占い師は数多くいますが、なかには本当に当たるわけではなく、当たったと錯覚させている占い師も存在します。
そこで今回は、占いが当たっているように感じるのはなぜか、当たったと錯覚させるカラクリについて解説します。占いに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
インチキ占い師のやばい手口4つ
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占いで当たると錯覚させるカラクリとは?
占いが当たってるように感じる理由は次のようなからくりが考えられます。
心理学を生かした会話やテクニック
占いが当たると錯覚させるカラクリのひとつは、心理学を生かした会話やテクニックです。
占い師の中には心理学を学んでいる方も多く、鑑定でも心理学を応用した会話やテクニックを用いることで、まるで占いが当たっているかのように思わせていることがあります。
特に対面型の占いでは心理学に基づいたテクニックが生かしやすく、占い師が自分のことをすべて理解しているように感じてしまうこともあります。
しかし、あくまでも錯覚させるテクニックであり、本当に当たるとは限りません。
経験によって相談者の傾向を把握している
占いが当たると錯覚させるカラクリとしては、占い師が経験によって相談者の傾向を把握していることが挙げられます。
鑑定歴の長い占い師は非常に多くの相談を経験しているため、相談者の悩みの内容や、どのようなアドバイスを求めているかの傾向を知り尽くしています。
そのため、相談者の傾向に合わせた答え方をすることで、本当に当たったように思わせることができます。
豊富な経験を生かした鑑定であるため、実際に当たっていることもあります。
悩んでいるときは鑑定結果を信じてしまう
占いが当たると錯覚させるカラクリと言えるのが、悩んでいるときは鑑定結果を信じてしまうということです。
人間が真剣に悩んでいるときは、精神的に弱っている状態となります。
そんなときは他の人に悩みを理解してほしい、解決する方法を教えてほしいという気持ちが強くなるため、占いの内容も信じてしまいやすいです。
しかし、ただ占いを信じるだけでは実際には解決できないことが多く、さらに気分的に落ち込んでしまうこともあります。
良い結果がでるまで鑑定を受けている
占いが当たると錯覚させるカラクリとなるのが、良い結果がでるまで鑑定を受けていることです。
そうしていると、いつか自分が満足いく鑑定をしてくれる占い師に出会うことになり、占いが当たったように思い込んでしまいます。
ただし、例え自分にとって良い結果だとしても、本当に当たっているとは限りません。
本当に当たる占い師も存在する
占いが当たると錯覚させるカラクリとしては、本当に当たる占い師が存在することも挙げられます。
実際に占いを的中させている占い師がいるので、自分が鑑定してもらった占い師も当たっているに違いないと考えてしまう方が少なくありません。
占い師の評判や実績をチェックして、本当に当たる占い師を選ぶようにしましょう。
【参考動画】逮捕された占い師・霊媒師⇒要するに詐欺師を実名で紹介。手口もね!
インチキ占い師が使う「当たる」と錯覚させる手口4つ
占い師けんけんTVでおなじみプロ占い師「彩里健人」先生も次のようにおっしゃっています。
「一般の人は占い師はインチキとか詐欺師とか思っているっていうのはしょうがないことだと思います。そういう人が多いので、思われても当然。」
そこで、インチキ占い師が「当たる」と錯覚させるテクニック4つを紹介します。
コールドリーディング
コールドリーディングとは話術の一つ。即興で会話相手の感情を読み取り、言い当てることで信頼を獲得するという心理学的テクニックです。
コールド・リーディング(Cold reading)とは話術の一つ。外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。
引用:wikipedia
まずは占い師が、誰にでも当てはまるような質問をします。それに対して相談者は驚いたり同意したり、肯定的な反応を示します。
その感情を巧みに読み取ったうえで、もっともらしいことを重ねて言えば、相談者は「占いが的中した!」と思い込み、占い師を信用し始めます。
- 誰にでも当てはまることしか言わない
- 会話の中で引き出した情報しか知らない
このような占い師は、コールドリーディングを悪用している疑いが濃厚です。
本来占いは、それだけではわからないことを浮かび上がらせるはずですから。
バーナム効果
バーナム効果とは、星座占いや血液型占いなどで有名な心理学的現象。
星座占いなど個人の性格を診断するかのような準備行動が伴うことで、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分、もしくは自分が属する特定の特徴をもつ集団だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。
引用:wikipedia
コールドリーディングでは、これを巧みに利用します。一見的を射ているように見えて、実は誰にでも当てはまることを述べているだけなのです。
人間とは、それぞれ複雑な内面を抱えており、一言で人柄を説明することなんて本当は不可能。
「大ざっぱだ」と言われたらそれも正解で、「神経質だ」と言われたらそれも正解。それなのに、自分のことを言い当てられたと錯覚してしまいます…。
