あなたの生まれた瞬間の星空には、あなた自身を知るヒントがたくさん詰まっています。
星はロマンチックだけでは終わらない、奥深さがあるんです。
この記事では、
- 西洋占星術とは?
- 西洋占星術の歴史
- 西洋占星術で占うメリット
- 西洋占星術でわかること
- 西洋占星術のやり方
- 西洋占星術Q&A
などについて解説します。
西洋占星術とは?
占星術とは、宇宙を運行する星々の位置から、人や社会の性質、在り方などを読み解く占いです。
西洋占星術で主に用いられるのは、太陽・月・8つの惑星(水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)の10天体。
それが宇宙での方角を示す12星座の、どこに位置するかを見ていくことによって読み解いていきます。(他にも様々な要素があります)
人が生まれた瞬間の星の位置からは、その人の持って生まれた資質や才能、運勢を。
今現在運行中の天体の動きからは、社会の動きやそれぞれの人に対する影響力を読み取ることができます。
西洋占星術の歴史について
占星術は世界各地で発達しており、インド占星術や東洋占星術なども占星術の一種です。
西洋占星術はヨーロッパを中心に発展したもので、もっともスタンダードな占星術です。日本で単に「占星術」と言う場合、こちらを指すことが多いでしょう。
占星術の歴史は非常に古く、発端は紀元前2000年頃までさかのぼります。
人々は大自然と神を結び付け、(星を含む)自然が示す変化は、神々の意図を示すものであると考えていました。自然現象を、予兆として受け取っていたのです。(例えば日食は、不吉なことが起こる前兆とされていたようです)
月の引力が潮の満ち引きを引き起こすように、星々の力が地球やそこに住む私たちに影響を与えるのは、ごく自然なことと考えられていたのです。
やがてコペルニクス、ガリレオらが地動説を唱え、それまで主流だった天動説が否定されるようになります。すると占星術は天文学から切り離され、神智学や心理学、ニューエイジの考え方などと結びつき、新たな道をたどることになりました。
個人の資質や運勢を知るためのものとして、本格的にホロスコープから読み解く占星術の他に、17世紀には現代の星占いのような手軽に楽しめるものも流行しました。
現代では自己成長や自己探求のためのツールとしても使われるようになり、代表的な占いとして広く世の中に浸透しています。
西洋占星術で占うメリットとは
西洋占星術がもたらす情報からは、様々なメッセージを受け取ることができます。
- 自分を知ることで、生きやすくなる
- その時の運気を知ることで、人生がスムーズになる
- 自分を活かして生きていける(向いている分野や強みが分かる)
- 人間関係が円滑になる
(自分や相手のコミュニケーションのクセを知ることで、上手く対応するポイントが分かる) - ものごとが上手く運びやすくなる(運気に合わせた行動が取れる)
西洋占星術でどんなことがわかるの?
西洋占星術では、分かることも多岐にわたります。その中でも代表的なのは「自分の資質について知る」こと、また「その時の運気を知る」ことです。
出生図(ネイタル・チャートもしくはバース・チャート)
主にその人の資質や能力についての情報を提供してくれます。
- 感性、思考、行動の傾向(性格)
- 得意なこと(才能)、苦手なこと
- 仕事や社会で上手くいきやすい方向性(適職、天職など)
- 気になる人との相性(恋愛や人間関係など)
- コミュニケーションのクセ
- 恋愛・結婚などで、どんな人に惹かれやすいか
- 魂の観点から見た、人生の目的
などについて知ることができます。
経過図(トランジット・チャート)
今現在の星からの影響を読むことで、自分や社会へどんな影響が現れるか(運勢、運気)、また未来に起こる出来事の予測に使われます。
- いつ頃、どんなことが起こりそうかの予測に
- 大切なタイミング(結婚、転職など)に良い時期を知る
- 気を付けるべき時期、何かをするのに向いている時期、頑張り時などのタイミングがわかる
西洋占星術のやり方
ホロスコープの大きな要素として、天体(惑星)・サイン(星座)・ハウスの3つがあります。
10個の天体が、どのサインにあるか、またどのハウスにあるかを見ることで、あなたの持って生まれた資質、またそれがどのような分野で発揮されやすいのかを見ていきます。※アスペクトは今回省略します。
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1必要なデータを確認する
西洋占星術で出生図を作成するためには、以下のデータが必要です。
- 生年月日
- 出生時間(何時に生まれたか。〇時〇分)
- 出生場所(生まれた場所。県名、もしくは市町村名まで)
出生時間は知らない方の方が多いかもしれませんね。母子手帳などで調べることができます。出生場所は、生まれた産院などのある市町村名が分かればベストですが、簡単に見るなら県名だけでもOKです。
出生時間が分からない方は、一部の情報(ハウス、月の正確な位置など)が出ない状態で占うことになります。
精度は落ちますが、ある程度の情報は得ることができます。仮の時刻として12:00(昼の12時)と入力し、ホロスコープを出してみましょう。
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2ホロスコープ(出生図)を作成する
本来は複雑な計算が必要なホロスコープ作成ですが、ITが発達した現在は、パソコンなどで簡単に作成することができるようになりました。
こちらのサイトでは、オンラインでホロスコープを作成することができます。
http://www.horoscope-tarot.net/
調べた3つのデータを入力し、ホロスコープを作成してください。
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3天体の位置を確認
円形の図、ホロスコープが上手く表示されましたか?
