そこでこの記事では、風水で運気を上げるために寝室で気を付けるべきポイントについて解説していきます。
ここは気をつけて!風水から見て運気が下がってしまう寝室の特徴8つ
まず初めに、風水の観点から見て運気が下がってしまうと考えられている寝室の特徴についてチェックしていきます。 あなたの寝室に当てはまる事はいくつあるでしょうか?汚れた寝具・手入れされていない寝具
あまり知られていないことかもしれませんが、人間は寝ている間に相当の汗をかきます。 これは真冬の寒い時期でも真夏でも全く同じで、汗をかかずに寝ている人は誰もいません。 汗の大部分は寝具に吸収されているため、たとえ汚れが目に見えていなくても寝具は汚れているのです。 風水では、布団やシーツは寝ている間に悪い気を吸い取ってくれるアイテムと考えられています。寝具はできれば毎日、どんなに忙しかったとしても1週間に1回は必ず洗濯をして、清潔な状態を維持しておくことに努めてください。
寝室に鏡があって寝ている姿が映ってしまう
あなたの寝室には鏡が置いてありますか?もし鏡が置いてあるとすれば、その配置場所には注意してください。 自分の寝ている姿が鏡に映ることを「鏡光殺(きょうこうさつ)」といい、風水では凶とされています。 鏡に寝ている姿が写ってしまうことで、自分の良い運気を吸い取られ、体から排出されるべきである悪い気が反射して自分の元に戻ってきます。 寝室に鏡や反射するものを置く場合は、寝ている自分の姿が写らないように工夫することが大切です。できれば鏡は他の部屋に持っていく事が望ましいですが、動かす事ができないほど大きな場合には、カバーをかけて寝姿が映らないようにしましょう。
枕元にスマートフォンの充電器などの家電を置いている
風水では電化製品は運気を乱すものとされています。 寝ている近くに電化製品を置くと、運気と体に悪影響を与えてしまうのです。 枕元に家電があるなら、今すぐ場所を移して取り除いてしまいましょう。枕元にスマートフォンなどを置いて寝るときに充電していないでしょうか?入り口から見て直線上にベッドを設置している
風水のなかでドアは気の流れが激しい場所とされています。 寝るときは無防備な状態なので、ベッドの正面にドアがあると悪い気を受けやすい状態になります。 とくに頭部分がドアの方を向いている場合は非常に好ましくありません。また、ドアの近くに配置されているのもあまり良くないですね。 風水的にベッドは入り口の対角線上に置くのがベターです。とはいえ、寝室がそれほど広くなくて望ましいレイアウトにできない場合もあることでしょう。そんなときは、パーテーションなどでドアとベッドの間に仕切りを作ることをお勧めしています。
窓の真下にベッドがある
ドアと同様に窓も風水的には気の流れが激しい場所とされています。 風水では寝室は気を休めるための場所という考え方ですから、窓の近くにベッドを置くのもできればやめた方が良いでしょう。しっかりとした生地でできている厚めのカーテンを設置すれば、良い気が外へ逃げることを防いでくれるでしょう。
寝室に水槽や花瓶など水気のあるものが置いてある
風水では水は「お金」を表しています。 「水槽」は金運や財運を引き寄せ貯める効果のあるアイテムとして知られており、「陽」の性質を持つものとされています。 なぜ縁起の良いにもかかわらず寝室との相性が悪いのでしょうか? それは寝室は体を休めるための「陰」の行動を取る部屋だからです。「陽」アイテムが寝室にあると、質の良い睡眠が邪魔されてしまい、結果的に体調を崩してしまうと言われています。 そのようなわけで、寝室に水槽を始めとする水が関係するインテリアを置くと凶に作用します。良質な睡眠が取れなくなると健康運が覿面に下がってしまうため、健康運を気にする人は特に注意が必要でしょう。
ぬいぐるみがたくさん!可愛いからって置きすぎには注意
寝室に人形やぬいぐるみをたくさん置くことは、風水的に良くないとされています。なぜならぬいぐるみは人の代わりに運気を吸い取ってしまうからです。 せっかく風水的でこだわって寝室に良い運気が流れてきても、ぬいぐるみをたくさん飾っているとすべて吸い取られてしまうというわけです。 それだけではなくぬいぐるみは悪い運気も吸い取って溜め込む性質があるため、本来であれば出ていくべきである悪い運気を蓄積してしまうこともあるのです。かわいいぬいぐるみがあると心が休まってゆっくりと寝ることができると考えている人も多いようですが、できるだけ少なくすることをお勧めします。
