子どもがいても男性が離婚を決断する時とは?

夫との不仲で頭をよぎるのは離婚。 子どもがいる場合には簡単にはいきませんが、それでも男性が別れを選択する場合子どもがいることで思い留まっていても、これ以上の結婚生活が難しいと判断すれば、男性は離婚を決意します。 決断をする理由や、離婚を決めた男性に見られる行動、離婚に向けて準備しておきたいことを解説していきます。

妻として理解したい男性の気持ちやチェックしておきたい行動、離婚することになった際の準備についてご紹介していきます。

目次

子どもがいても男性が離婚を決断するのはどんなケース?

子供がいても男性が離婚を決断するケースを解説します。

自由に過ごすために1人になりたい

妻や子どもと過ごす時間は夫にとっても尊く幸せなものですが、家族を持つことで1人になれる時間は大幅に失われてしまいます。 子どもがいればなおのこと、生活は子ども中心。 妻の愛情も子どもに重きが置かれることが多いことから、自分がないがしろにされていると感じる男性も少なくありません。 家族と一緒にいてもつまらなくなり、かといって自分1人だけで自由を謳歌できないとなれば、結婚生活を解消するという選択も出てきます。

妻と性格や価値観が合わない

恋人関係の解消、そして離婚原因として最も多いのが、パートナーとの性格の不一致といわれています。 夫婦の場合には、共同生活を続けていく中で見えてくる考えかたの相違や、価値観の違いです。 相手と考えが合わなければ会話の中でもめることも多くなりますし、子どもの教育方針が喧嘩の原因になることもあるでしょう。 不平や不満が重なっていけば、関係が破綻する原因になります。

嫁姑問題が拗れている

いつの時代においても嫁と姑、家族の中での女性同士の関係はシビアですし、その割を食うのは夫である男性です。 男性のいないところで嫌味を言うくらいであれば我慢もできるでしょうが、正面からぶつかって板挟みになる状況は耐えられるものではありません。 母親と妻の双方から愚痴を聞かされるようなことになれば、精神的にもまいってしまいます。

長期間のセックスレス

女性は結婚して子どもを持つと、子どもの世話に重点を置いて性的な欲求を重視しない傾向です。 そうなると、後回しにされてしまう男性の欲求は解消しようがなくなり、求めても拒否されることが続けば不満が募ってしまいます。 男性としての魅力がないのではないかと、自信を失ってしまうケースも少なくありません。 男性は女性と比較し、パートナーとのセックスを重要視しているかたが多いため、今後もレスが続く可能性があれば、離婚が頭をよぎるほどの死活問題です。

不倫相手にのことを本気で好きになった

不倫していて相手の女性のことを本気で愛し、後戻りできなくなったと感じれば、子どもがいることが離婚の決断を鈍らせる理由にはなりません。 すでに妻との関係に亀裂が入っているならなおのこと、愛し合える女性との関係を大切にしたい気持ちが強くなり、離婚の確率も上がります。

子どもが自立する年齢になった

とくに、50代以降に多いのが、子どもが自立したタイミングでの離婚の決断です。 子どもが年齢的にも経済的にも独立すれば、子どもを理由に我慢することもなくなります。 夫婦が自分たちの今後について考えることも増えてきますし、その時に一緒に過ごす将来が見えなければ、離婚を決意することになるのです。
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離婚を決意した子持ち男がとる行動

離婚を決意した子持ち男が取る行動を解説します。

これまで溜め込んできたことを表に出し始める

離婚を決意したことで、これまで家族や子どものためにと思って溜め込んできた不満や怒り、悲しみを口に出すことも多くなります。 自分が感情的になれば家庭の雰囲気がもっと悪くなってしまう、揉めている妻ともケンカの回数が増えてしまう、そうなると、とばっちりを受けるのは子どもです。 そうならないように我慢していたことも、家族との別れを決めた後にはもう遠慮しなくなります。

自分のペースで考えて行動するようになる

もう、妻や子どものペースに付き合う必要はないからと、マイペースな発言や行動が目立つようになります。 これまでにそうしなかったのは、家族のペースに合わせることが平穏な結婚生活にもつながると考えていたからです。 しかし、離婚しようと思ってからは違います。 自分のやりたいことを主張しますし、実際に家族の了承を得ずに行動することも多くなり、ワガママな振る舞いが目につくようになるでしょう。

面倒くさいことをやりたがらなくなる

家族を大切に思っていれば、面倒なことでも頼られると率先して行いますが、愛情が薄れるとその理由もなくなります。 やりたくないと思えばどんなに頼んでもやりませんし、面倒だと思えば逃げ、家事にも育児にも関わりたがらなくなるでしょう。 そのことに妻が不満を感じたところで、別れる前提なら男性にとっては問題ありません。

家庭以外に自分の居場所を必要とする

離婚することにしたら、家庭とは別に自分のいるべき場所を作ろうとします。 自分のことをより理解してくれる人と一緒に、居心地のいい空間を確保したいからです。 この場合、まず家庭で過ごす時間が少なくなります。 仕事からの帰りが遅い日が多くなったり、休日は家族をないがしろにして友達と遊び歩くといった行動をとり、実家に足を運ぶ回数も増える傾向です。

決断はまだ早い!離婚はどうすれば回避できる?