図の中には、10個(ソフトによっては、それに+α)の天体を示す記号が表示されていると思います。(上記のサイトで作成された方は、「このホロスコープの詳細>>」を押すと、天体記号などの説明まで見ることができます)
それぞれの天体は、あなたの中の10種類の異なる側面を表しています。
まずはその天体が、どのサイン(星座)にあるかを見てください。
天体のサインは、その側面がどんな性質を持っているのかを表します。
その次にその天体が、1~12に区分けされているハウスのどこにあるかを見てください。
ハウスは人生における場、その天体が活躍しやすい分野を表します。
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4読み解く
この3つの組み合わせを見ることで、
- あなたが本質的にどんな資質を持っているのか(天体×サイン)
- どの分野で発揮されやすいか(天体×サイン×ハウス)
を読み解いていきます。
天体(惑星)
地球に近い天体はより個人の資質として働きやすく、遠くなればなるほど個人というよりは壮大な宇宙のエネルギーとしての性質が強くなります。(太陽のみ、2つの区分に属しています)
・個人天体(月、水星、金星、太陽)
その人個人を表す天体です。自分らしさとして認識しやすく、また自分の意思でその力を使いやすい天体です。
・社会天体(太陽、火星、木星、土星)
その人の社会性を表す天体です。社会的な地位や立場がしっかりしてくると、その力を使いやすくなります。
・トランスサタニアン天体(天王星、海王星、冥王星)
人知を超えたエネルギーを持つ天体です。意識的に使うことは難しく、影響を一方的に受けるというイメージ。
個人というより、時代を創るために使われる天体です。
各天体が表す側面は、以下のようなものになります。
太陽
あなたがこの世に生まれてきた目的、またそれを果たすために社会に見せていく、あなたの代表的な顔を表します。
プライベートというよりは、公(おおやけ)での自分を表す天体です。また自分から見た父親、女性の方にとっては自分の夫を表す天体でもあります。
12星座占いで言うところの「自分の星座」は、この太陽星座のことです。
月
こちらはプライベートでの自分、素の自分を表します。
太陽が会社に行っている時の自分だとしたら、月はおうちでくつろいでいる時の自分のようなイメージです。社会に影響されない、ありのままの自分を表します。
そのため太陽星座よりも自分をよく表している……と感じる方も少なくありません。
感情や心理面の傾向についても表します。また、自分から見た母親、男性の方にとっては自分の妻を表す天体でもあります。
ちなみに月は動きが速いため、出生時間が不明の方ははっきりした位置を出すことができません。
出生時間を12:00で入力し、サインの切り替わり付近に月が表示された方は、月のサインが変わってしまう可能性があります。ご注意ください。(サインの真ん中あたりに表示された場合は、そのサインで大丈夫です)
水星
あなたの知性、思考、また情報伝達力(言語能力)を表します。
考え方のクセ、学び方、コミュニケーションや文章表現などの傾向がここから分かります。
水星のコミュニケーションは「情報を正確に伝える」がテーマです。感情が絡むコミュニケーション(愛情表現など)は、金星の担当となります。
金星
あなたの感性、愛情、喜び、他者と調和する際の自分などを表します。
恋愛の傾向、美的感性、好きなもの(趣味など)。男性にとっては好きなタイプの女性などもここに表れます。
女性にとっては、女性としての自分自身を表します。またお金を表す星でもあります。
お金の使い方をここから読み取ることができます。
火星
あなたが欲しいものをつかみ取る力を表します。
行動力、決断力、情熱、勇気など。また時には攻撃性、怒りの力として使われることもあります。
女性にとっては、好きな男性のタイプを表す天体です。男性にとっては、男性としての自分自身を表します。また、性的エネルギーを表す星でもあります。セックスの傾向がここから分かります。
木星
慈悲、慈愛、寛容さなど、あなたの持つ優しさ、善意を表す天体です。
あなたが恵まれているもの(才能など)もここから読み取ることができます。