人が写っている写真が飾ってあるのは良くない
風水によると寝室は気を休め、明日以降への活力やパワーをチャージする場所です。 そんな寝室に活動をあらわす人物の絵や写真は不向きなのです。もし寝室に絵や写真を飾るなら、落ち着いた雰囲気の風景画などにして心が休まるようにしてください。
もっとポジティブに!寝室の運気を上げるためにやっておきたいポイント
ここまでは寝室でやってはいけないポイントについて紹介してきました。 ここからは、運気を上げるために気をつけたいポイントについて解説していきます。掃除や換気は定期的に実施する
寝室に限らず、家の中の掃除をこまめに行って清潔感を保つことは風水の基本中の基本です。 また、換気もこまめに行って悪い運気を貯めこまないようにすることも大切です。 寝室は寝るだけならそれほど汚れることはないと思うかもしれませんが、寝ている間に汗をかいてしまい湿気がたまりがちです。また、生活しているとどうしても埃などは溜まりやすくなりますから、定期的に掃除と換気は欠かさないようにしましょう。
朝起きたらすぐにカーテンを開けて光と風を取り込もう
毎朝起きた後はすぐにカーテンを開けて、寝室に光と新しい空気を取り込むことを習慣付けましょう。 カーテンをあけて新鮮な空気を取り入れることは、夜の間にたまってしまった悪い運気を放出し、爽やかな良い運気を取り入れることに繋がるのです。 またカーテンをずっと閉めたままにするのは風水的に良くないと考えられています。朝起きて爽やかな風と光を取り込むと気持ちよく1日をスタートさせることもできるので、リフレッシュして1日を過ごすためにもオススメできる方法です。
間接照明を上手に利用して少し明るい状態を作る
寝室には間接照明を用いて少し明るい部屋を作ることを意識しましょう。なぜなら風水では、真っ暗な状態は不吉とされているからです。 あまりに明るい光は寝室に似つかわしくありませんから、間接照明などを上手に利用しましょう。寝ているときも完全に真っ暗な状況を作らないようにする事が大切です。
カーテンは二重にするともっと効果的
風水の考え方では、寝室は家に呼び込んだ運気を体に取り込む空間とされています。つまり、取り込んだ運気を外に逃さない工夫が非常に大切な事です。 また窓は運気が出入りする場所でもあるため、窓をカーテンでしっかりと覆うことで入ってきた良い運気を逃さないようにします。効果的な方法はカーテンを二重にすることです。これによって運気が逃げるのを防いでくれる働きが期待できるでしょう。
これがお勧め!寝室の運気を上げるために積極的に採用したいアイテム4選
最後に、積極的に採用したい寝室の運気を上げるためのアイテムについて紹介していきます。観葉植物
観葉植物は風水において運気アップのアイテムとして定番です。 「緑は難を隠す」が風水の基本となっていて、室内や室外に関わらず、植物には家の足りないパワーを補ってくれる力があると考えられています。 このような理由により、観葉植物を寝室的に積極的に設置して運気を上昇させることをしましょう。 ただし観葉植物があれば何でもふさわしいかというとそうではありません。例えば、棘があるようなものはあまり寝室にはふさわしくありませんね。 また観葉植物が枯れてしまうとあまりよくない影響を与えてしまいますから、日陰に強くて枯れにくい植物をチョイスしましょう。さらに観葉植物を寝室に置く場合には、寝姿よりも低い場所に置くようにしてください。
ラグマット
風水では足元を暖めることも大事だと考えられています。 そこで床がもし冷たいフローリングなどの場合は、ラグマットを敷いて足元を暖めるようにすると良いでしょう。 寝る前に足を冷やすことを防いでくれる効果もあるため一石二鳥です。アロマ
「お部屋の雰囲気はそのままに風水を取り入れたい」という方におすすめなのがアロマの香りです。 風水として気の流れを良くするために香りを取り入れるのは、非常に効果的だからです。落ち着く香りのアロマを取り入れることで、リラックスして良い睡眠を確保することができるでしょう。
木製の置物
風水の考え方において、木には金運アップの効果があると考えられています。 そこで金運を上げたい場合には枕元に木製の置物などを置くのがおすすめです。寝室をもう一度見直して運気アップを!
寝室は1日の疲れを取り、明日への活力を養うための大切な場所です。そんな寝室に風水の考え方を取り入れることで、今よりもっとポジティブで前向きな生活を送ることができるでしょう。