バーナム効果は、発言者が権威のある人間だったり、ポジティブな内容だったりすると、効果が高まるというのが研究でわかっています。
したがって、やたら権威をアピールする占い師、いいことばかり言う占い師は、このバーナム効果を悪用していると考えられますね。
バーナム効果について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
≫ バーナム効果とは?占いに利用された例や心理!見抜くコツ
ストックスピール
ストックスピールは、バーナム効果を利用した会話テクニックであり、コールドリーディングの一種。
一見誰にでも当てはまる質問の中でも、あたかも本質を突くようなことを言い、相手を「ギクッ」とさせることによって、信頼を勝ち取ります。
「あなたは今、仕事で悩みを抱えていますね?」、「人間関係で苦労されているでしょう?」なんて、あたかも占いで出た結果のように言われたとして、こんなの誰にだって当てはまりますよね。
まず占いを利用する時なんて、何か悩みがあるに決まっていますし、抽象的な物言いをすれば大体当たります。
よっぽどピンポイントな情報を言い当てられない限りは、「当たってる」と盲信しない方がいいでしょう。
ストックスピールについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
≫ ストックスピールとは?占いで利用されているテクニック実例を紹介
ホットリーディング
ホットリーディングも、主にニセモノの霊能者や占い師のカラクリとして有名です。
これはコールドリーディングと対照的に、事前調査に基づいて事実を言い当てるというテクニック。
事前調査の方法はさまざまですが、本やインターネット、探偵を使うなど。有名人ならともかく、一般人の占いでそこまで用意するとは考えにくいですが…。
注意しておきたいのが、占い師同士での情報共有が行われている可能性。
ホットリーディングについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
≫ ホットリーディングを使う占い師の特徴や防ぐ方法は?やり方や実践例を紹介
占いが当たったように錯覚させられた体験談
人生に悩みすぎて占い行ったけど心理的に先入観で占った言葉を勝手に当てはめて当たったと思ってるだけだろうなと冷静に思った。
— 咲空-sakura- (@music__messiah) November 6, 2021
占いに行った激務の友達が「めっちゃ当たった」と言うので内容を聞いたら「あなたは悩みがあるけど周りに見せずに頑張っている。息抜きが必要」と言われたらしく、それって誰にでも当てはまることじゃ?と思ったけど、本人が「会社休むわ」と言っていたのでなんか占いって別の効果がある気がしてる
— 毒島サチコ (@sachikonoblog) November 6, 2021
占いなんて当たらないのが基本だと思ってるんだけど、巣鴨の人に占ってもらったときに、「仕事がうまく勤まらなくて」と言ったら「だってあなた人の下で働く人間じゃないもの、うまくいくわけない」と言われたのと、「今抱えてる問題は「病気」じゃない」と言われたのは、当たったかもと思ったw
— もなかおばさん@発達垢 (@monaka_adhdasd) September 9, 2022
このように、占いが当たっているように思ったものの、実際には錯覚だったという体験をした方は少なくないです。
ただし、錯覚だとしても本人は納得できたという意見もあるので、錯覚させられる占いでも一概に効果がないと言い切ることはできません。
本当に当たる占い師か見極めるポイント
パワーストーンなどグッズを買わせようとする占い師は当たらない
当たる占い師か見極めるためのポイントのひとつが、パワーストーンのようなグッズを買わせようとする占い師は当たらないということです。
悩み相談に対して、悩みを解決するにはグッズが必要であるなどと言い、購入を迫る占い師が存在します。
しかし、このような占い師は高額なグッズを売りつけて利益を上げることを目的としているため、鑑定の内容も参考にはなりません。
相談者の不安を煽る占い師には注意が必要
当たる占い師か見極めるためのポイントとなるのが、鑑定で必要以上に相談者の不安を煽る占い師に注意することです。
近い将来不幸が起きるなどと言い、不幸を避けるために何度も鑑定を受けるよう勧めてくるような占い師がいます。
このような占い師の目的は、相談者の気持ちを弱らせて占いを頼るように仕向け、リピーターにすることにあります。
不安にさせるようなことばかりを言って、解決策やアドバイスをしてくれない占い師は信用しないようにしましょう。
鑑定を受けることで元気になれるのが本物の占い師
当たる占い師か見極めるためのポイントは、鑑定を受けることで元気になれるのが本物の占い師であるということです。
占いの本来の目的は、相談者の悩みを解消し、前向きな気持ちにさせることにあります。
したがって、鑑定を受けた後で気持ちがすっきりして元気になれていれば、本物の占い師ということになります。
本物の占い師に相談に乗ってもらえれば、鑑定に何度も通うようなことをしなくても、気分が晴れて元気になることができます。
錯覚ではなく本当に当たる占い師を探しましょう
以上、占いが占い 当たってるように感じる理由、錯覚するのはなぜか、そのカラクリについて取り上げました。
当たる占い師を見極めるためのポイントも紹介しているので、錯覚ではなく本当に当たる鑑定をしてくれる占い師を見つけるために役立ててください。