拡大する力も表し、ものごとを発展させる時にもこの星の力を使います。
一般に「幸運の星」とされ、歓迎されることが多い星です。ですが行き過ぎると過保護や甘えなどを招く星でもあります。時には土星の力を借り、引き締めることも必要です。
土星
あなたが苦手と感じること、コンプレックス、また人生における課題を表す天体です。
制限や限界などというキーワードを持つ土星は、「幸運の星」と呼ばれる木星とは逆に「試練の星」とされています。土星のサインやハウスの示す事柄に苦手感がある……という方も多いかもしれません。しかし試練は、自分の力を飛躍的に伸ばしてくれるものでもあります。苦手から一転、自分の強みになるんです。
試練を乗り越えることができれば、それをやり遂げた自信と、社会的安定という大きな恩恵をもたらしてくれるでしょう。
天王星
現状を打ち破り、改革する力を表します。
この天体が位置するサインの事柄が、その世代において改革される対象となります。
個人が上手く利用できれば、変革を起こす力や、発明や技術開発、電気・機械関係を扱う才能となりえます。
海王星
目に見えない世界とのつながりを表します。
スピリチュアル関連、夢、潜在意識、最近ではインターネットの世界など、確かに存在するのに形としてはない……といったものたちを表します。ブーム、大衆心理、その時代における理想など、時代の意識を創っていく天体です。
個人が上手く利用できれば、高い直感力や共感力、芸術やスピリチュアルの才能となりえます。
冥王星
破壊と再生を表します。
その物事を根本から変えてしまうような、大きな変化のエネルギーを持つ星です。
個人が上手く利用できれば、絶大な権力を握ったり、死に関連する職(葬儀関係や霊媒師など)の才能となりえます。
サイン(星座)
天体のサインは、その天体がどのような性質を持っているのかを教えてくれます。
ひとつのサインに天体が3つ以上入っている場合、そのサインはあなたの特質を強く表すものとなります。
牡羊座 エレメント:火
考えるよりまず行動、が持ち味。単純ですが勢いのあるサインです。体験することを大切にします。
キーワード:積極性、行動力、勇気、純粋、ストレートさ、リーダーシップ、直感力
牡牛座 エレメント:土
穏やかな雰囲気ですが、こだわりがあります。五感に感じるものを大切にします。
キーワード:感覚、センス、能力、肉体、穏やかさ、頑固、持続力、所有すること
双子座 エレメント:風
身軽さが身上です。情報を得ることに貪欲で、言葉の扱いに長けています。
キーワード:知性、知識、情報力、言語能力、柔軟性、フットワークの軽さ、自由
蟹座 エレメント:水
共感力が高く、仲間を大切にするサイン。親しみやすい雰囲気があります。
キーワード:共感力、母性的、守る、育てる、仲間意識、庶民的、実用性
獅子座 エレメント:火
明るさと華やかさのあるサイン。創造と自己表現がテーマです。
キーワード:自己表現、創造力、華やかさ、大胆、プライド、リーダーシップ
乙女座 エレメント:土
細かいところまで目が行き届き、完璧を目指します。きちんとせずにはいられないタイプ。
キーワード:分析的、実際的、奉仕、完璧主義、コツコツ、管理能力、質の高さ、自制心、向上心
天秤座 エレメント:風
バランス感覚が高く、調和・調整するのが得意です。「相手に合わせる」能力が高いのも特徴。
キーワード:調和、調整力、社交力、美的センス、平等、公平、バランス感覚
蠍座 エレメント:水
強いエネルギーを持つサイン。心の深いところまで入り込むことができる力を持ちます。
キーワード:情の深さ、共感力、集中力、粘り強さ、探求心、深さ、融合、生まれ変わる
射手座 エレメント:火
明るくあっけらかんとした雰囲気のサイン。憧れを持ち、理想を追い求めます。
キーワード:おおらか、自由、理想家、精神的、哲学的、明るさ、情熱的、受け入れる、海外
山羊座 エレメント:土
現実的で安定感のあるサイン。しっかりとした基盤を作り、社会の中で活躍します。
キーワード:現実的、真面目、努力家、保守的、信頼感、社会貢献、権力
水瓶座 エレメント:風
先進的で、今ある常識にこだわらないサイン。それぞれの個性を大切にします。
