稲荷神社に行ってはいけない人の特徴とは?怖いと感じる?参拝の作法についても解説

稲荷神社に行ってはいけない人の特徴とは?怖いと感じる?参拝の作法についても解説
日本に暮らしていて、「お稲荷さん」を一度も見たり聞いたりしたことがないという人はあまりいないでしょう。 ですがそれが神社の一つということは何となくわかっていても、具体的にどんな性質を持っていて、どんなものなのかということについては、よくわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

そんな稲荷神社について紹介します。


目次

稲荷神社とは

まずは稲荷神社とは一体何なのか、ということから見ていきましょう。 どのような神様を祀っていて、どのようなご利益があるのか、ひとつずつ具体的に見ていきます。

そもそも「稲荷神社」って何?

稲荷神社とは名前にもあるように「稲」に関わる神様を祀っています。 稲作自体が大陸から渡ってきたもので、お稲荷様もその頃に大陸から来たと言われていますが、初めて日本の歴史に登場したのは711年。 神様がお餅を白鳥に変え、その白鳥が降り立った場所で稲が実ったという逸話から、その場所に現在の総本社である伏見稲荷大社が創建されたと言われています。

お稲荷様は「神道」と「仏教」がある

実は稲荷「神社」とはされていますが、厳密には仏教系と神社系の二つの系統があります。 先にも説明したように、どちらも由来は大陸から渡来して日本土着の宗教と交わり独自に発展していったものですが、その中で仏教とも混じり、インドの鬼神である吒枳尼眞天を祀るようになったものもあるのです。

ただしどちらとも、稲や狐と関りが深いという点で共通しています。

「狐」は稲荷神社の神様ではない

「お稲荷さん」といえば狐を思い浮かべる人も多いですよね。 普通の神社では狛犬がいるところに狐が座っていて、この狐がお稲荷様だと思っている人も少なくありません。 しかしこの狐は実はお稲荷様そのものではなく、「御遣い」「眷属」とも呼ばれている神様の使いなのです。

お稲荷様で祀られている神様は「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」という神様です。

稲荷神社のご利益は「商売繁盛」

お稲荷様はその由来から稲作などを中心とする五穀豊穣の神様とされてきましたが、これは当時の人間の生活の中心が食べ物を作ることだったというのも関係しています。 そのため江戸時代に入ると商業の発展と共に商売繁盛の神様としても崇められるようになり、その他にも家内安全など人々の生活にまつわること全般にもご利益があるとされるようになりました。

稲荷神社に行ってはいけない人の特徴

ここからは実際に稲荷神社へ参拝する際に、出来ることならば避けた方がいい状況や人などについて解説していきます。 もしも心当たりがあるならば、ひとまず行くことは控えたほうが良いでしょう。

参拝しようとすると体調が悪くなったり道に迷う

たとえば参拝しようとしていた日にいつも病気になってしまったり、体調を崩してしまう。 あるいは最初は調子が良かったのに、神社に近づくにつれて気分が悪くなってきてしまう。 そんな時にはもしかすると、お稲荷様が警告を出しているのかもしれません。

少なくとも今は良いタイミングではない可能性があるので、日を改めるのが吉です。

ネガティブで悪口ばかり言う

ネガティブな言葉や悪口が多く、そのことに後ろめたさをあまり感じていない人は、心や体の中に負のエネルギーをどんどん溜めていっていると言われます。 神社ではこうした「穢れ」は忌み嫌われるもので、その状態のまま鳥居をくぐってしまうと逆に悪いものを引き寄せてしまう可能性があります。 またネガティブな願い事もお稲荷様に嫌われてしまうので、避けるようにしましょう。

食べ物を粗末にする

お稲荷様は稲作や五穀豊穣など、食との関わりが深い神様です。 そのため食べ物を粗末に扱うということはお稲荷様を粗末に扱っているということにもつながり、稲荷神社では好まれません。 仮にお願い事をしても普段から食べ物を粗末にしていると効果が薄くなる可能性もあるので、日頃から食べ物は大切にするようにすると間違いありません。

逢魔が刻(夕方16時以降)に鳥居をくぐろうとする

16時頃、つまり夕方は昼と夜が交じり合い混沌とする時間帯で、「逢魔が時」とも呼ばれます。 夜は魔の象徴でもあり、魔が人間の暮らしている昼の時間に入り込みやすくなるのです。 そのため、よくないものに出会ってしまう可能性があり、参拝にはおすすめできません。

午前中からお昼頃まで、日の高い時間に行くことをおすすめします。

稲荷神社の参拝で気を付けたいこと

最後に、稲荷神社に参拝する際に気を付けておきたい点について解説します。 これらを守らないと場合によってはお祈りの効き目がないどころか、悪いことが起きてしまう可能性もあるので気をつけてください。

自己中心的な願いは控える

お稲荷様は五穀豊穣や商売繁盛など、市井で暮らす人々みんなが幸せになることを願う神様です。 なのであまりに自己中心的な願いや、他人が不幸になることを願うのは良くないこととされています。 家族や周りの人々が一緒に幸せになれるような未来をお願いするのが良いでしょう。 こうしたことから、縁切りなどには向いていません。

ペットを連れて行かない

稲荷神社には神様の使いとして狐がおり、狐は犬をあまり得意とはしていません。 なので犬などのペットを連れて行くと何かしらのトラブルが起きる可能性があるので、ペットを連れて行くのは控えるようにしましょう。

また実際にもフンの始末や争いごとの元となるので、ペットの同行は避けたほうが良いでしょう。

肉や魚を持ち込まない

神社では原則的に殺生がご法度とされています。 つまり生き物を殺して食べることも良くないとされているので、肉や魚などを持ち込むのは良くありません。

特にスーパーなどで買い物をした後は、日常の延長で自然に食べ物を持ち込んでしまうかもしれないので、参拝の予定がある時にはその前の買い物も控えるようにすると良いでしょう。

ライターや煙草を持ち込まない

お稲荷様の使いである狐は動物なので、ライターやタバコなどの火気は嫌います。 使いが怖がってしまうと神様も良くは思わないので、願いをかなえてもらえないかもしれません。 また神社には木造建築も多く、火の不始末によって火事なども起こしてしまいかねないので、安全の意味でも火気は持ち込まないようにするのが基本となっています。
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稲荷神社に行ってはいけない人の特徴とは?まとめ

日本の至る所にあり、身近なものでありながら、その実体はあまりよく知られていない稲荷神社。 お祀りしている神様や、神道系と仏教系の二つの系統があるなど、驚くことも多かったのではないでしょうか。

色々とご利益の多い神様なので、ぜひお願いしたいことがあるかたは、ここで紹介したことを参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

望月 星乃のアバター 望月 星乃 編集部マネージャー

占いセレクト編集部マネージャーです。
子供の頃から占いに興味があり自らタロットで占ったり、失恋のたびに周りで当たると噂になっている占い師の所へ行って占ってもらったり、30年以上占いに関わってきました。
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