電話占い利用の際の注意事項と守るべき最低限のマナー

電話占いは自宅にいながら有名な占い師の鑑定が受けられると人気のサービスですが、いくら当たる電話占いでも先生と相談者の相性で結果が違うこともあります。 満足した鑑定を得るためにも利用するにあたって注意すべきことがあります。

初めて電話占い！利用する前の注意事項

初めて利用する際には、いくつか占いにおいて把握しておきたい注意点もあります。気持ちよく悩みを解消できるように、予めチェックしておきましょう。

電話占いサイト選びの注意点

一口に電話占いといっても、さまざまな特徴と種類があります。 利用者が多いサイトは使い勝手もよく、鑑定までの流れもわかりやすくなっています。 また、初回無料キャンペーンがあるサイトがよりお得。費用をかけずに気になる占い師に鑑定をしてもらうことが可能です。

占い師選びの注意点

占い師は扱っている占術の他、得意としている相談内容や話しかたもそれぞれ異なり、個性があります。 まずは何を占ってもらうか目的を明確にした上で、占い師のプロフィールや鑑定スタイル、口コミを参考にじっくり自分に合った占い師を探していきましょう。 より具体的に「【占い師の選び方】当たる占い師と当たらない占い師の見極め方」にて解説しています。 安易に人気や評判だけを鵜呑みにせずに、「相性のいい占い師」を見つけることが大切です。巡り会えれば、鑑定時の満足度もアップします。

こんな人はダメ！占いしてはいけないタイプ

まず、電話占いによってどんな悩みでも解決できるわけではありません。

そもそも、問題に対してどう向き合うか、最終的に決めるのは本人なのです。 占いで白黒の決着をつけようとしたり、期待する結果が出ないことに不満を持つのは厳禁。また、占い師の言葉に頼りきりになり、決断を全て委ねようと依存するのも避けなければなりません。 占いの上手な付き合い方！誤った活用法と共に解説

電話鑑定を受ける際の注意点

電話占い鑑定を受ける際に気を付けることは次の3つ

①鑑定結果は絶対じゃないため深刻に捉え過ぎない

真面目な方に多いのですが、ネガティブな鑑定結果が出ると過度に不安になり日常生活に支障をきたす場合があります。 占いはあくまで占い、おみくじ程度に捉えて悪い結果が出たらキレイさっぱり忘れてしまうくらいがメンタル的にいいでしょう。 良い結果が出たときも同様に受かれ過ぎないことが大切です。 »占い依存症とは？占い依存症を克服する方法 »占いに科学的な根拠はない？占いが理にかなっている理由を解説

②ニセ占い師の悪徳商法に惑わされない

きわめて稀なケースですが占い師の中には、水晶玉やパワーストーンの購入を勧める者がいます。 その多くが「商品を購入することで厄災を退けることができる」など相談者の不安な心につけ込む言葉を使ってきます。 霊感商法の詐欺手口と対処法！よくある事例から学ぶ引っ掛からないための対策

③自分の希望する結果がでるまで何度も鑑定させる

電話占いで最大のタブーは何度も同じ相談の鑑定をしてもらうことです。 占術によっては毎回結果が変わるものがあるため、何度も占ってもらうことで自分の希望する結果を得ることは理論上可能です。 しかし、それはもはや占いではありません。 占い師の技術を軽視する行為ですから絶対に控えるべき行為です。 »電話占いで鑑定結果がハズレる原因と外れた時の対処法！自分にも原因あり

占い師との会話で注意しておきたいこと

次に、私がこれまで経験したなかで、こんな占い師は要注意という3つのポイントについて解説します。

• 鑑定を引き延ばしサービス外での鑑定を誘ってくる
• 開運グッズなどを買わせようとする
• 不必要に不安を煽る占い師もいる

鑑定を引き延ばしサービス外での鑑定を誘ってくる

電話占いは基本、鑑定時間に比例した利用料がかかります。 良心的な占い師は予算内で相談できるように、希望する時間で終わるように話しをまとめてくれますが、中には結果をなかなか伝えずに引き延ばそうとしたり、詳しい鑑定がしたいと対面占いへの勧誘をする占い師も紛れているのです。 こうした場合には、すぐに電話を切って構いません。サポートセンターにも通報しておきましょう。

開運グッズなどを買わせようとする

大手電話占いサイトでは明確に、占い師が相談者に対して開運商品販売を行うことを禁じていますし、鑑定料金や通話料以外に費用がかかることはありません。 しかし、個人間取り引きを持ちかけようとする占い師がいないとも限りません。 騙されることがないように、くれぐれも用心しておいてください。