キーワード:個性的、独創的、独自の感性、自由、クール、革新、新しさ、海外
魚座 エレメント:水
イメージの世界に生きているような、不思議な雰囲気のサインです。究極の「許し」の力を持っています。
キーワード:想像力、共感力、情緒的、夢、芸術、こだわりのなさ、許し、全てを受け入れる
ハウス
12に区分けされたハウスが示すのは、人生における経験の場、分野です。
あなたの人生において、天体の力がどの分野で発揮されやすいか、またどのような場で起こりやすいかが分かります。
出生時間が不明(12:00で入力)の方は、ハウスの位置を出すことができません。
この項は飛ばしてくださいね。
» ホロスコープのハウスとは?全12ハウスの意味や特徴を解説!
1ハウス
基本的には「場」を表すハウスですが、1ハウスだけは例外的に「自分自身」を表します。
(場として考えるなら、その人の成長と自覚の場となります)
あなたの資質、体質、キャラクターなどを表します。が、ここで示されることは本人に自覚がないことが多いです。
2ハウス
所有すること、金銭、能力に関するハウスです。
金運、財運を見る場合、こちらで見ます。収入を得やすい方向性もここから分かります。また生まれつき持っている才能、センスなども表します。
3ハウス
知性、情報伝達、初等教育、短距離移動などのハウスです。
情報伝達は、コミュニケーションに関すること、また宣伝や広告などに関わります。
短距離の移動は、流通や短距離の旅行などです。
4ハウス
家庭、私生活、両親、生活の基盤などのハウスです。
また自分のルーツ(先祖、墓など)も表します。
5ハウス
趣味、恋愛、子供、レジャーなど、創作と楽しみ、自己表現に関わるハウスです。
ワクワクドキドキするもの、やっていて楽しいことなどです。またギャンブルやゲームなどもこのハウスに属します。
6ハウス
仕事(労働)、奉仕、健康のハウスです。
6ハウスの仕事は、奉仕としての仕事(人に尽くす、自分を提供する)という意味合いが強くなります。
会社勤務など雇われて働く場合は、10ハウスではなくこちらのハウスを中心に見ることが多いです。また自分を管理するという意味で、健康運などもこちらのハウスが担当です。
7ハウス
結婚、恋愛、人間関係、社交のハウスです。
他者と交流すること全般を示す分野です。他者と関わり、その中で自分を知っていくことになります。
恋愛面の5ハウスとの違いは、相手との関係性の部分です。
5ハウスは自分が楽しむための恋愛(ワクワクドキドキしたい)という意味合いが強いのに対し、7ハウスは相手をしっかりと見て関係を築いていくという違いがあります。なので結婚も意味します。
8ハウス
生死、結婚生活、集団、財産(不動産、遺産)のハウスです。
特定の相手や集団に深く入り込むような分野を表します。(=結婚生活、セックス、大企業や宗教団体など)
生命の誕生や死に関連する分野、心理関係や霊的な分野なども表します。
9ハウス
思想、哲学、探求、高等教育、海外を示すハウスです。
精神的な部分を探求する、またそれを広めていくような分野を表します。大学や専門学校など、専門的で高度な学びなどもこのハウスの担当です。また海外と関係の深いハウスでもあります。海外に関わること、海外旅行なども表します。
10ハウス
仕事(天職)、ライフワーク、社会性のハウスです。
10ハウスの仕事は、社会貢献のために自発的にやる仕事、というような意味合いが強くなります。お勤めの方でもこのような意識で働いている方は、こちらのハウスとなります。
社会の中で自分をどう活かすか?がテーマのハウスです。
11ハウス
友人、グループ活動、ネットワーク、外国(海外)のハウスです。
各々が対等な立場で繋がる関係、またそのようなグループなどを表します。趣味のサークルなどが好例です。いろいろな価値観を知り、普遍的なものの見方を身に付ける場でもあります。また外国、海外も表します。
12ハウス
精神世界、イメージ、心理、潜在意識、霊的な分野など、目に見えないもの全般を表すハウスです。
また仮想空間(インターネットの世界)もここに入ります。
具体的にはアートやスピリチュアル、IT関連などの分野となります。
☆解釈の仕方
いろいろな読み解き方がありますが、