離婚はどうすれば回避できるのか解説します。

まずはじっくり話し合おう

まずは、どうして離婚したいと思ったのか、その原因を知ることが大切です。 夫婦だからといって以心伝心というわけにはいきませんし、話さなければ伝わらないことはたくさんあります。 そのためにも、まずはお互いに考えていることを打ち明け合う機会を作るようにしてください。 離婚を決める理由が解消できることであれば、これからの行動次第で離婚を回避できる可能性も高まります。

専門家への相談も検討する

離婚問題はセンシティブな話しですから、身近な誰かへの相談を躊躇うかたも少なくありません。 しかし、自分だけで対処しようとすれば、冷静な判断ができなくなる可能性もあります。 その場合には、夫婦関係の問題について詳しい専門家に、アドバイスを受けることも視野に入れましょう。 関係修復を考えているなら、夫婦カウンセラーなどがおすすめです。

離婚の話が進んでしまっている場合には、弁護士に頼るという選択もあります。

離婚届不受理申出制度で離婚成立を阻止

夫が勝手に離婚届けを出す可能性があれば、意図しない離婚が成立しないように阻止することもできます。 それが、離婚届不受理申出です。 もし、強く離婚を迫られたとしてもその場では応じずに待ってもらい、早いうちに役場で申請しておいてください。 対応しておけば、納得できない離婚はひとまず回避できます。

離婚成立までに女性がやっておきたいこと

離婚成立までにやっておきたいことを解説します。

慰謝料の有無を調べておく

離婚の原因に相手の不倫や暴力などの不法行為があった場合、証拠を押さえておけば慰謝料がもらえる可能性があります。 きちんと請求して獲得できれば、離婚した後の経済負担がかなり軽くなるので、手続きの準備をしておいてください。 状況がわかる写真や医師の診断書、探偵の調査報告書などが証明に利用できます。 認定される被害が多いほど、請求できる慰謝料額も増えるので、できるだけ揃えておきましょう。

子どもの親権を決める

子どもが未成年の場合、父親と母親のどちらかが親権を持つことになります。 親権を決めておかないと、離婚もできません。 何よりも優先されるのは、子どもの利益です。

離婚後により良い家庭環境で過ごせるよう、シミュレーションしてみてください。

請求する養育費を算出する

親権者ではない、子どもと離れて暮らす親は、子どもを養育することになる親に対し、養育費を支払っていくことになります。 子どものために使われるお金ですから、適正な金額を算出し、応じてもらえるように話し合ってください。 相談しても適正額がわからない、双方の意見が一致しない場合には、家庭裁判所で用意されている算定表などを利用するといいでしょう。

共同財産を夫婦間で分割する

婚姻期間の中で夫婦が作り上げた、夫婦共同の財産を生産するのが財産分与です。 女性が専業主婦で、財産が夫の稼ぎで購入されたものであっても関係ありません。 名義も無関係です。 家事や家族の生活サポートを続けてきたのであれば、夫婦が一緒に築いた財産になり、分与される対象になります。 現金はもちろん、車や生命保険などは基本的に折半できるものですから、権利はきちんと主張していきましょう。

離婚した後に生活する場所を用意する

離婚が成立した後に暮らせる家がなければ路頭に迷ってしまいます。 収入状況や就業状況にもよるでしょうが、先に住む場所を確保しておくと安心です。 実家に住めれば、家事や育児のサポート面も期待できます。 頼れない場合には、賃貸物件を探すことになるでしょうが、条件に合う部屋がすぐに見つかるとは限りません。

会社の社宅、公営住宅なども、離婚の後にすぐに入居できる保証はありませんから、早めに目星をつけておいてください。

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夫の行動には注意!いざという時の準備も入念に

子は鎹と言いますが、必ずしも離婚を妨げる理由になるわけではありません。 男性が決意すれば、言動にもその傾向が表れますので、注意深く見ておきましょう。 離婚することになった時には、それが納得のいく決断になるように準備しておくことも大切です。
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この記事を書いた人

望月 星乃のアバター 望月 星乃 編集部マネージャー

占いセレクト編集部マネージャーです。
子供の頃から占いに興味があり自らタロットで占ったり、失恋のたびに周りで当たると噂になっている占い師の所へ行って占ってもらったり、30年以上占いに関わってきました。
当サイトでは占い好きのスタッフが集まり日々調査を行い、電話占いや全国の占い師についての情報を発信しています。

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