不必要に不安を煽る占い師もいる

占いは明るい未来を歩むために受けるものです。悪い結果が出たとしても、必ずそれを避けるため、ダメージを軽減するためのアドバイスが行われます。 にもかかわらず不安ばかり煽り、悪いことが起こると脅し、回避のために定期的な鑑定を促す占い師もいます。相談者を救うためではなくお金儲けのための鑑定をするような占い師の言葉は、信じるべきではありません。 前向きな気持ちになれる占い師に乗り換えてください。 »電話占いのからくり・仕組みを解説！どうやって占うの？対面せずに鑑定する方法 »電話占いのやばい被害・トラブル事例！「騙された」「詐欺られた」の対策方法

悩み相談の注意点！占いで聞いてはいけないこととは？

どんな悩みでもアドバイスを受けられるイメージがある占いですが、いわゆるタブーも存在しています。

投資についてやギャンブルなどの悩み

まず、占いで視ることができるのは「確定した未来ではない」という点が重要です。 投資先やお金を使うタイミング、ギャンブルなどは占えない相談の1つですが、これらもこうすれば必ず儲かる、損をしない、当たると言い切ることができないからというのが理由になります。

人の命や健康状態に関わること

健康状態や命の起源は、その人がどのような道を選択し、どう行動するかによって異なってくるものです。 ギャンブルと同様に固定された未来を視られない占いでは、鑑定してはならないものとされています。

失せものが見つけられる場所

電話占いサイトでは、その多くで失せもの探しが禁じられています。 取り扱っている占い師がいないわけではありませんが、非常に難易度が高い上に「あった」「なかった」と当たりハズレが明確になることから、クレームの対象にもなりやすいからです。

犯罪の手助けや人を傷つける内容

悪事に手を貸してもらいたい、誰かを傷つけたい、それは占いではなく呪いの域です。呪いは必ず術者と相談者に返しが来ます。 電話占いはあくまでも、自分が幸せになったり、誰かを幸せにするために利用するものです。 恋愛問題を抱えているかたの中でもライバルの不幸を願ったり、振った相手に仕返しがしたいという相談が少なからず見られます。しかし、不純な動機で誰かを不幸する鑑定は決してできません。

電話占い鑑定を受ける時のマナー

ここだけはおさえておきたいマナーを4つ紹介します。

①準備を整えてから占ってもらう

電話占いに不慣れだと予想以上に緊張します。とくに初心者は自分の抱えている問題を正確に先生に伝えようとして必要以上に力が入ってしまうようです。 真剣なのは大変結構ですが、緊張で話の内容が分かりにくくなり先生を困らせてしまってはマナー違反です。 落ち着いて話せる精神状態に整えておく必要があります。 »電話占いをする前の準備！効率よく鑑定を受けるために必要なもの・事前準備について

②鑑定中は無駄な質問はしない

鑑定を初めて頼んだ先生の実力に興味を持つ方は大勢います。しかし実力の無い先生に占ってもら手も意味はありませんから当然と言えるでしょう。 先生の実力を計るために「私が最後に付き合った女性のタイプを答えてください」のような質問をするのは望ましい行為ではありません。 明らかに先生を試していると分かりますから少なからず反感を買います。 » 占いで聞くことが多い相談事ランキング »【電話占いのメリット・デメリット】対面占いと比べて良い点、悪い点を知っておこう

③事実と異なる情報を先生に伝えてはいけない

普段の生活でも事実と異なる情報を相手に伝えると後で必ず問題になります。 占いも同様で、占い師の先生に見栄や恥ずかしさのために誤った情報を提供と鑑定結果の精度が大きく低下します。 スピリチュアル系の占い師の場合、嘘をつかれると何か違和感を覚えて相談者に対して警戒心を高める可能性があります。 そうなると満足いく結果は得られないでしょう。

④他の占い師の鑑定結果を口にしてはいけない

数あるマナー違反の中でもとりわけ先生との関係を壊すのが「他の占い師の鑑定結果を話す」ことです。 鑑定結果は先生や用いる占術によって様々に変化します。教えてもらった鑑定結果が自分の望むものでなくても、それは仕方ありません。 他の鑑定結果を口にしながら不満を述べるのは「自分の都合に良い鑑定を出せ！」と言っているようなもので、もはや鑑定ではありません。

電話占い注意点とマナーのまとめ

以上、

• 鑑定を受ける際の注意点
• 電話占い鑑定を受ける時のマナー

についてまとめました。 電話占いを利用する際には、まず、自分に合っているサイトと占い師をじっくり選ぶことが大切です。おかしな占い師に引っかからないように気をつけながら相性のいい先生を探し、鑑定時のルールを守りながら相談をしましょう。 電話占いは当たる時もあれば外れる時もあります。鑑定結果に事実と異なる内容であった場合、占い師を軽視してしまう人が多いですが、それでは鑑定の効果を高めることはできません。 先生によっては鑑定した後に行う相談者との会話で本格的な鑑定をする方もいます。