簡単にイメージをつかむ方法をご紹介します。
以下の文章に、自分の天体・サイン・ハウスの意味を当てはめてみて下さい。ポイントは出来上がった文章をそのまま解釈するのではなく、感覚的に捉えることです。
「私の(天体の示す側面)は、
(サインの性質)であるという特徴を持っています。
それは(ハウスの意味)という場で発揮されます」
例)
・水星が魚座10ハウスにある場合
「私のコミュニケーション力は、
情緒的で共感力があるという特徴を持っています。(→優しい雰囲気、気持ちを分かってくれそうなしゃべり方)
それはライフワークという場で発揮されます」(→お仕事やライフワークにコミュニケーション力が活かせる)
・金星が双子座6ハウスにある場合
「私の恋愛の傾向は、
自由で知的であるという特徴を持っています。(→スマートな雰囲気のお付き合いが好き)
それは仕事という場で発揮されます」(→職場が恋愛の舞台になる可能性。あるいは仕事が恋人?!)
・土星が水瓶座2ハウスにある場合
「私のコンプレックスは、
独創的であるという特徴を持っています。(→独創的なことが苦手)
それは収入を得るという場で発揮されます」(→克服できれば逆に強みになり、収入につながる)
天体の意味は、何通りにも解釈することができます。それだけたくさんのことを導き出せる占いということです。
また天体の使い方は人それぞれです。同じサインやハウスの意味でも、よく使っているものとそうでないものがあるかもしれません。(しっくりくる意味とそうでない意味が混在している)
いろんなパターンを試して、自分の天体の特徴をつかんでくださいね。
それでも自分で解釈するのは難しい!という方は、プロの占星術師にお願いするのがおすすめです。
あなたについて、いろいろなことを教えてくれるでしょう。
西洋占星術に関するよくあるQ&A
星占いと西洋占星術は違うんですか?
いわゆる星占い、12星座占いも、西洋占星術の一部です。
太陽星座のみを見て性格や運勢などを出しているのが12星座占いです。
ですがホロスコープのごく一部しか見ていないことになるので、精度という意味では正直かなり落ちると言わざるを得ません。
太陽はとても重要な天体なのですが、人は多面的な存在です。あなたの内にも10個の天体があり、いろいろな要素が混在しています。それがすべて影響し合って、あなたという人を形作っているのです。
ぜひホロスコープすべてを参照する、本格的な西洋占星術を体験してみて下さいね。
自分の星座の解説が、当たっていないと感じるんですが……。
はい、そういう方もいらっしゃると思います。
私自身も12星座占いの性格診断を見て「私、全然こんなんじゃないんだけど……」と思っていた一人です。(笑)
上で解説したように、12星座占いですと太陽星座しか参照しないため「当たってない」と感じることは多くなるでしょう。
ホロスコープ全てを見たとしても、天体には年齢が上がらないと上手く使えないものもあります。太陽以降の天体が示すことは、若いうちはピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。(この辺は他の要素もあるので、個人差があります)
また天体からのエネルギーを、よく言われる意味とは違う方向だったり、偏って使っている方もいらっしゃいます。金星を恋愛に使って楽しんでいる方もいれば、全力で趣味に突っ込んで恋愛には興味なし……というパターンも。
細かく状況と照らし合わせていくと、意外と当たってた……となるかもしれませんよ。
私は7ハウスに天体がありません。これは結婚できない、結婚には縁がないってことでしょうか?
いえ、そうではありません。天体が入っていないハウスは、あなたが「平均的に」できる分野ということです。
ハウスの数は12、天体の数は10ですから、天体の入っていないハウスは必ず出てきます。天体が入っているハウスの方が、あなたの特徴として出やすいというだけです。できないとか、自分と関係ないというわけではありません。
実際7ハウスに星がなくても結婚されている方はたくさんいます。ご安心くださいね。
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