいです!結婚はいつでもできるものですから、いつ婚活を始めてもいいと思います。若い方が有利になるという事実はありますが、人それぞれ事情がありますから何歳になってからもでいいのでまずはこの婚活市場に飛び込んでみてほしいです。たとえば次のクリスマスは誰かと一緒に過ごしたいと思ったらそのために活動を始める、そしてやってみてダメだったら方法を変えてリトライする、これを繰り返して成婚に繋がります。やってみたことのない事にトライする、というのは時間もお金もかかって一見無駄なことのように思えますが、一番無駄なのは何もせずに流れてしまった月日です。「一年後にはこうなりたい」という目標を立て、そこに向かって1人で活動することが怖ければカウンセラーと2人で頑張ればいいのです。結果が良ければ方法や過程は何でも構いません。頑張った結果成婚できたら一年前の自分を褒めてあげたくなるはずなので、そう思えるような行動をしてほしいです!もしも、最短で真面目に婚活をしたいと思うなら、ぜひ相談所への入会も検討してほしいです!
インタビューまとめ
活動をする中で孤独を感じがちな婚活。ですが、芦刈様は「チームでの婚活」を目指し1人よりも2人、2人よりも3人、4人とみんなで幸せに向かっていこう、そんな思いで活動されているのを強く感じました。「1人で不安なら私がいるじゃない!」そう言ってくれる方がいるありがたさ、これは婚活で悩んだ経験がある方にはとても心強いものだと思います。
そして、支えながらも個人の意思を尊重する。そんなふうに活動することで、会員様自身も婚活の結果に納得することができるのだと思います。カウンセラーからあれこれ指示されるのではなく、アドバイスを受けながらも自分で決めて進みたい、そんな方にONE THEORYはピッタリの相談所です。
ONE THEORY 基本情報


名前 | ONE THEORY |
サイトURL | https://salon-de-one-theory.com/ |
お問い合わせ | salon.de.onetheory@gmail.com |
所在地 | ■博多オフィス 福岡市博多区博多駅南1丁目12-3 ■小倉サテライトオフィス 北九州市小倉北区浅野3丁目8−1 |
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